函館山ふれあいセンター講演会
2015.2.46
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去年の4月27日、同じことがあった。函館山スタンプラリーである。そこで対馬先生がふれあいセンターで蝶の講演会を行った。そして今年も同じように函館山スタンプラリーが開催され、蝶の講演会を依頼された。
「今年はお前がやれ」と対馬先生から指令が。
帯広にいた時に出前授業で小学生向けのチョウチョの講演会を何度かやったことがあったので、そのデータを改良して行う事にした。でも心配なのは、お客さんが入るのか?という事。去年も思ったより少なかった記憶がある。
今日は生物部部員も全員集合して、特に1年生には講演会を一緒に聞いてもらい、蝶の事に関して知識を深めてほしいと思っていた。
講演会は10時からの予定。自分はMさんと9時頃に到着。準備を始めた。
去年はようやく桜が咲くかと言う頃だったが、今年は満開である。 |
パソコンやプロジェクターを準備するところ。
パソコンの前にはMさん。左側には新入部員W君 |
準備も終わり、まだ時間があったので部員達に「そこらへん散策してきてもいいよ」と言って、時間つぶしをさせた。その間自分は見張り番。
9:30 9:40 9:50・・・ほとんどお客さんが来ない・・・・・。
そして10:00になった。お客さん二人だけ。
まぁ、準備したと言っても帯広で使ったパワーポイントを少し改良したのと、標本を準備した位だからいいんだけど、席に座っているのはお客さん二人+部員6人+対馬先生のみ。なんとも寂しい感じは否めない。
でも10:00になったのでスタート。 |
真面目に講演をする私 |
30分の予定だったが少しオーバーしただろうか。途中、お客さんが一人増えて3人になった。
コスタリカのバタフライガーデンで購入した蝶の標本が帰国後こんなにも役立つとは思わなかった。モルフォチョウの構造色を説明するのにすごく便利。 |
新入部員のN君にコスタリカの蝶の標本を持たせて説明しているところ |
講演会自体はまずまず良かったんじゃないかな?と思う。終了後、部員に「どうだった?」と聞いたら「わかりやすかったですよ」と評価してくれた。
お客さんが少なくてとても残念。去年より少なかったんだけど、去年も聞きに来たという小学生が今年も来てくれていた。昆虫が大好きなんだって。11歳と言っていたので、4年後、是非生物部に入部してほしいなと思った。
また、講演会終了後函館山で自然ガイドをしている方が、8年前に死んだ父と知り合いだったという事で、私の名前を聞いて駆けつけてくれた。
「お父さんにはお世話になったんですよ〜」って言ってくれて、なんだかとても嬉しかった。でも「全然似てないね〜」って。そこは自分もちょっと気にしているところ。父はガリガリだったからね。
ここで今日の生物部としての活動は終了。
部員達はこの後釣りに行くという事で入船漁港へ。しかし天気はいいものの暴風でとても釣りどころではない。対馬先生の助言により住吉漁港へ向かった。 |
住吉漁港 |
入船漁港よりはちょっと風が少なかったかもしれないが、住吉漁港でもかなりの風だった。自分は最初からあまり釣りには乗り気ではなかったが、この風で戦意は喪失していた。 |
地物人に釣りポイントを聞く部員 |
一応竿を持って来てはいたので、Mさんに貸すことにしたが、仕掛けを付けたり準備は部長が行っていた。優しいね。そして部長が投げていた。
去年の活動で部長が仕掛けだけ飛ばしたりしたことを思い出して吹き出したが、今日はしっかりちゃんと飛ばしていた。さすが! |
Mさん用の竿を準備する部長 |
新入部員のN君は釣りが大好き。「全国の釣り場を巡ってみたい」なんてことも言っていて、投げる姿もさまになっていた。でも、釣り竿入れを海に落としていた・・・。 |
釣りをするN君 |
昨日の活動で蛾を指に乗せいていたYさんは、今日はヒトデを見つけて掴んでいた。そしてそれを海へブーメランのように飛ばしていた。
ここでも去年、対馬先生がペチャンコになったカエルをブーメランのように飛ばしていたことを思い出して吹き出した。
昨日に引き続き、今日はヒトデで遊ぶ女子高生! |
ヒトデを持つYさん。このあとヒトデはブーメランのように海へ |
風が強いだけを除けはなかなかいいんだけど、その風が致命的である。寒いし。
Mさんも早々にギブアップして私の車の中に入り込んでいた。
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釣りをするみんな |
とにかく風が強くてどうしようもなく、Mさんはギブアップ。自分もギブアップ。そろそろ帰ろうかなという感じになってきた。函館山のスタンプラリーの講演会の時にみんなで記念撮影する予定だったが、撮り忘れたのでここで記念撮影。
そして私と女子部員は帰ることにした。このあと、魚は釣れたんだろうか?? |
部員達で記念撮影
(1年生と顔だすのが恥ずかしいMさんはボカシ入れてます) |
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