ワラビ採りとウスバシロチョウ
2015.5.10

 今日は天気が良い予報だったので、金曜日のミーティングでは活動をすると言う事になっていたのだが、実際の今日の天気はそれほど良いものにはならなかった。

 でも、活動の計画を立てていたのでとりあえず参加部員と集合した。今日の活動は1年生のYさん、N君、J君と私の4人だ。対馬先生は別行動。

 最初、滝ノ沢という地区の林道に入ることにした。これは前日対馬先生から言われていた場所なのだが、正直どうやって行くか自信が無かった。確かまだ雪が残る頃に一度、ミドリシジミ類の卵探しで来たのだが、今とでは時期が違うので見える景色も違う。
 「この辺かなぁ〜」と思いながら砂利道を何本か走ってみたが、蝶の気配も感じられず、雲も多く時々日が差す程度。更に気温が低く、車の外気温計は10度だった。
 時間もまだ早く9時頃だったせいもあるかもしれない。蝶の調査と言う感じではないなと判断し、ここは諦めることにした。
 予定ではこの後対馬先生と落ち合い、ワラビ採りをする予定だったのだが、ワラビのポイントを母が教えてくれたので、そっちのほうに行ってみることにした。ただし自分は行ったことが無いので本当にワラビが採れるかどうかわからない。

 向かっている最中対馬先生から電話が来たので、「今日は別行動にしてどっちがたくさんワラビを採れるか競争しましょう」という事になったので、我々は、母が教えてくれたポイントに向かった。

 ポイントに到着し、とりあえずワラビを探してみるかなかなか見つからない。母が言うには「リュックに入りきらない位採れる」という事だったが、片手でも簡単に握れるくらいしか採れない。しかも小さいし細い。
 こんな小さいワラビや細いワラビでも食べれるのか心配し母に電話したりしながら探したら、だんだんワラビがたくさん生えている場所を見つけられるようになってきた。片手では足りない位採れた。このままいけばたくさん採れるかも!

 J君は泥にはまって靴とズボンを汚していた。「写真撮ってください」と言われたので一枚撮った。

泥んこのJ君

 蝶の姿はほとんど見られず、時折陽はさすが寒いし、一時的に雨まで降る感じ。でもそんな中、ワラビを探しているとベニシジミを見つけることが出来た。今年初である。写真を撮ったらどっかに飛んで行ってしまった。

今年初のベニシジミ

 更に、斜面をフワフワ飛んでいる蝶をYさんが発見。「先生!何か飛んでいます」と言った。
 自分からは遠くてよくわからなかったが、白っぽい蝶で黄色っぽくもっ見えた。もしかしてナミアゲハかな?と思ったのだが、網を車に置いてきたので採れない。
 みんながYさんに「帽子で採れ!」と叫び、Yさんも帽子を脱いで採ろうとした。だけど帽子ではうまく採れなかったようで、結局素手で採集した。
 手の中に蝶を入れ、「見たことない蝶です!」と言って私の方にやってきたので、「やっぱりナミアゲハだったかな?」と思って見せてもらったら、なんとウスバシロチョウであった。

 昨日探しても見つけられなかったウスバシロチョウをワラビ採りの最中に発見。しかも素手で採集するなんて、凄いぞYさん。でかした!

ウスバシロチョウと採集したYさんの手。指汚なっ!

 4人でワラビ採りをしたが、J君は、「このたくさんの草の中からワラビだけを見つける特殊能力が生まれた」とかなんとか、わけのわからないことを言っていた。
 その後その特殊能力は失われたらしく、ワラビを見つけることが出来なくなって、「ワラビ無いです!」なんて言っていたが、Yさんに「そこにあるでしょ」とJ君の目の前を指さされていた。J君、だめだこりゃ。

 草むらにはトゲのある植物がけっこう生えていて、N君はトゲに刺されてちょっと傷になってしまった。他にもワラビ採りに来ていたオジサンやオバサンがいて、自分たちより大きくたくさんのワラビを採っていた。

 オジサンたちには負けたんだけど、対馬先生とのワラビ採り対決は一体どうだっただろう?
 探せばもっとたくさん採れたと思うんだけど、寒いし集中力もなくなって、J君なんかは木の枝を振り回して遊びだしたのでそろそろお昼も過ぎてきたし、帰ることにした。

4人で採ったワラビ
写真左下の手はYさん。上の手はN君とJ君(どっちがどっちかは忘れた)

 小さいけどまずまずのワラビも採れたし、ベニシジミとウスバシロチョウを確認することが出来たので良かった。