ウラクロシジミ確認失敗2
2015.7.5
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昨日に引き続き今日もウラクロシジミ探しをすることになった。参加者はYさんとN君。それに安井さんと対馬先生と私。
昨日は南茅部方面でのウラクロシジミ探しだったが、今日は木古内方面だ。春に対馬先生と山下君が卵を見つけた場所。私はどこだか知らない。
Yさんと釜谷という駅で待ち合わせをすることになったが、駅に到着して見るとなんかすごい駅でびっくりした。 |
釜谷駅 |
完全に無人駅。プレハブのような貨物列車のような駅だ。Yさんが来る前に我々の方が到着したのだが、Yさんはおじいさんに送ってもらってここまできた。送ってもらうんなら別の場所で待ち合わせでもよかったな。
Yさん、へくさい網を持参していた。100円ショップで買えるような、とても蝶の採集は出来ない網。昨日、川で魚を採りたかったらしいが蝶採りの網では無理なので、自宅から持って来たらしい。 |
Yさん持参のへくさい網 |
木古内の林道を進み、ある場所で車を止めて、ここからは森の中の道なき道を進んでいくらしい。昨日は川を遡って行ったが、今日は川と言ってもチョロチョロ流れる川で魚なんて絶対にいない。Yさんのへくさい網は不発だ・・・。 |
森の中を進む |
どんだけ険しいかと思ったが、案外歩きやすく、10分か15分程度でポイントに到着。メスアカミドリシジミが数頭飛んでいて採集した。
ポイントでは蝶の観察がしやすいように付近の草を少し刈って、ウラクロシジミ探しをした。
しかしウラクロシジミの姿は無し。蝶自体少ない。今年はどうも蝶が少ないみたい。たまに蝶が飛んできても写真撮影と言う感じでもなく、みんな網を持っているので網で採集。まともに撮影できたのはだれも見向きもしないコチャバネセセリ位・・・。
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コチャバネセセリ |
越冬のシータテハが飛んでいた。YさんかN君か忘れたけど早速網で採集。こういうのは当然標本にはしないので観察だけして逃がす。 |
逃がしたシータテハ |
ここの場所では数頭のミスジチョウを見ることが出来た。滑空するように飛ぶ独特の飛び方で、捕獲しようとする部員達をバカにするように飛んでいた。 |
ミスジチョウ |
コミスジやミスジチョウ、イチモンジチョウなど、滑空するような飛び方をする蝶たち。蝶によって独特な飛び方をする種類があるが、部員達は違いが分かっただろうか?ヒメウラナミジャノメとかの飛び方も特徴的だし。
しばらくしたがウラクロシジミが見られないので対馬先生と安井さんは先に車に戻って、車周辺で蝶の観察をすることになった。私と部員達は更に30分位粘ったけど結局ウラクロシジミを発見することは出来なかった。ウラクロシジミは夕方飛ぶので夕方に来た方がいいのだろうか??
私たちも車に戻り、ここで対馬先生と安井さんとN君は帰ることになった。自分とYさんは二人でもう少し付近の調査をすることにした。
林道を車で行けるところまで行ったがゲートがかかっており、そこから少しだけ歩いたけど特に何も無し。しょうがないので林道を戻り、北海道新幹線のレールが敷かれてあるあたりの川で、川の生き物調査をすることにした。Yさんのへくさい網で魚がすくえるとは思わないが、せっかく持って来たので。 |
この川で生き物探し |
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魚をすくおうと一生懸命のYさん |
自分は魚はどうでもよかったので、Yさんが頑張っている横でちょっと蝶探し。モンシロチョウやベニシジミ、モンキチョウが少しいたけど、他に面白そうな蝶は見つけられなかった。 |
トンボ |
暇になってきたのでYさんに水をかけてイタズラした。100倍返しされた。
蝶の姿もあまり無いし、もう帰ろうかと思ったのだが、Yさんが海の方に行って海の生き物探しをしたいと言うので一緒に海に行くことにした。
ちょうど干潮だったようで、岩場でカニなどを探した。太陽の光のせいで海水がかなりあたたかくなっていて、海の生き物たちの動きも鈍く、簡単にカニや小魚を捕まえることが出来た。小魚を捕まえる時にはYさんの網が活躍した。 |
Yさんに捕まったカニ |
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海の生き物を探すYさん |
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知内の方? |
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青森 |
一心不乱に海の生き物を探すYさん。これでも女子高生だ。女子高生と言えばオシャレな洋服を買いに行ったり、カラオケに行って遊んだりするもんだと思うが、JKのYさんは長靴にへくさい網で海のカニ探し。個人的にはそっちの方が好きだけどね。 |
長靴似合うよ! |
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Yさんに捕まったニュルニュルの魚 |
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ニュルニュルの魚のアップ |
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Yさんに捕まった小魚 |
ちょっと飽きてきた。実はここの浜辺ではビーチグラスも探そうと思っていたのだが、ほとんど見つけられなかったし。
そこで、木古内の寒中みそぎをやる浜辺に行く事にした。が、特に何も無し。 |
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寒中みそぎをするところ |
もう帰ろうかと思ったが、ツバメがいるかもしれないという浜辺に立ち寄ることにした。ツバメは見られなかったが、ちょうど川が海に注ぐような場所で、Yさんと二人で石投げとか、流木でチャンバラしたり、砂を掛け合って遊んだ。一瞬、「俺何してるんだ?」と思ったが、まぁそれなりに楽しかった。
最後の方は蝶探しとは無縁の活動になった。Yさんは自分がイタズラをしかけると100倍返ししてくる。Yさんに砂を掛けられ、頭の中が砂だらけになった。
Yさんの家は近所なので家まで送って自分も帰ったが、頭が砂だらけになっていたので妻に怒られた。
去年から何度も挑戦しているウラクロシジミ。なかなか一筋縄ではいかないが、今年ダメでもまた来年があるさ!と、そんなに悔しい気持ちにはならなかった。 |
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