雨のしごき
2015.9.13


 今日は日曜日だが天候が悪く部活は中止となった。午後から函館の歴史的風土を守る会が主催する、歴史ある民家を訪ねるという行事もあったのだが、雷警報か注意報が出たという事で、これも中止になった。こうなると、一日何もない日になった。

 朝、対馬先生からは電話が来て、「多分昼から晴れるから、しごきに行こう」というお誘いは受けていた。当初、3時くらいからの予定だったのだが、対馬先生は天候が回復するのが早いと読んだのか、1時半くらいから行く事になった。

 家を出た時、ほんの少しだけ雨が降っていたが、ほとんど止んでいるような状態だった。

 今日は少し違う所に行こうという事になり、未来大学の途中から曲がって笹流れダムの方に行った。笹流れダムの脇を通り、神山か東山か、よくわからないけど、森と言うか畑と言うか、そういう所を通りながら、まだちょっとウラナミシジミ探しを諦めきれない感じで、捜索しながらしごきという感じになった。

 笹流れダムの脇の道は砂利道で、さっきまで降っていた雨のためけっこうドロドロ。あまり走りたくなかったけどマウンテンバイクだし頑張ることにした。ところが、現れた坂がとても急なものだった。

ダム脇の坂

 自転車のギアを一番軽い方にしたらなんとか登りきれるような感じではあったが、自分が24段ギアなのに対して対馬先生の自転車は普通のママチャリで3段しか付いておらず、途中でストップしてしまった。
 「本気になれば登りきれるがやめた」というような事を言っていたが、自分もそこでストップした。

 「じゃぁ、自転車替えてみる?」と言い、自分が対馬先生の自転車で、対馬先生が自分の自転車に乗ってみた。
 対馬先生は私の自転車のギアを一番軽いのにして登って行ったが、「これでもけっこうキツイな〜」と言っていた。
 私は対馬先生の自転車に乗って、頑張って漕いでみたが、かなり重くて立ち漕ぎでもギリギリと言う感じ。なんか、このまま自転車に強い負荷をかけすぎたら、自転車が壊れちゃうんじゃないかと思って、頑張るのをやめた。

 その後、また自転車を交換したが、軽いギアのままでは登り坂で発進するのが大変なことがわかり、坂の上まで押して歩いた。

 坂道を終え、普通の平坦な砂利道になった。

 しばらく走ると道路脇にムラサキツメクサとか、ウラナミシジミの食草になるクサフジなどもあり、天気が良ければもしかしてウラナミシジミが飛んでいそうだなと思った。

 対馬先生が「東照宮知ってるか?」と言った。自分は権現台場の事だと思ったがどうやら違うらしい。近くにあるというので連れて行ってもらった。

函館東照宮

 東照宮と言えば日光東照宮が有名である。自分はここには初めて来たが、こんな立派な建物があるとは思わなかった。
 ちょこっと見学しただけだったが、しごきの最中にちょっとだけ観光が出来たような気がして面白かった。

 対馬先生は狸の置物みたいのを発見し、私に「写真を撮れ」と言った。

 なんで?と答えると「わかんね」と・・・。

 このやりとりは時々起る。対馬先生が自分に何かしろと言い、私が「何で?」と聞くと、「わかんね」と答える。

 まぁ別に狸の置物の写真を撮るくらい何でもないから言われた通りに写真を撮った。ただし、未だにこの写真を撮った意味は分からない。

狸の置物

 ここには手を洗うためのものかどうかわからないが、江戸時代末期か明治の初めの頃と思われる手水石があった。手水石とはどう読むのかしばらく謎だったが、この前上ノ国八幡宮の人に聞いて「ちょうずいし」と読むことを知った。

手水石

 東照宮を後にし、地名がよくわからない住宅街を通り、自転車をこいでいると、畑のようなものがあり豆が植えられていた。豆はウラナミシジミの食草であり、対馬先生は自転車を降りて卵探しを始めた。

ウラナミシジミの卵を探す対馬先生

 私にも探しに来いと言うような事を言っていたが、自分は半ズボンだったため、濡れるのが嫌で草むらには入って行かなかった。そしたら、「そっち側を回ればそんなに濡れないから」と、草丈が低い方から回ってこいと言うような感じだったので、仕方なくいこうかなと思ったら、草むらに蛇発見!しかもかなりの大きさ。

大蛇?

 うわっ!ヘビだ!!と思ってびっくり。とりあえず写真だけ撮ったがなかなか動かないので死んでるのかなと思った。

 対馬先生に「蛇がいるからそっちに行けない」と言うような事を言ったら、「そんなわけねぇべや」的な事を言われた。

 でもそこにヘビいるし!
 対馬先生も確認に来てくれた。そしたらこれはただの木の枝だった。やられた・・・。

 それで二人で豆をちょっと観察したけど特に何も発見できず、来た道を戻って帰ることにした。
 ちょっと雨が降り出してきた。

 リンゴ畑があって、たくさんリンゴがなっていた。「盗まれないのかな?」と対馬先生が心配していた。

リンゴ

 行くときにはわからなかったが、帰りは函館山を眺めながらの自転車になった。雨が強くなってきたけど、函館山は良く見えていた。

函館山を見ながら自転車をこぐ

 さっき歩いて登った坂の所に来た。ちょうど笹流れダムの脇の所で、ここ数日の雨により笹流れダムはほぼ満杯になっていた。

笹流れダム

急な坂を下る対馬先生(動画)

 雨はなかなか降りやまず、対馬先生は「俺の予想が外れた」とかなんとか言っていた。昼位から天気が良くなると読んでいたようだ。

 しごきの時、時々立ち寄る道端の野菜屋さんがあり、今日も対馬先生はここでトウキミをふたつ買っていた。1つ100円であるが、これが安いのか高いのか普通なのか、自分にはよくわからない。今日は雨で、もう店じまいをするところだったようで、陳列棚には何も置かれておらず、店のおばちゃんも「ふたつでいいのかい?」と言いながら、奥からトウキミを持って来て皮をむいてくれていた。

トウキミを買う対馬先生と皮をむくおばちゃん


1つ100円のトウキミ

 ここで今日のしごきは終了となった。

 7月の終わりに引っ越しをして、8月上旬位からしごきが始まったが、自転車を買い替えたりしてしごきに耐え、ちょっと足に筋肉が付いたかもしれない。最初は未来大学まで行くのもやっとだったが、最近はゆっくりならそれほど疲れなくなってきた。もちろん、負荷をかけるとまだかなりきついけど。
 最短の未来大学コースだと負荷をかけたら足がかなり疲れるけど時間が短く、すぐに着いてしまう。なので、今日みたく少し時間をかけて長い時間自転車に乗る方が有酸素運動になって良さそうな気がする。
 でも、最近は暗くなるのも早くなってきたので、平日の仕事終わりにしごきをするのも難しくなってくるかもしれない。この1か月で暗くなる時間はどのくらい早まったんだろう?

 秋になって寒くなり、雪が降って自転車に乗れなくなるまで、頑張ってしごきを続けられたらいいんだけど。