赤川近辺で迷蝶探し
2015.9.22
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本日はW君、J君、Yさんの1年生部員3名が参加して赤川、中野ダム近辺で蝶探しをすることになった。蝶探しと言ってももうたいした蝶も見られないから、本当は朝から展翅の練習でもしようかと思っていたのだが、天気もいいので少し山に行ってマイナスイオンを浴びてこようかと。
最初に中野ダム近辺で蝶探しをすることにした。けっこう車が入っていて驚いたが、キノコ採りとかの人なんだろうか?思った通りあまり蝶は飛んでいない・・・。 |
蝶を探して歩く3人 |
先っちょのとんがった山があったので写真に撮ってみた。きっと名前があるんだろうけど、なんていう名前なのかな?? |
先っちょのとんがった山 |
蝶の数が少ないので、とりあえず見つけた蝶は採集して種類の確認をしてみた。Yさんがセセリを採集したので見てみた。最初オオチャバネセセリかと思ったが、イチモンジセセリのようだ。でも「オオチャバネセセリかな」と思って1枚写真を撮って逃がしたので、絶対の自信がない。 |
多分イチモンジセセリ |
なんかのミドリシジミ類のメスも採集した。でもこれも何の種類だかよくわからなかった。 |
なんかのミドリシジミ |
羽を開いてみた |
メスだ |
新中野ダムはここ最近雨が多かったせいでけっこう水が溜まっていた。 |
ダム |
Yさんはトンボを捕まえて遊び、手に載せて喜んでいた。Yさんは女子高生。今風の言い方をすればJKである。そんなJKのYさん。どんな虫でも平気で触る。
蝶はもちろん、トンボだって。クモやワラジも全然平気!これはなかなか凄いと思う。
本来、人間が虫などの小さい生き物、ましてや人間に害のない生き物を怖がるのは変なんだって。でも子供の頃、虫を怖がる親や周囲の人の反応などを見て、「虫は気持ち悪い、虫は怖い」と脳が判断してしまい、以降ずっと虫を怖がるようになってしまうと何かの本かテレビで見たことがある。
本当はそういう育ち方はダメで、毒のあるものやクマなど襲われたら怪我をしたり殺されたりするものだけ怖がればいいだけの話。
Yさんのように、自分より弱いもの、小さいもの、毒のないものに恐怖感を持たないように育てたYさんの保護者の方は凄いと思ったんだけど、Yさんに「アゲハの幼虫持って行って育ててみれ」と言ったら、「うちの人に「そんな気持ち悪いもん持ってくんな!」と怒られそうだからダメです」と言っていた。
またYさんはマムシなど、毒のある本来怖がって欲しいものにも興味を示すので、そういうのは怖がって欲しいんだけどなぁ・・・。 |
Yさんが捕まえたトンボ |
新中野ダムでの調査は予想通り特に成果なしだった。そこでちょっと近くの草原ポイントに移動してウラナミシジミ探し。だけどここでも成果なし。 |
ウラナミシジミを探す部員 |
更に四季の杜公園に移動してウラナミシジミ探し。部員達は歩きで探したが成果なし。クロヒカゲが飛んでいたのでもしかして最遅記録かもと思い写真だけ撮ったが、まだまだ全然だった。 |
クロヒカゲ |
今日は新中野ダムの調査以降から対馬先生と合流したのだが、対馬先生は以前から私の家の駐車場に船を置いてみたいと言っていて、私たちが新中野ダムで調査している間にそれを実行していた。妻は「意味わかんない」と言っていたが、駐車場に船が置いてあったら近所の人は「あそこの家、いったい何なんだ?」と思われそうで、ちょっと面白そうだった。 |
対馬先生の船を自宅の駐車場に |
そして、ここからはみんなで展翅の練習。展翅練習の写真は撮らなかったが、みんななかなか上手になってきた。
最後、帰る時に対馬先生が2階の階段の手すりのような所で「これ出来るか?」などと言い体操の平行棒みたいなことをしていた。
皆チャレンジしたがなかなか出来ず、それを見ていた対馬先生は調子に乗って同じように平行棒みたいなことをしたら、音もなくフッっと真下に消えて行った。どうやらパワーが足りず落ちたらしい。
2階から転げ落ちる事は無く安心したが、両腕に内出血を作っていた。みんなで大笑いした。 |
無茶して怪我した手 |
特に成果らしいものは無かったけど、天気のいい中楽しく調査したり展翅の練習をしたりできてよかった。 |
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