松前・赤川・しごき
2015.10.17

 本日の活動は対馬先生、安井さん、Yさん、私の4人だ。

 最後の最後、松前にアサギマダラを探しに行こうというものだった。

 7時半頃出発し、途中Yさんを拾い松前に向かった。

 到着した時間が早くて、まだ朝露で下草は濡れていたが、アカタテハやイチモンジセセリが飛んでいた。そんな中でボバリングする蛾がけっこういた。

ホバリングする蛾。ホウシャクって言ってたかな?

 ホウシャクやイチモンジセセリを撮影していると、対馬先生と安井さんがYさんに何やら見せて教えているようだった。ヒメアカタテハとか採って見せていたのかな?なんか、お父さんかお爺ちゃんが孫に何か見せているようでちょっと笑いそうになった。

何か見せている所

イチモンジセセリ。思いのほか綺麗に撮れた

 函館に転勤してきてから思うのは、アカタテハが凄く多くなっているという事。高校時代は少し珍しい部類に入っていたような気がするが、今日もたくさんのアカタテハを見ることが出来た。

網に止まるアカタテハ。採集してほしいのかな?

 対馬先生と安井さんは、アサギマダラの姿が見られないので、「もう函館に戻ろう」と言い出した。到着して30分位だと思う。1時間半かけてやってきて、30分程度で戻るなんて、なんてせっかちだと思った。しかも帰りはまた1時間半かかるし。
 でも、アサギマダラがいなさそうだから、さっさと戻ってウラナミシジミ探しをしたいらしい。

 帰る途中、モウソウダケという竹林があるというので見に行ってみた。

竹林

 北海道はその気候のせいで竹はなかなか育たず、この竹林もかなり珍しいという事で、実際見てみてもなんか、北海道じゃないような気がした。だけど調べてみたら函館公園にもあるんだって。
 道内でも気候が温暖な松前とか函館の一部までしか生育できないのだろう。

 松前から函館に戻ってきた。赤川地区にウラナミシジミのポイントがあるのだが、ここは許可を得て入らなければならない場所だ。なぜかわからないけどウラナミシジミがよく集まるらしい。

 敷地を入ってすぐにキジがいた。オスのキジは珍しいから写真を撮れと言われ慌てて獲ったんだけど、タイミングが悪く頭が隠れてしまった。そのほかの写真はブレブレ・・・。

キジ

 車から降りて少し追いかけて、飛んだところを撮影したけど、やっぱりピンボケになってしまった。

キジが飛んだところ

 で、肝心のウラナミシジミは・・・・・。全くいなかった。
 モンキチョウはやたら多かったけど。

座りながらウラナミシジミを探す

 今日は特別面白い成果を得ることが出来なかった。ここで解散となった。

 そして、4時からしごきを行う事にした。

 最近は暗くなるのが早くなって、仕事が終わってからのしごきができなくなってしまった。こうやって休みの日の少し早い時間からしかできない。

 未来大学に向かう道は落ち葉だらけになっており、道路脇の畑も収穫が終わっていた。

しごきで未来大学に向かっている所

 正直言うと、もう未来大学まで行く位ならしごきとは言えなくなってきた。ギアをある程度軽くすれば楽勝。今は24段切り替えの15段位で坂を上っている。これならちょっと疲れるんだけど、大変になるのは未来大学に到着する100m位前くらいから。帰りはほぼ漕がないし。

 今日は未来大学から来た道を戻らないで笹流れダムに向ける方の道を通って帰ることにした。
 夕方になっていたのと、紅葉も始まっているという事で、向こうの山がけっこう綺麗に見えた。

未来大学から笹流れダム方面へ。この下り坂を逆に上る場合は心臓破りの坂となる

 笹流れダムの近くの道を走っていると、ヤマガラみたいな鳥を対馬先生が見つけ、写真を撮れと言われた。
 ヤマガラって市の鳥なんだけど、コンデジではさすがにズームがあまりできなくて小さくしか撮れなかった。

小鳥

 これから冬に向けてしごきが出来なくなるのは残念だ。自転車を使う機会も少なくなってくるし。

 今日は何も成果が無かったけど、まぁまぁ楽しく過ごせたので良かった。