生物部OB会
2016.5.4

 このゴールデンウイーク、生物部のOBが帰省などで集まり、昨日の活動などにも参加したので、今夜、OB達が我が家に集まり、OB会を開くことになった。
 会と言っても大それたものではなく、単にみんなで集まって楽しもうという感じ。

 自分は高校時代に3年間生物部員で、函館に戻ってきてからは顧問になって3年目である。高校時代に生物部員だった時の顧問は対馬先生であり、現在は自分と対馬先生の二人が顧問。

 関君は、群馬県の方で働いていたけど、今年度から函館に戻ってきて、新たな仕事で頑張っている。自分より10歳年下なので、同じ時期に部員だったわけでもなく、顧問としても関わっていないんだけど、道南虫の会の関係で、彼が大学生のころからの知り合いである。

 木村君は自分が函館に戻ってきたのと入れ替わりで高校を卒業し、現在は福島県の方で働いている。彼が放したアサギマダラが九州で再捕獲されたという、凄い実績を残した生物部員だ。自分とは顧問としても部員としても接点が無かったのだが、アサギマダラ探しなど、彼が卒業してからもこれまで何度か生物部の活動に参加してもらっている。

 山下君は、彼が3年生になった時に私が函館に戻り生物部の顧問になったので、1年だけ顧問と部員と言う関係である。二人で一緒にゴマダラチョウの撮影に行ったり、自分が顧問として初めての部員もあるので、彼とは思い出がたくさんある。現在は広島県で働いており、道南虫の会の会員にもなった。

 対馬先生は、私が高校生の頃からずーっと生物部の顧問をしてもらっているが、対馬先生自身も高校の頃は生物部員だった。自分を含め、今日集まったみんなにとっては部活の顧問の先生という事になる。

 6時にみんなが私のうちにやってきて、宴会をした。妻が色々料理を作ってくれた。それを食べたり酒を飲んだり。山下君は残念ながら20歳まであと2か月という事で、酒はダメ。ノンアルコールの飲み物で我慢してもらった。あと、私もコーラとかウーロン茶とか。

 妻が作る料理がどんどん運ばれてきて、たくさん食べておなかいっぱいになった。

対馬先生と山下君


木村君と関君


シーバスリーガル

 自分たちが高校生だった頃の話や、部活での思い出、蝶の話など、いろんな話をしたような気がするが、どれもとりとめもない話。

 そんな感じで楽しく過ごしていたが、へぇ〜と思ったのは、今日集まったOBは山下君が10代、木村君が20代、関君が30代、私が40代、対馬先生が50代だということ。これが来年になると、山下君が20代になり、対馬先生が60代になる。
 今年は10代、20代、30代、40代、50代が一人ずつという事になった。

 自分が卒業してから函館に戻ってきて顧問になるまでの間、生物部がどれくらい部員がいてどんな活動をしていたかはよくわからないけど、卒業してからも自然や昆虫を愛し、生物部の活動を懐かしんで現在の部活動に参加してくれるというのはけっこう凄い事だと思う。
 このGWに本州から帰省して、そして生物部の活動に一緒に参加してくれるんだから。そしてこうやって私のうちにみんなで集まり、ワイワイやって笑いあえるなんて、自分は顧問としてと言うより、生物部の先輩として嬉しい気持ちが強かったと思う。

 関君はこれからずっと函館にいる予定なので、一緒に活動する機会もかなり増えると思うけど、若い木村君や山下君が生物部に対する気持ちとか、野外活動に対する情熱とか、そういうのを今後も失わないで、これからもずっと付き合っていければいいなと思った。また、現在の部員達の中ならも、生物部の活動が単なる部活の活動というだけで終わるのではなく、彼ら自身生涯のの趣味になったりして、卒業してからもこういう付き合いが出来るような関係になれればいいなと。
 実際、対馬先生が顧問になってから30年弱になると思うけど、その中でたくさんいた部員のうち、こうやって集まってるのって関君と木村君と山下君位しかいないとも言えるわけだし。

 次のOB会はいつできるかわからないけど、またみんなが帰省した時にやりたいと思う。

 11時くらいになったので、みんなで写真を撮って解散となった。

前列左から対馬先生、山下君、木村君
後列左から私、関君