またコロちゃんに会いに

2012.10.8

 先日から代車で我が家に来ているメルセデスのSLK。乗り心地等は前回に書いた通りだが、多分明日で車の修理が終わって返却になるだろうと言うことで、3連休最終日の今日がSLKで遊べる最後の日になるだろう。当初、予定も何も無かったのだが、天気も良かった事もあって、大津にコロちゃんでも見に行くかと言う事になった。
 大津の海岸に現れるコロちゃんだが、もうここにコロちゃんが現れるようになって10年位になるんじゃないだろうか?一体アザラシの寿命ってどのくらいなのか良くわからないが、何で人間をあまり恐れずにいつも岸壁で寝ているのか理解できない。
 小さいころは触る事もできたのだが、今は触ろうとすると襲ってくるので近くで見るだけであるが、自分が行くときに見る光景と言えば、コロちゃんがいるといつも釣り人のほうが場所をコロちゃんに譲っている感じである。

 今日も大津に到着したらすぐにコロちゃんを発見した。釣り人の車の真横で動いていなかったので、「また寝てるな」とすぐに分かった。

 車を近くに止めてコロちゃんを見に行くと、やっぱりお昼寝をしていた。
 釣り人のパジェロの横で寝ているコロちゃん。我々が近づいても全くお構い無しで寝ている。ピクピクしながら寝ていて、かなり熟睡しているのかもしれない。日光浴をしながら気持ち良さそうである。(横に写っているのは妻)

 妻は寝ているコロちゃんに近づいてipadで写真撮影をしていた。コロちゃんは全く起きない。自分もデジカメでコロちゃんを撮影した。

寝顔

口元。けっこうヒゲが太い

手の部分

尻尾?の部分

 コロちゃんを観察していると、他の家族もやってきてコロちゃんの近くで観察を始めた。自分たちは場所を離れてその家族を見ていた。赤ちゃんにコロちゃんを見せているようだった。この家族もきっと時々コロちゃんを見に来ているんだなと思った。
 車の前に黒く写っているのがコロちゃん。こんな所で寝ていて釣り人は迷惑そうだったが、そんな光景が面白くて、ついつい時々足を運んでしまう。やっぱり通常は考えられない光景だし、これが東京の海岸で起こっていたら大変な事になるんじゃないかな。何年か前、多摩川にタマちゃんというアザラシが現れただけで毎日テレビで放送していたし、見物客も凄かった。もちろん、こんなに近くでは見れなかったし、タマちゃんが川から顔を出すだけで歓声が起きていたり、出店まで出ていた。きっと便乗商売もけっこうあったと思うけど、ここでは釣り人が迷惑そうにしながらコロちゃんのすぐ横で釣りをしている。自分たちのように時々見物する人が来て、すぐ近くで観察するけどすぐに飽きてどこかに行ってしまう。この家族もここにいたのは3分くらいだろうか?すぐにこの場を後にして家族で岸壁の散歩をしていた。

 後日、旭山動物園に行ったときに、アザラシのモグモグタイムという、餌やりの時間に飼育員の人が「アザラシの寿命は20年位」と言っていたような気がする。それが本当なら、大津のコロちゃんのこんな面白い光景もまだしばらくは見ていられるんだろうなと思った。

 SLKももう明日返却だろうし、最後にオープンにして写真を撮って帰宅した。