5回目の横津+しごき(部長強制参加) 2016.8.10 |
夏休みに入って5回目の横津である。部員の参加者は部長のYさんのみだが、安井さんやOBの木村君も今日は参加という事になっていた。 対馬先生と安井さん、木村君は先に山頂に行っていて、自分と部長のYさんは少し遅れて登ることにした。 だが、先にばんだい号慰霊碑付近の様子も見てこようと思い、スキー場、慰霊碑両方とも見てきたがアサギマダラの姿は無かった。 登り始めて少しして、山頂から対馬先生がやってきた。慰霊碑近辺の調査をしようと思ったので降りてきたらしいが「いなかったよ」と報告すると、「それなら見に行かない」と。 ちょうどいいやと思い、部長と記念写真を撮ってもらった。 |
対馬先生に撮ってもらった写真 |
対馬先生は「車に乗ってくか?」と言ったけど、歩いている最中にアサギマダラが来るかもしれないし、他に何か面白い事があるかもしれないと思い、自分とYさんは歩いて山頂まで行くことにした。健康にも良さそうだし。 歩いているとYさんが、ちょっと長めのワラジみたい虫を見つけた。けっこう素早く動いていたから写真を撮るのが難しかったけど、写真を撮っていたら気持ち悪くなった。だってワラジみたいなんだもん。 |
ワラジっぽいの |
山頂に到着すると安井さんや木村君もいた。木村君とは多分正月以来だ。福島県で働いているがお盆で帰省してきたみたい。 今日は天気が良く、前回以上に遠くまで景色が見えた。なんと、日高山脈まで見える。距離はどのくらいあるんだろう? |
横津山頂から日高山脈が見えるとは! |
目の前にある駒ケ岳も綺麗に見えている。1131mで横津の山頂より36m位低いが、まぁ大体同じくらいの標高。 |
横津山頂から撮影した駒ケ岳 |
アサギマダラがなかなか現れないので自分は写真撮影をして遊んでいた。コンデジのパノラマ撮影機能を使って、駒ケ岳と遠くに見える羊蹄山を1枚の画像に納めるのに挑戦した。うまくいったけど、やっぱり羊蹄山は遠い感じ。 |
駒ケ岳と羊蹄山 |
コンデジはズームの倍率が低いから、一眼レフで羊蹄山を撮影してみた。蝦夷富士と呼ばれるだけあって、富士山っぽい形の山だ。あの辺まで行けばオオイチモンジなども生息しているというのに、函館には全く生息していない。あっちで生息で出来て函館付近で生息できない理由は何なんだろう? |
羊蹄山 |
今日の山頂は少し風が強く寒いくらい。安井さんは山頂にある航空レーダーの風下に行って寒さをしのいでいたが、そこで蛾を見つけたらしく私に「撮れ」と言っていた。何でここで蛾を撮らなきゃなんないのよと思ったけど、別に撮ったからと言って損をするわけでもないので撮った。 安井さんは「新種かもしれなぞ」的な事を言っていたが、そんなわけ無いでしょ!と心の中で思った。 |
安井さんに撮らされた蛾 |
前回よりも室蘭がはっきり見えていたのでまた撮影した。白鳥大橋や日本石油の煙突と思われるものも見えていたが、これも距離はどの位なんだろう?室蘭に行くには噴火湾をぐるっと回らなければならないが、橋でも造って直線的に行ければいいんだけどなぁ〜。 |
室蘭方面 |
恵山 |
もちろん、函館市街も見えている。色々撮影してみたが、やはり小さくしか見えないので、どこがどこだかよくわからない。しかし、多分この辺が自宅付近なんだろうなと言う感じの場所も見つけられたので撮影してみた。 |
多分自宅付近 |
湯の川方面 |
函館湾 ここから見る裏夜景もなかなか綺麗そう |
木村君はサングラスだ。対馬先生、自分、木村君、Yさん。歴代の生物部部長がけっこう揃っている。これに関君と山下君が加われば最強だ。 |
木村君と対馬先生とYさん |
対馬先生は今日はなんか変な帽子をかぶっている。どうやら購入したらしい。なんか知らないけどノッポさんに見えてにやけてしまった。 |
左から、木村君、Yさん、安井さん、対馬先生 |
もしアサギマダラが現れたとしても自分は捕獲する気はほとんど無い。部活の顧問として引率しているのと、何か面白い事があったら写真撮影したいのと、それ位の感覚で来ているので、市街地を見たりウロウロしたり。対馬先生のパジェロを少しカッコよく撮影してみた。 |
対馬号 |
気温が涼しく風も強いのでだんだん寒くなってきた。Yさんがいたずらで自分に網を被せたのだが、これが案外風除けになったので、ずっとそのままで過ごす事にした。寒さがかなり和らいだ。 |
網を被って寒さをしのぐ私 |
そんな事をしながら過ごし、対馬先生とは午後からのしごきについて打ち合わせをした。「何時からしごきをする?」などと話していると、対馬先生が「今日はYさんもしごきに参加したらどうだ?」と言い出した。中野ダムまで一緒に行こうと。ちょうどうちには自転車が1台余っているので、それを使えば3人でしごきが出来る。かなりいいアイデアだなと思ったけど、Yさんは「え〜・・・」ってあまりしごきに乗り気ではない。すると対馬先生が「これは命令だ!」と言い出した。一瞬吹き出したけど、対馬先生は一度言い出したらきかない。Yさんも観念したようだった。中野ダムまでキツイぞ〜! そして、しばらく待ったがアサギマダラの出現も期待できないと判断し下山することにした。自分とYさんは対馬先生の車に乗せてもらい慰霊碑まで降りてきた。天候も曇りだし、風も強いので歩いて下っても面白い事もなさそうだったので。 慰霊碑まで来て、歩いて降りている安井さんと木村君を待ったが、アスファルトが暖かかったので寝転がってみた。Yさんに腹を突っつかれた。 |
私の腹を突っつくYさん 身体の大きさの違い! |
Yさんは私が蝶の♀の腹を触ったりしただけで「セクハラ!」と叫ぶ。そのくせ私の腹をいつも突っつく。素手で突っつく事も多い。あと、よく殴る。自分がちょっと変な事を言うと殴られたり叩かれたり。いつか彼女が恐れるお爺ちゃんに言いつけてやろう! |
地べたに座り何か話しているYさんと対馬先生 |
少しして安井さんと木村君も降りてきた。特別面白い事もなかったようだ。 |
下山してきた安井さんと木村君 |
木村君は最近車を買ったらしい。マツダのCX−3だ。ディーゼルエンジンでかなり燃費もいいらしい。色が青でなかなかかっこいい。 |
木村君と車 |
いつまで地べたに座ってるんだ! |
木村君は銃マニアで、いろんな銃の模型を持っている。今日はライフルみたいなやつを持っていた。こんなの車の中に入れていて警察に見られたら捕まるよ!と思いつつ、ちょっと貸してもらった。 弾は入ってないけど、まるで何かを狙っているようにして写真を撮ってもらった、 |
ライフルを構える私 |
ここで一旦解散して自分とYさんは私の家に行った。Yさんに貸すプジョーの自転車を出し、サドルの高さを合わせたり、空気を入れたり、ギヤの切り替えの説明などをして乗る練習をした。 そして、自宅から対馬先生との待ち合わせ場所まで向かった。約束より10分位早く到着してしまった。 |
待ち合わせ場所で待つYさん |
10分位待って対馬先生到着。 |
対馬先生 |
いよいよ3人でしごき開始。まずは定番の未来大学に向かった。登り坂でけっこうきついので、Yさんにギヤを軽くするように言って自分は二人の後ろからゆっくり自転車を漕いで写真撮影やビデオ撮影をした。 |
未来大学へ向かうところ |
未来大学へ向かう動画 |
未来大学コースは到着直前の坂がキツイが、Yさんはギヤを軽くして楽々登っている感じがした。自分が初めて登った時には太ももの乳酸とスタミナ切れでハァハァなって大変だったのに、予想外にケロッとしていてびっくりした。やっぱ体重が軽いってことなのかな? |
未来大学到着直前のYさん |
未来大学で小休止。水分補給したりちょっとお話したり。Yさんもプジョーの自転車をうまく乗りこなしているようで安心した。だけど、ここから中野ダムに行くまでがまた大変。今来たほどの坂道は無いんだけど、緩やかな登りがけっこう続き、最後の方はばててくる。 |
未来大学で小休止 |
さ、それじゃぁそろそろ行きますか。 未来大学から赤川通りまではまず下り坂。赤川通りに出たら中野ダムまでずーっとゆるい登り坂。これにはYさんもかなり堪えたようで、自転車を降りで押しながら歩く場面もあったりして。 「ギヤを軽くしてゆっくりでいいから漕いだ方が歩くよりいいよ」と励ましながら中野ダムまで向かった。 |
中野ダムへ向かう動画 |
ようやく中野ダム到着。自分は自転車のギヤを最も重いもの(24段)にしてYさんの後ろを行ったのだが、これまたかなり堪えた。 でもなんとか3人とも到着。 自分はYさんの後ろをゆっくり進んで行ったので体力がまだまだ余っていたから、ダムの天端まで行く事にした。途中、ミヤマカラスアゲハなどがよく吸蜜に来る木があるので、その花に来ていないかどうかの確認も兼ねたが、ミヤマカラスアゲハなどの黒いカラスアゲハは確認できなかった。 |
ダムの天端付近から撮影 |
ダムの天端から堤体下で休んでいる対馬先生とYさんの元に戻り、少しお喋りなどして戻ることにした。行きは登りだったけど、その分帰りはずっと下り。ペダルを漕ぐ必要は全くない。緩やかな下り坂をスピードが出過ぎないようにブレーキを掛けながら戻った。 |
中野ダムから帰る動画 |
下り坂を行く対馬先生とYさん |
最後、対馬先生の家の近くで解散し、自分とYさんは自宅へ向かったのだが、最後の信号の所で私が自転車でこけてしまった。この自転車を買って初めて転んだ。 Yさんも今日のしごきに強制参加させられてかなりきつかったようだ。でも横津に登って、帰ってきてからは自転車。辛かったかもしれないがかなりいい運動になったと思う。 アサギマダラはあまり期待できなかったが、楽しい一日にすることが出来た。 |