水無再挑戦とうちの裏散歩
2017.7.17

 3連休の最終日。天気予報はあまり良くなかったので家でのんびり過ごそうかと思っていたが、朝起きたら何故か晴れている。予報外れ!

 というわけで、いてもたってもいられずどこかに行くことにした。今日は一人で気楽な活動だ。

 庭に出たらモンシロチョウがラベンダーに来ていた。

ラベンダーに来ていたモンシロチョウ

 どこに行こうかちょっと考えたが、昨日雨でどうにもならなかった水無に行ってみようと思った。水無にいた綺麗なミヤマカラスアゲハを撮影したり採集したりしたいなと思って。

 昨日あれだけの雨の中ミヤマカラスアゲハがいたんだから、今日みたいな天気がいい日ならもっといると思った。
 しかし、そうは甘くなく、今日水無でミヤマカラスアゲハを見ることは一度も無かった。昨日がラッキーすぎたのかな?

 でも、他の蝶でも全く問題ない。一眼レフを首からぶら下げ、網も持って採集もしようと思った。レンズは300mmのだけ装着して歩くことにした。

 車を降りた瞬間からクジャクチョウがかなり林道上にいることが分かった。

クジャクチョウ

 今日水無で一番多かったのはクジャクチョウだと思う。クジャクチョウ大好きな人がいて、一日かけて採集したとすれば100や200は採集できるんじゃない?って感じ。まだ羽化してそれほど経っていなかったからきれいな個体が多かった。

 今日はとにかく見つけた蝶の写真1種類ずつ全部撮影するぞと意気込んで歩いた。一人なので誰にも気を使わず立ち止まって撮影したり、網で採集したりできる。が、やはりカメラと網の二刀流は動きにくい。


サカハチ

 スジグロシロかエゾスジグロシロかわからないので、網で捕まえてみたら、どうもスジグロシロの方が多かったように思う。綺麗な個体もすれている個体もいた。

多分スジグロシロチョウ

 林道上にはクジャクチョウの他にシータテハ、コムラサキ、コチャバネセセリなどが見られた。コムラサキやシータテハも羽化して間もない感じで綺麗なのが多かった。コムラサキは3頭位採集した。

コムラサキ

羽を閉じたところ

シータテハ夏型

 

キアゲハ

 キアゲハはもう夏型。だけど小さい幼虫もエゾニュウで結構見られる。成虫もいるし終齢にもなっていない幼虫もいる。これはどういう事なんだろう?今小さい幼虫のやつは秋に羽化するのか、それとも来年の春型として羽化するのか。よくわからない。

 ヒメウラナミジャノメも少しいたけど、もう新鮮個体とは言えない感じのものばかりだった。

ヒメウラナミジャノメ

 あと林道ではカラスアゲハのメスを採集した。

 春型の場合、ミヤマカラスアゲハが先に羽化して、その後カラスアゲハと時期がちょっとずれているのだが、夏型はどうだったっけ?
 夏型もミヤマカラスアゲハの方が早いとすれば、今採集したカラスアゲハのメスは春型なんだろう。けっこう羽もボロだったし。
 確か対馬先生が「カラスアゲハの夏型採ったら産卵させるから生きたまま持って来て」と言っていたのを思い出し、胸を圧迫しないで三角ケースにしまった。
 (対馬先生宅で産卵させたところ70個位産んだらしく、他のカラスアゲハの卵もあって、手に負えなくなったらしい)

 とにかくクジャクチョウが多い林道だったが、水無の出口の新幹線下の草原的な所も見てこようと思った。

 カバイロシジミがいるかなと思ったらやっぱりいた。でもけっこうボロになりつつある。

カバイロシジミ

 撮影したカバイロシジミは小さめだった。だけど付近を飛ぶ標準サイズのカバイロシジミも観察できた。撮れなかったけど。

 カバイロシジミ以外にもたくさんの蝶が飛んでいた。昨日は雨でほとんど蝶の姿は無かったんだけど、一体どこに隠れているんだろう?

コキマダラセセリ

 おとといSさんと行ったヒメシロのポイントでは、撮った個体がただのヒメシロなのかエゾなのかよくわからなかったが、ここで撮影したものは全部エゾヒメシロだ。羽の形が丸っぽいというヒメシロとの比較だが、言われてみれば丸っぽい感じがする。

エゾヒメシロチョウ

縄張り争いか、♀にまとわりついているのか

コチャバネセセリ

 コキマダラセセリかなと思って観察したら、スジグロチャバネセセリだった。予想外の登場だったのでちょっとびっくりした。

スジグロチャバネセセリ

 採集した蝶の中で、今日写真に撮れていないのは数種類あったんだけどモンキチョウもそのうちのひとつ。活性が高いからなのか、なかなか止まってくれず撮影が案外難しかった。

モンキチョウ

 ある程度満足して帰宅した。
 帰宅した後、対馬先生と自転車のしごきに行くかという話になっていたのだが、対馬先生は病院でなんかの検査があって、それのせいで今日は自転車に乗りたくないから走ると言い出していた。

 でも自分が自転車に乗って、対馬先生が走っていたら、なんかちょっと申し訳ない光景に見えるというか。でも自分も一緒に走ったら絶対に捻挫する。

 なので、「うちの裏を散歩したいから一緒に行こう」と誘った。うちの裏の方にある丘と言うか山と言うか、そこにどんな蝶が見られるか調べてみたかったのだ。だけど、平日の昼間は当然仕事でそんなことできないからいい機会だと思って。

 対馬先生がうちまで迎えに来てくれて、そこから二人でうちの裏の丘を歩いた。

 少し標高が上がると函館の街が綺麗に見える。

函館山

 どんな蝶がいるかなと思い、また見つけた種類を片っ端から撮影する作戦に出た。

ベニシジミ

 意外かもしれないけど、今年初めてツバメシジミを見た。今年ツバメシジミを見ていないことは自覚していたし、帯広時代に比べ少ないのかな?と思っていたけど、いるところにはちゃんといるんだね。交尾していたので撮影させてもらった。

ツバメシジミの交尾


コキマダラセセリ


ウラゴマダラシジミはボロだった


モンキチョウ


今年はクジャクチョウが多いんじゃないかな?

 けっこう歩いて、蝶のいそうな場所も確認することが出来た。帰りにうちの近くの小さな川の淵にクサフジがあって、白い蝶がチラチラ飛んでいたので、「あれ?エゾヒメシロじゃないの?」って言ったら、対馬先生が「どこよ?」って言った。

 すぐ目の前の蝶の事なのに見えないのかな?と思ってほら、そこそこ!と言ったら、「これモンシロチョウだろ!わかんないのか?」と言われた。

 よーく見てみたら確かにモンシロチョウだった。

 「これ間違えるなんてやばいぞ!」と言われた。だいぶ目が悪くなってきているのかもしれない。

モンシロチョウ

 水無やうちのうらでたくさんの蝶を観察することが出来た。部活のデータとしてもなかなか良いデータ(蝶類観察記録)が取れたと思う。