アドベンチャー
2017.8.1 |
対馬先生に誘われ、赤川林道の様子を見に行くことにした。赤川林道は昨年の台風により林道が壊れたか何かで通行止めになっていたのだが、今日から復旧して通れるようになったとの事だった。生物部で活動するのに必要な林道でもあるが、危険が無いかなどの確認をする必要がある。
今日は自宅のブッドレアにアカタテハが来ていた。
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アカタテハ |
対馬先生のジムニーで調査に向かった。中野ダムの近くでもの凄い数のミドリシジミ類が乱舞しているのが目に入った。これほど多数のミドリシジミ類が飛んでいるのは初めて見たかもしれないが、飛んでいるので写真にならない。たまに葉っぱとかに止まったとしてもすぐに飛んでしまうのでピントを合わせる暇もない。もっと早朝なら大人しいと思うし、時期的にもオスは少し遅いと思うので、機会があったら来年以降早朝に来てみようと思った。 |
ミドリシジミ類 |
赤川林道を進むと、台風の影響で林道が崩れ、工事をしていた場所があった。今日は平成29年8月1日。工事の完成日は昨日という事で、昨日の日付の柱が立っていた。 |
ジムニーと柱 |
赤川林道までは悪路の部分もあり、自分のCX−5でも来れたかもしれないけど来たくないなと思った。CX−5はSUVだけどはっきり言って都会のアスファルトを走るなんちゃってSUVだと思う。オフロード性能は決して高くない。
去年見つけたヒヨドリバナがたくさん咲いていてアサギマダラが多いポイントに来た。ガスがかかっていて蝶の姿は多くないけど、去年はこんな天気でもアサギマダラが吸蜜に来ていたのを思い出す。けど、時期的にもまだ早そうだし、アサギマダラの姿は見られなかった。
少し歩いて何か面白いものはないかと思ったけど、見知らぬ綺麗な甲虫がいただけだった。 |
赤が綺麗な小さい甲虫 |
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アサギマダラが多い場所の様子 |
一応林道が開通してこの場所まで車で来ることが出来るとわかった。さて戻ろうかという事になったが、対馬先生が違う道で戻ると言い出し、けっこう狭い道を走り出した。
草がボーボーで「これは道?」って感じの道路。しばらく車も走っていなかったんだと思う。だけど、倒木があったとしてもなんとか小さな車1台通れるような感じで倒木が切られていたりして、この調子ならこのまま進んで行っても帰れるのかなと思った。ジムニーでなければ走れないような道が続き、結構距離も走ったので、途中で行き止まりになったら戻るのが嫌になるくらいの距離を走ったと思う。
この道を進めば、さっき通ってきた道に合流するのだが、その直前に大きな倒木があったのを対馬先生が春に確認していて、「あの倒木が処理されていなければ通れない」と言っていた。
そしてそこに来た。倒木はがっつりそのままだった。ガーン・・・。 |
道をふさいでいる倒木 |
この倒木のすぐ向こうには合流できる林道がる。だけど倒木で進めない。来た道をぐるっと戻ってここまでたどり着くためには多分30分以上悪路を走らなければならない。でもこれじゃぁどうしようもない。
ところが対馬先生、道をそれて草をかき分けこの倒木を回避して向こう側の林道に行ってみると言い出した。まじかー!
でも成功すれば悪路を戻らなくてもいいし。 |
道からそれてこの斜面をジムニーで下る作戦 |
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下りてきた |
草の斜面を進む。大丈夫か? |
更に進んで |
この先は林道だ! |
そして元来た林道に戻ることが出来た。ジムニーすげー!!
かなり欲しくなった。 |
逆から見た倒木 |
アサギマダラの多い場所に行くまでは良かったが、違う道で戻る所からはもう自分には冒険だった。道があるんだか無いんだかわからないような林道を進み、最後は倒木を迂回して元来た道に出た。CX−5なら絶対に出来ないと思った。
久しぶりに「これはやばい」と思ってドキドキした。
無事に帰れてよかった。
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