ゴマシジミ
Maculinea teleius
2004.08 函館市
成虫(産卵)

2002.07 帯広市
成虫
2014.05 函館市
食草
コメント

 羽の裏側の模様がゴマのようであるためにこの名前がついたと思われますが、羽の表側は青く綺麗なシジミチョウです。シジミチョウの中では大きな方だと思います。北海道では全域に分布していますが、私の印象ではやや局地的で、ルリシジミやツバメシジミのように、どこにでもいるという感じではありません。また、函館では8月の上旬から中旬に見られる蝶だと思っていたのですが、帯広近郊では7月の終わりにも見られるようです。


分布:北海道では全域、道外では東北、関東、中部、九州の一部に棲息しています

発生:年1回北海道では7月の終わりから8月くらいに見られます。

食草:ワレコモウなどを食べたあとシワクシケアリの巣に運ばれて幼虫を食べるという、半肉食性です。

越冬:幼虫