フタスジチョウ
Neptis rivularis
2013.07 陸別町
成虫

2013.07 陸別町
成虫
2014.05 函館市
食樹(ユキヤナギ)
コメント

 蝶の趣味を持つようになり、フタスジチョウを見たいと思ってもなかなか見ることが出来かなったという思い出があります。しかし、道内の色々な場所で蝶を探しているうちに何度も出会うことが出来ました。

 ちょっと局地的な傾向があるようにも感じます。いるところには「かなりいる」という感じです。市街地でも見られる場所があります。

 ある時、フタスジチョウが蜘蛛の巣に引っかかっているような感じで、可哀想だなと思ってみていたのですが、よく見ると、うまく蜘蛛の巣をかわして、蜘蛛の巣に引っかかっているほかの昆虫から体液か何かを吸っている姿を見ることが出来ました。最初、蜘蛛の巣に引っかかっていると思って可哀想だと思ったことを後悔しました。


分布:北海道では全域、北海道以外では東北地方の一部と中部山岳地帯に生息しています。

発生:年一回、6〜7月に見られます。

食草:アイズシモツケ、イワシモツケ、ホザキシモツケ、シジミバナ、コデマリ、ユキヤナギ、シモツケ、エゾシモツケ

越冬:幼虫