ジョウザンミドリシジミ Favonius Taxila |
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2005.07 恵庭市
成虫♂
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2004.07 栗沢町
成虫 |
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2014.05 函館市
幼虫(飼育) |
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2014.05 函館市
蛹(飼育) |
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コメント
ミドリシジミの仲間は特にオスの羽の表面は宝石のように光り輝いています。緑色にピカピカ輝いていて綺麗なのですが、北海道に棲息するミドリシジミの仲間9種は見分けが非常に難しく、裏面の模様や羽の形の小さな違いから種類を特定することになります。
ジョウザンミドリシジミは北海道のミドリシジミの仲間では多い方です。後の羽の表面の淵の黒い部分が中央で細くなっていること、表面の輝く部分の青味が強いこと、裏面前羽の中央部にある短条がやや目立つ事などで区別できますが、私のような素人には良くわからない部分も多いです。
もちろん飛んでいる様子などで区別できるはずも無く、撮影した写真をじっくり眺めながらの判断になります。
よくオス同士が縄張り争いをしている姿を見ることが出来ますが、小さな緑色の宝石がチラチラ輝く姿は見とれてしまいます。
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分布:北海道では全域、本州では関東地方や紀伊半島などの南側と能登半島にはいないようです。四国、九州以南にはいません。
発生:年1回、6月下旬から7月頃に見られます。
食草:カシワ、コナラ、ミズナラ、クヌギ
越冬:卵
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