キアゲハ
Papilio machaon hippocrates
2002.07 黒岳山頂
成虫

2006.05 栗沢町
成虫(春型)飛翔
2010.07 中札内村
成虫(夏型)
2003.06 音更町
成虫(春型)
2004.05 帯広市
成虫(春型)♀

2014.05 北斗市
食草(エゾニュウ)

2012.08 帯広市
2012.08 帯広市
幼虫
2014.06 上ノ国町
幼虫
2014.06 上ノ国町
幼虫(終齢)

2011.08 道東
蛹(飼育)
コメント

 キアゲハは北海道では春と夏の年2回発生します。北海道で見られるアゲハのうち、ヒメギフチョウとウスバシロチョウ、ヒメウスバシロチョウ以外は2回の発生で、春型のものは小さく、夏型のものは大きくなります。

 キアゲハとナミアゲハは羽の形が似ていますが、前翅(上の羽)の付け根部分の黒い模様が塗りつぶされている(キアゲハ)か、縞模様(ナミアゲハ)かで、簡単に区別できます。花などで蜜を吸っているものはそうでもないのですが、飛んでいるものは以外と素早く、なかなか捕まえられません。

 山の山頂などでよく、縄張りをめぐって争うキアゲハの姿を見かけます。


分布: 沖縄地方を除く日本全土。

発生
: 普通年2回、5月くらいと7,8月くらいに見られます。

食草
: セリ科植物

越冬:蛹