キマダラセセリ
Potanthus flavus flavus
2003.08 厚沢部町
成虫

2006.08 戸井町
成虫
2014.07 函館市
成虫
2014.07 函館市
成虫
コメント

キマダラセセリは北海道では道南付近に多く、道北や道東にはいません。
 それに個体数も多くなく、私が函館で過ごした高校時代、蝶の採集に行って目撃・採集できたのはたったの1回のみでした。

 しかし、どうやら発生地が局地的な傾向があるようで、場所によってはキマダラセセリだらけという所もあるようです。

 飛び方がセセリチョウらしく素早いので、コチャバネセセリとかに似ていて、ハエみたいなので、せっかく珍しいキマダラセセリを見つけても感動できません。どこにでもいるコキマダラセセリの雌に似ているせいもあるかもしれません。


分布:北海道では道南に多くいます。北海道以外では青森から九州地方まで広く分布しているようです。

発生:北海道では年1回、8月くらいに見られます。

食草:タケ科、イネ科植物。

越冬:幼虫