ルリシジミ
Celastrina argiolus ladonides
2007.05 新十津川町
成虫♂

2006.05 栗沢町
成虫
2006.05 栗沢町
成虫 手乗り
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 どこにでもいるシジミチョウの代表格です。羽の表側の模様が瑠璃色だからルリシジミという名前になったと思われますが、羽全体が綺麗な瑠璃色なのはオスで、メスは羽の表側の縁が黒っぽい色をしています。春の蝶シーズンの始まりから、秋の蝶シーズンの終わりまで、山に行くと必ずと言っていいほどルリシジミが小さいけれど綺麗な瑠璃色の羽で飛んでいます。

 暑い夏などに山に行くとルリシジミの瑠璃色が少しだけ涼しい感じを与えてくれます。


分布:北海道では全域、道外でも沖縄地方を除くほぼ全域に棲息しています。

発生:北海道でも年3回程度は発生していると思われ、関東では4、5回位の発生です。春から秋まで見られます。

食草:マメ、バラ、ブナ科植物の花や蕾を食べます。

越冬:蛹