サカハチチョウ
Araschnia burejana
2014.05 函館市
成虫(春型)

2014.05 函館市
成虫(春型)
2002.08 帯広市
成虫(夏型)
2013.08 帯広市
成虫(夏型)
2003.06 音更町
成虫(春型)

2005.09 中札内村
成虫(手乗り)夏型
コメント

 羽を開いたときに白く逆さまに漢字の”八”の字の模様が見える事からつけられた名前だと思います。6月ころに見られる春型と、8月頃に見られる夏型がありますが、春型と夏型で羽の模様が大きく違います。また、似ている種類にアカマダラという蝶がいます。

 成虫が見られる時期に山に行くとサカハチチョウがチョロチョロ素早く飛び回っています。水溜りや花、林道などによく停まります。タテハチョウ科の蝶の中では小さい方で、特に春型などは何かのシジミチョウと間違う事もあります。


分布:北海道全域、本州以南では沖縄と房総半島の一部を除くほぼ全域

発生:年2回、6月頃と8月頃

食草:イラクサ科植物

越冬:蛹