ウラギンスジヒョウモン Argyronome laodice japonica
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2002.08 音更町
成虫
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2003.08 厚沢部町
成虫♂ |
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コメント
ウラギンスジヒョウモンは低山地の日当たりの良い草原で他のヒョウモンチョウ類とともに花の蜜を吸っている姿を見かける事が多いです。
日本全国に分布していますが北海道では個体数はさほど多くないように感じます。
似ている種類にオオウラギンスジヒョウモンがいますが、ウラギンスジヒョウモンのほうがひとまわり小さい事と、羽の形が少し違うので区別できます。
オオウラギンスジヒョウモンは上の羽の外側の形が少し内側にえぐれているような形ですが、ウラギンスジヒョウモンでは直線的になっています。
しかし、区別できると言っても、区別点は上記の2点くらいで、私も迷う事が多く、見慣れていない人には区別できないような気がします。
ヒョウモン類は本州では8月頃には夏眠といって、暑すぎて活動しなくなりますが、北海道では他のヒョウモンチョウ類と同じように、このウラギンスジヒョウモンも夏眠しません。
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分布:北海道では全域、北海道以外でも沖縄地方を除くほぼ日本全域に棲息しています。
発生:年1回、北海道では7月から8月くらいに見られます。
食草:スミレ類
越冬:卵か初齢幼虫
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