ウラゴマダラシジミ Artopoetes pryeri
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2005.07 帯広市
成虫
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2005.07 帯広市
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コメント
ウラゴマダラシジミは幼虫の食草がイボタ系の植物です。イボタといえばよく民家の生垣に使われている植物なので、私が18まで住んでいた函館では、山の中より市街地に多い蝶だという印象を持っていました。
最近の家を見ると、生垣などを使わずに家と家の境は塀などを使う事が多くなってきたのか、イボタの生垣やこのウラゴマダラシジミを市街地で見ることが少なくなってきたような気がします。羽の裏側は名前の通りゴマのような模様ですが、羽を開くと何ともいえない薄紫の綺麗な模様です。大好きなウラゴマダラシジミが市街地で普通に見られるようになって欲しいと願わずにはいられません。
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分布:北海道では離島、道北の一部、道東の一部、檜山から後志地方の一部を除く広い範囲に生息しています。北海道以外でも広い範囲に棲息していますが、東北の中部、房総半島、紀伊半島の南部、四国南部、本州最西端、九州の西部と南部、沖縄地方には棲息していません。
発生:年一回、北海道では7月くらいに見られます。
食草:イボタ類
越冬:卵
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