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ウラミスジシジミは羽の裏面に3本の白い筋のような模様があるので名付けられたのだと思いますが、写真を見てもわかるように、3本の線というよりはたくさんの白い線がゴチャゴチャ入っている印象があります。しかし、この3本の線は、個体によってはほとんど平行にみられたりするものもあり、大きく分けると3パターンあるそうです。この3パターンの模様の個体の出現率は地域によって異なっているそうです。また、この蝶はたくさんの呼び名を持っています。
ダイセンシジミ、クボウラミスジシジミ、ウラスジシジミなどと呼ばれていますが、ダイセンシジミは鳥取県伯耆大山で採集された事から来ています。クボウラミスジシジミは採集者の久保猪之吉さんの名前をとっての事ですが、現在はほとんど呼ばれていません。
ウラスジシジミは先ほど説明した白い筋のような模様が複雑に乱れているものを呼ぶらしいです。しかし現在多く使われているのは、ウラミスジシジミ、及びダイセンシジミで、さらにどちらかというと呼びやすいためかダイセンシジミと言う人が多いように感じます。
夕方に多く見られますが、朝などでも下草の中で静止している姿を見かける事ができます。
羽の模様は裏面のオレンジ色とは違って、表面は輝く濃い紫色でとても綺麗です。北海道ではあまり個体数の多くない蝶で、見つけると少しラッキーと思えます。
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