8月21日(月) 父の急逝により葬儀のため仕事を忌引きしていたが、無事に葬儀を終え帯広に戻る事になった。朝、函館を出発したが、最後にもう一度だけアサギマダラのポイントに寄りたかった。昨日の写真に満足できていなかったからだ。妻に了承を得、少しだけポイントで撮影を試みた。 ポイント付近はやはり濃い霧に覆われたりもしていたが晴れ間も出る。 ポイントに着いたら道南虫の会のKさんがいて挨拶を交わした。 今日は昨日よりもたくさんのアサギマダラが見られる。それでもおととしに比べたら全然少ないとKさんが言っていた。 ポツポツと見られるアサギマダラ。ようやく撮影できそうな場所に止まった。そーっと近づきファインダーを覗いて何枚か撮影。でも何か変だ。どうも羽に何か書いているようだ。 |
飛んでるアサギマダラ。ん?何か書いてあるぞ |
アサギマダラは飛んでしまったが、運良く網を持つKさんの方向へ。そしてKさんの網に収まった。 アサギマダラを見てみると確かにマーキングされた個体であることがわかった。MT008ハコダテと書いてあるようだ。 |
Kさん再捕獲のアサギマダラ | 再捕獲後また放した |
MT008。これはイニシャルMTという人が8番目にマーキングした個体だと考えられる。ハコダテとも書いているので、この辺でマーキングされた個体である。MTといえば、対馬先生のイニシャルなので、これは多分対馬先生が以前にマーキングした個体だなとわかった。その後の確認で、対馬先生が同じ場所で5日くらい前にマーキングした個体であると確認された。対馬先生がこれまで何年もかけてたくさんのアサギマダラにマーキングしてきたが、再捕獲は初めてということだった。 これによりこの個体は5日前に対馬先生によりこの場所でマーキングされ、その後どこかに飛んで行ったか近くにいたかわからないが、5日後にマーキングされた場所と同じ所で再捕獲されたことになる。単純に考えれば5日間は近場にいたと考えられ、これはこれで貴重なデータである。 その後もちょくちょくとアサギマダラが現れ、撮影に成功した。 今回アサギマダラの撮影に成功したが、これまでは全然ダメだった。数年前から道南のポイントで探したり、おととしは中札内でけっこう見られたのに自分だけ目撃出来ず。ようやく撮影することができた。言い方は悪いが、父が亡くなったせいで撮影できたアサギマダラである。父からのプレゼントと考えたいと思った。 あまり長居すると帯広に帰る時間もなくなるので、Kさんに挨拶をして帰った。 |
本日撮影できたアサギマダラの写真。フラッシュ無し。薄い青がなんとも幻想的で美しい |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
8/21 | 七飯町 | アサギマダラ | 10以上 | 撮影・再捕獲 | 30分程度の間で |
キベリタテハ | 1ex | 目撃 | |||
ヒメキマダラヒカゲ | 多数 | 目撃 |
8月19日(土) 14日に急逝した父の葬儀も一段落し、親戚類もほとんどいなくなった。葬儀に参列していただいた高校時代の生物部恩師、対馬先生に通夜の時「アサギマダラがいたら連絡下さい」と言っていた。 19日の午前中に対馬先生より連絡が入る。「アサギマダラけっこう飛んでるよ」と。 ちょうど少し自由時間があったので、「もう少ししたら行きます」と答え、昼食後に出かけた。 ポイントは標高900m位の地点で、下から車で登っていくと雲の中に入ったり、霧が出たりする。でもポイント付近では曇ってはいるが少し明るかった。ポイントに到着すると対馬先生がいた。椅子に座ってアサギマダラを待っているのだ。 対馬先生の目的は採集でも撮影でもなくマーキング。 アサギマダラを網で捕まえて日付や地域を書いて放す。それを誰かが再捕獲してアサギマダラの渡りの生態を解明しようというものだ。 「大変だったなぁ〜、この前会った時にはお父さん元気だって言ってたろ」などと父の話をしていると、アサギマダラが飛んできた。 とりあえず自分は撮影したい。対馬先生は捕獲したいということで、目的が合わないが、最初私が撮影させてもらう事になった。しかし、デジカメが壊れていてズームが出来ないので近づくしかない。アサギマダラはヨツバヒヨドリに止まった。 そーっと、そーっと近づき何枚か撮影。 するとアサギマダラはふわりと舞い上がった。その瞬間、対馬先生が猛ダッシュで採集した。 「黙って見ててもどっかに飛んで行っちゃってたよ」と言われた。確かにそうかもしれない。 |
初めて撮影に成功したアサギマダラ。 あたりが暗くフラッシュでの撮影。 |
アサギマダラを捕獲した対馬先生。 |
捕獲したアサギマダラに対馬先生がマーキングした。今回初めてアサギマダラを見る事が出来、撮影も出来、マーキングを見ることも出来た。マーキングには捕獲地点、日付、捕獲番号、捕獲者などのデータを書き込む。アサギマダラの羽の青い部分にはリンプンが無いのでマジックで書いても問題ない。水性ペンで書いたら雨や湿気でにじんでしまうので、油性のペンで太く書く。 |
捕獲したアサギマダラを網から出し | マジックでマーキング | こんなかんじでマーキング |
マーキングし終わると、アサギマダラを放す。ヨツバヒヨドリに放されたアサギマダラはその蜜を吸うことなく高く舞い上がりどこかに飛んでいってしまった。この先どこかで再捕獲されて生態の解明に役立って欲しいと思った。 この時、対馬先生の仲間から連絡が入っていた。福島町で凄い数のアサギマダラが見られていると。対馬先生は悩んでいた。そのポイントは登山しなければならないが、腰が痛いらしい。でもきっと行くな!と思った。対馬先生に「今度アサギマダラを捕まえたらマーキングに父の名前を書いて放して欲しいとお願いした。 (次の日対馬先生はやっぱり福島町に行った。たくさんのアサギマダラを目撃し捕獲、父の名前を書いて放してくれたと連絡を受けた。どうもありがとうございました) |
マーキングを終えヨツバヒヨドリに放された アサギマダラ |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
8/19 | 七飯町 | アサギマダラ | 少々 | 撮影・捕獲 | |
ベニヒカゲ | 1ex | 目撃 | |||
ヒメキマダラヒカゲ | 多数 | 目撃 | |||
キベリタテハ1 | 1ex | 目撃 |
8月14日(月) 朝、函館の実家を出発。真っ直ぐ帰るかもう一度アサギマダラのポイントを見てから帰るかと思っていたが、昨日対馬先生からミヤマカラスシジミの新しいポイントを教えてもらった。高校時代は函館市の東山のモーテル街にミヤマカラスシジミの食樹、クロウメモドキの木がちょっとあって、細々と発生しているという事だったが、新しい場所はクロウメモドキがたくさんあって、幼虫もたくさん取れたというのだ。時期的にも発生していておかしくないし、いつになったら撮影できるかわからないと思っていた種類なので、ワクワクしていた。 昨日壊れたデジカメは症状がわかった。ズームを135mm以上にするとシャッターは切れるがシャッターが降りないという症状で、135mm以下で撮影すれば普通に撮影できる。これなら接写での撮影は可能なので、まだなんとかなる。 昨日対馬先生からもらった大雑把な地図を見ながらポイントを目指した。途中、お祭りがやっていた。 |
大漁旗 | みこし | 鳥居と出店 |
ポイントに着いた。少し歩かねばならなかった。7、8分歩くと目印といわれていた場所にクロウメモドキの木があった。周りを見たがミヤマカラスシジミの姿は無い。そのかわりゴマシジミがやたら飛んでいる。撮影したかったがどうしても止まってくれず、撮影できなかった。もう少し探そうかと思ったとき、獣道のような人が踏み潰したような道をクロウメモドキの脇で発見。ははぁ〜、ここから入っていくとミヤマカラスシジミがいるんだなとピンときた。 細い獣道を入るとすぐに茶色いシジミチョウが飛んできた。お、ミヤマカラスシジミだ!だけど自信が無かった。 ミヤマカラスシジミは標本も持っていない。生きている姿を見たことも無い。カラスシジミとどこが違うかもよくわからない。だいいち、普通のカラスシジミだってじっくり観察した事は無い。だから目の前に飛んでいるシジミチョウはもしかしたらカラスシジミなのかもしれないと思った。でも、ここはクロウメモドキだらけ。これだけミヤマカラスシジミの食樹があるんだからカラスシジミでは無いだろうという勝手な推測で目の前の茶色いシジミチョウを撮影した。(後にミヤマカラスシジミと確認) ちょうど時間はお昼頃。ジリジリと直射日光が熱い。このあと帯広まで帰る事を考えるとあまり疲れるわけにもいかないので、ある程度撮影に満足したので車に戻ることにした。相変わらずゴマシジミが飛んでいて、その他にナミヒョウモン、キマダラセセリも飛んでいた。 ポイントを後にして帯広に向かった。室蘭に入ったところで実家から電話があり、父の急死を知らされた。最近ついてないことが多かったが、最後にとんでもない事が起こってしまったのだ。 |
クロヒカゲの死体をアリが運ぶ。 | ミヤマカラスシジミかな?と思いながら撮影。 | これはやっぱりカラスシジミとはちょっと 違うなぁ〜と思いながら撮影。 |
||
キマダラセセリがいた。撮影は2回目。 | このキアゲハ。一心不乱に蜜を吸っていて 全然逃げない。かなり近寄って撮影。でも・・。 何か変だと思いませんか? |
ジョウザンミドリシジミでしょうかね。 |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
8/14 | 函館市 | ミヤマカラスシジミ | 多数 | 撮影 | 30分で10頭以上は見た。 |
ゴマシジミ | 多数 | 目撃 | 止まらずに撮影できず。 | ||
ナミヒョウモン | 少々 | 目撃 | |||
キアゲハ | 多数 | 撮影 | |||
キマダラセセリ | 1ex | 撮影 |
8月13日(日) 函館の実家に帰省。今年の帰省中の大きな目標のひとつ、アサギマダラの撮影。しかし、帰省中はお盆時期のためお参りに行ったり、天候もイマイチだったり、あまり長期の滞在ではないため撮影の好条件に恵まれなかった。高校時代の生物部の先生である対馬先生に連絡をして、とりあえずポイントまで連れて行ってもらうことにした。 このポイントは幼い頃から何回か来たこともあり、当時飼っていた犬を連れてきたこともある。懐かしい場所なのだが函館市近郊の道路が当時と随分変わっていて、きっと一人では来られなかっただろう。それとこの辺のポイントでアサギマダラが見られるようになったのは最近のことだということもなかなか興味深い。これまでも見られていたけど気付かなかったのか、気候の変化が影響しているのか? 天候は思わしくなく霧雨。これではほとんどアサギマダラの観察は無理である。すぐに諦めた。 帰りに対馬先生宅に寄らせてもらい海外の蝶の標本などを見せてもらった。次に海外撮影に行きたい場所を選ぶ参考になった。 対馬先生宅の庭でナミアゲハの撮影をさせてもらったがデジカメが壊れた。最初電源が入らなくなった。何回もやっているうちに電源は入ったが、ナミアゲハを撮影しても撮影した画像は真っ白。せっかくナミアゲハとキアゲハが同じ花で吸蜜をしているシーンを撮影できたと思ったのに残念だった。最近はなんか調子悪い。バイオリズムが悪い感じ。山でキーホールダーを落としたり、前回のウラナミアカシジミも、ずっと天気が良かったのに、たまたま天候が崩れた一瞬にポイントに訪問して空振りだったり、今日もデジカメが壊れたり・・。 |
アサギマダラポイントで。対馬先生。 | 対馬先生宅にて撮影。ナミアゲハ(ピンボケ) |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
8/13 | 函館市 | ナミアゲハ | 多数 | 撮影 | |
キアゲハ | 少々 | 目撃 |
7月29日(土) 次の週の月曜日から札幌での出張だったため早めに帯広を出発し、色々遊ぶことにしていた。 そのうちのひとつに恵庭のウラナミアカシジミの撮影の計画があった。前年も撮影に成功してはいたが良い写真ではなかったためリベンジという感じだ。 美唄の実家にお世話になっていたが、ここ数日は天気も良く、蝶の撮影にはなかなか好条件だった。この日も朝、美唄を出発した時には良い天気だったのだが、だんだん雲行きが怪しくなって、ついには霧雨。運が悪い。 現場に到着し、天候の悪い中ウラナミアカシジミを探すが他の蝶すら見られない。う〜ん・・・と思いながら妻と歩いているはずだった。 が・・・。 私の斜め後ろあたりから何やらボソボソ声が聞こえた。男の声だ。何で後ろにいるはずの妻から男の声が?と思い振り返ると、それは昨年もこの場所で撮影にご一緒したSirMosquitoさんだった。あ〜びっくりした! とりあえず挨拶をして情報収集。SirMosquitoさんは何度もこのポイントに通っていてかなり詳しい。で、藪の中のポイントなど昨年は知らなかった近くのポイントなどを案内してもらったりもしたのだがどうしても天気が悪く、目的は果たせなかった。ミドリシジミ類はたくさん飛んでいたんだけど。 でもこれまで1枚しか撮影していなかったアカシジミの撮影が出来た。これはもしかしたらキタアカシジミという種類なのかもしれないが、全く区別が出来ない。 アカシジミとキタアカシジミは幼虫の見た目に違いがあるという事と、成虫の羽の色の濃さに少し違いがあるらしい。蝶の分野は研究が進んでいるので、似たような種類でも相当区別が進んでいる。もし蛾でこの程度の違いがあるとしてもきっと同一種とされていると思う。自分は大雑把な性格なので、はなからアカシジミとキタアカシジミを区別する気はないので、撮影した写真もアカシジミとさせていただきます。 天候も回復しないし、このあと札幌で買い物をしたかった。前回7月25日に山で落としたキーホールダーとカメラのレンズを。 なので天候の回復が期待できないと判断し、ポイントを後にすることにした。SirMosquitoさんに別れを告げ、出発した。 札幌に向かうと天候は晴れになった。札幌で蝶の撮影が出来る場所は知らないので、雲と山を見ながらどこか適当な場所が無いかと車を走らせたが、さすが札幌。なかなかそういう場所が無かった。カーナビで確認するとどうもお友達のゲンかぁ〜さんの家の裏あたりに自分がいることに気付いた。ちょっと挨拶していこうかと、ゲンかぁ〜さんちに行ったが、留守だった。その後わかったのだが、ゲンかぁ〜さんは私が最初に行った恵庭に行ってたらしく、そこでSirMosquitoさんと撮影をしていたとの事。しかも天候が回復し、良い天気になっていたらしい。ということは、ここ数日で一瞬天気が崩れたときにドンピシャで自分が行っていたという事になり、とても残念な気持ちになった。 札幌の街中でティファニーのキーホールダーを購入。高かった。カメラのレンズは買わなかった。 |
恵庭で撮影したアカシジミ。キタアカシジミかも。 | セミの抜け殻 | 札幌のどこかの山から撮影した街の様子。 |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
7/29 | 恵庭市 | アカシジミ | 1ex | 撮影 | キタアカシジミかも |
ミドリシジミ類 | 多数 | 目撃 | |||
ウラナミアカシジミ | 1ex | 目撃 |
7月25日(水) 本日は仕事が休みで天気も良かったので蝶の観察に出かける事にした。この時期で狙いたいものは色々ある。恵庭のゼフィルス、大雪のオオイチモンジ、カラフトルリシジミ、クモマベニヒカゲ。日高のツマジロウラジャノメも見れるか。しかし、今年の天候不順により、これらの少し遠い所に行って何も見れなかったらショックなので賭けをせず、近場で遊ぼうという事に決めた。でも目標はオオイチモンジのメス。実は昨年かおととし、帯広市内のポイントでオオイチモンジのメスを目撃したのでもしかしたら今年も出会えるかと思ったのだ。 それからミドリシジミ類も撮影したい。しかもメスを撮りたいと思った。 風が強いが山のほうに行けば止むだろうと予想し、帯広市内のポイントへ向けて出発。しかしすぐに帰宅。メモリースティックを忘れた・・。 再出発し最初のポイントに着いたのは10時頃。すぐにミドリシジミ類のオスが飛んでいるのが目に入った。自分はミドリシジミ類の判別がまだ出来ないので、とりあえず撮影して帰ってから図鑑で調べようという魂胆。大きなフキの葉に止まるミドリシジミ類を撮影したくて道から藪に入った。イラクサが生えているのは知っていたので注意しながら行ったつもりだったが思いっきり刺され痛痒い思いをした。 何枚かのミドリシジミ類が撮影できたが、どうやらオオミドリシジミとジョウザンミドリシジミのようである。でもメスがいない。このポイントで数年前にオオイチモンジのメスを見たのだが、全く確認できなかった。 |
これオオミドリシジミのオス | こっちはジョウザンミドリシジミのオス |
時間がもったいないので早々にこの場所を去り、近くの林道に入った。コムラサキがたくさんいたがこれといって撮影したいようなものもなかった。でもやはりミドリシジミ類は飛んでいたので撮影した。どうやらメスアカミドリシジミのオスのようだ。元来た道に戻ろうかと思ったが、新しい林道が出来ていたようなので探検に入った。出来立てのとても綺麗な林道。こういうところに新しい発見があるかも!と思ったが何もなかった。そしてこの林道は途中までしか出来ていなかった。で、引き返した。 |
メスアカミドリシジミのオス | クロヒカゲが群がっていた。やたらたくさんいた。 |
次に向かった林道はこれまで数度しか行った事が無い林道。さっき入った林道の更に奥にあるというような感じの林道。実はこの林道には期待していた。自分で勝手に「蝶の谷」と名付けていた場所があったからだ。蝶の谷では昨年、たくさんの蝶が飛んでいた。谷では大きなフキやイラクサが生えていて谷の中には入れないが、今年もたくさんの蝶達が出迎えてくれるはずである。ちょっと距離は遠かったがワクワクしながら車で進んでいった。そして蝶の谷についた瞬間愕然とした。重機が入って蝶の谷が無くなっていた。でもここは自分の土地でもないし怒るわけにも行かず、ただただ悲しい気持ちになり、Uターンして林道を戻った。戻る途中、車を止めて少し歩いた。ウラゴマダラシジミがいたので撮影したが、1枚しか撮れなかった。 がっかりしながら次のポイントへ。ここは林道の入り口にちょっとした広場みたいのがあって各種ゼフィルスが見られた場所。でも何もいなかった。 そしてしょうがないのでコムラサキなどを撮影したが、よく考えてみるとこれまであまりコムラサキの撮影をしていないなぁと気付いた。いつもたくさんいるから撮影する気にならないのである。少し頑張ってコムラサキを撮影。シータテハも寄って来たので撮影した。なんか、普通種だと思って撮影しなくてもやっぱりコムラサキは綺麗である。撮影できて嬉しかった。 |
コムラサキも凄い数いた。 | シータテハはそんなに大量にはいなかった。 |
時間的にはまだ12時くらい。どうしようか考えたが、まだ行った事の無い更に奥の林道に行ってみる事にした。ちょうど日高山脈に突き刺さっていくような感じ。 車で流しながら付近を観察していると、いかにもジョウザンシジミがいそうなキリンソウの咲いている崖があった。それにきっとこの山の向こう側、つまり日高山脈の反対側ではきっとツマジロウラジャノメも見られるはずだから、この岩場にいてもおかしくない。ちょっと車を止めて真剣に探したが見つからなかった。でもベニヒカゲを1頭目撃した。もうそういう季節になっちゃったんだね。 ツマジロウラジャノメのことはあまりよくわからないが、ジョウザンシジミはきっといるのではないだろうか?ちょうど春型と夏型の境で見ることが出来ないのかもしれない。来年以降の観察のテーマが出来たような気がした。林道はいよいよ車では進めない位狭くなり、バックで引き返した。途中Uターンできるところまでしばらくかかり、けっこう怖かった。 初めての林道は結構怖い。以前、初めて入った林道で無茶をしてタイヤを3本パンクさせた事がある。そういうのがトラウマになっていて、道幅が狭くなってくると怖くなってくる。しかも道幅が狭いということはサイドミラーで後を確認しようとしても木とか葉っぱしか見えず、ルームミラーで後を確認するわけで、そうなると自分がちゃんとタイヤが通るべき場所を通りながらバックしているかどうか自信がなくなってくる。こんな所で崖から落ちても誰も発見してくれるはずが無い。 ようやくUターンできる場所までたどり着き、登ってきた林道を下った。下っているといきなりメスグロヒョウモンのメスが現れた。車を止めて撮影。しかしすぐに飛んで行ってしまった。 飛んでいったメスグロヒョウモンのメスを目で追っていると、ある花に止まった。そこで私はびっくりした。なんとメスグロヒョウモンのメスが4頭もいる! メスグロヒョウモンのメスといえばあまり珍しくは無いけど普通にいるともいえないかもしれない感じで、実際自分もあまり写真を撮っていないし、撮っている写真もそれほどのものではなくボロとかの写真が多い。そのメスグロヒョウモンのメスが4頭も同じ花に止まって蜜を吸っている。更に近づいても全然逃げない。よほど花に夢中なのだろう。この花にはメスグロヒョウモンのオスも来ていてとても賑やかだった。 |
メスグロのメス3頭。キャンディーズ? | 綺麗です! | |
メスグロヒョウモンのオスとメス。交尾するかと思ったが食事の方が大事らしい。 |
結局今日の一番の成果はメスグロヒョウモンのメスがたくさんの所を見れたことだったと思う。林道を更に戻りながらミスジチョウ、イチモンジチョウ、キバネセセリなどの蝶を撮影して3時過ぎに林道を後にした。結局釣りで言うところの五目釣りならぬ、五目撮りになってしまったがそれはそれで楽しかった。 このあと事件発生!自宅に着いたら鍵がなくなっていることに気付いたどうやら林道で落としたらしい。しかもデジカメのレンズも!かなりのショックを受けてしまった。また鍵を作るのも面倒だし、レンズを買いなおすのも痛い出費。もう嫌になった。 |
林道上のミスジチョウ | こっちはイチモンジチョウ | キバネセセリ。腹が太くて私みたい |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
7/25 | 帯広市 | ジョウザンミドリシジミ | 多数 | 撮影 | ♂のみ |
メスアカミドリシジミ | 多数 | 撮影 | ♂のみ | ||
オオミドリシジミ | 多数 | 撮影 | ♂のみ | ||
ルリシジミ | 少々 | 目撃 | ♂のみ | ||
カラスシジミ | 少々 | 撮影 | |||
ウラゴマダラシジミ | 少々 | 撮影 | |||
カラスアゲハ | 少々 | 撮影 | ♀ばっか | ||
エゾ?スジグロシロチョウ | 多数 | 目撃 | |||
エゾシロチョウ | 多数 | 目撃 | もうボロ | ||
モンキチョウ | 少々 | 目撃 | |||
イチモンジチョウ | 1ex | 撮影 | |||
ミスジチョウ | 多数 | 撮影 | |||
サカハチ | 少々 | 目撃 | 春型 | ||
コムラサキ | 大量 | 撮影 | |||
シータテハ | 少々 | 撮影 | |||
メスグロヒョウモン | 多数 | 撮影 | |||
ヒメウラナミジャノメ | 多数 | 目撃 | |||
ジャノメチョウ | 多数 | 目撃 | |||
キマダラヒカゲ | 多数 | 目撃 | |||
クロヒカゲ | 大量 | 目撃 | |||
ベニヒカゲ | 1ex | 目撃 | |||
コチャバネセセリ | 大量 | 撮影 | |||
キバネセセリ | 少々 | 撮影 | |||
コキマダラセセリ | 多数 | 目撃 |
7月1〜2日(土、日) 数週間前から7月になったらウスバキチョウの撮影に行きたいと思っていた。今年それほど充実したシーズンを送っていないというのと、そろそろ1種でもいいから北海道の天然記念物の撮影をしたいと思っていたからだ。 実は土曜日にはfieldさん、mamoさん、maedaさんなどの撮影仲間が赤岳に行くという事になっていたのだが、私は土曜日は仕事が入っており同行できず。しかも登山は特に苦手なので、この際日曜日に妻と一緒に行ったほうが良いかと思っていた。 妻には層雲峡のホテルを予約してもらい、仕事が終わった土曜日の午後に向かった。この仕事では3時間位炎天下で焼かれてしまい、完全に脱水症状。帰宅後水分をがぶ飲みし、それでも足りないくらいで喉が渇いたまま出発。 ホテルは温泉ホテルでなかなかだった。バイキング形式の夕食で、ステーキをその場で焼いてくれる。1枚のステーキを9つに切り、3つを一皿に乗せて渡してくれる。すなわち3皿でステーキ1枚分。私は5,6皿も食べ、妻も3皿位食べていた。その他にもたくさんの料理があり美味しかった。特に感動したのはソフトドリンク飲み放題というところ。通常ホテルのバイキングでは食事は食べ放題だけど飲み物は別料金という所が多い。脱水症状もまだ回復していないようで、たくさんジュースを飲んでしまった。 久しぶりにお腹がパンパンになるまで食べた。明日腹痛にならないか不安。 今日は仕事で脱水症状になったのに、何を思ったか岩盤浴を予約してしまい9時から10時まで岩盤浴。飲んだ水分をまた全部出してしまった。 今日一足先に赤岳に登ったfieldさんに情報提供を求め電話した。fieldさんによると、赤岳手前のコマクサ平ではウスバキチョウ、ダイセツタカネヒカゲがたくさん飛んでいるという。同じ天然記念物のアサヒヒョウモンは数が少なく、カラフトルリシジミは全く見られないとのこと。またコマクサ平では登山道以外の場所はロープが張られていて入れないので、登山道付近に偶然飛んでくる個体を気長に待つしか無いという事だった。さらに銀泉台に車を止めての登山になるが、雪渓が凄いという事だった。霜も降りるほど朝は寒いとも言っていた。8時から交尾が始まるようでその前はオスがメスを探していて飛び回り、交尾後は吸蜜することもあるという。なるべく早起きして赤岳に向かう事にした。 次の日朝5時に起きた。6時に層雲峡のホテルを出発。ホテルの朝食を放棄したのが心残りだが、目的のためには仕方ない。コンビニで食料と飲み物を購入して7時少し前に銀泉台に到着し登り始めた。 赤岳には1回行った事がある。その時は紅葉を見に。登山としては初級という事だったが私にとっては結構辛い。体力を使い切ってはいけないのでゆっくり登った。 山の斜面には雪渓が凄く、かなり怖い。一歩足を滑らせたら真っ逆さまに滑落する。雪渓がすごいとは聞いていたがこれほどまでとは思っていなかったから普通の靴だったので結構滑って大変。下を見た瞬間に落ちそうになるので、絶対に下を見ないでゆっくりゆっくり確実に歩を進めた。 この斜面を横に横断する雪渓が2つか3つ、更に雪渓を登っていく場所が2つか3つ。なんとか登りきり1時間半ほどでコマクサ平に到着した。 コマクサ平では先に来ていた撮影の人が2人いた。そのうちの一人は昨日も来ていてブログを持っているという人だった。(彼のブログhttp://thecla.exblog.jp/)昨日fieldさん達と会い、今日私が登る事を聞いていたらしく、声をかけてもらった。私とは相互リンクなどで交流のある本州の蝶撮影仲間の事とかも知っていて、蝶の撮影という趣味の狭さを感じた。 コマクサ平では情報どおりダイセツタカネヒカゲがたくさん飛んでいた。嬉しくて撮影したが、私が思うにこの蝶は北海道で見られる蝶の中でも一番綺麗じゃない。蛾にしか見えないくらい。ちょっと撮影したら飽きてしまった。 ウスバキチョウもまずまず飛んでいる。でも大きく撮影できるほどではない。一生懸命手を伸ばし撮影しているのにもう一人いた撮影の人はロープを乗り越えて、入ってはいけない場所で撮影をしている。この場所は高山植物もたくさんあるので登山道以外には入れないことになっている。たしかに岩に登れば高山植物を傷つけないんだろうけど、だからと言ってロープから外れて中に入っても良いとは思えない。私だってロープを越えて中に入りより良い写真を撮影したいのを我慢してやっているというのに頭に来た。モラルの問題だろう。 それにしてもウスバキチョウも個体数が多い。以前黒岳に登った時にはウスバキチョウらしい蝶を1頭目撃しただけで終わっていたので、これだけたくさんのウスバキチョウがいるとありがたみに欠ける。贅沢な事考えてるなと自分で思った。 何回かの撮影チャンスを得られ、最高の写真では無いけどウスバキチョウの撮影も出来た。残るはアサヒヒョウモンだが、ほとんど飛んでいない。たまに見ることは出来るという程度。しかも雲も出てきて日がかげるとアサヒヒョウモンどころかウスバキチョウもダイセツタカネヒカゲも見られなくなる。その間にはリスとか鳥とかを撮影した。 結局アサヒヒョウモンは次回への宿題になってしまった。 雲が全然取れないどころか益々たくさん雲が出てきて、晴れる気配が全く無いので12時半頃下山する事にした。 ダイセツタカネヒカゲ、ウスバキチョウ、アサヒヒョウモンの綺麗な写真を撮影するのが目的だったが、点数的にいうと50点くらいかな。でも50点でも合格点。来て良かったと思えた。 下山は登りよりずっと怖かった。雪渓を下るのは滑り落ちる危険が大きくめちゃくちゃ怖かった。今度来る時にはちゃんとした靴と杖を持たないとダメだとわかった。 |
国の天然記念物ダイセツタカネヒカゲ。 お腹が太いので羽化直後と思われる。 |
何枚か撮影したが、全然綺麗じゃない。 すぐに飽きてしまった。 |
コマクサ平から赤岳に向かう雪渓。 ほとんど壁で、絶対登りたくない。 |
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ウスバキチョウの食草であり 高山植物の女王と言われるコマクサ。 まだ蕾が多かった。 |
これも高山植物だと思うけど、 種類はさっぱりわからない。 |
これも何だかわからない。 | ||
小さな花が一杯咲いている高山植物。 当然名前はわからない。 |
初めて見たときには感動したけど、 たくさんいるので有り難味に欠けてしまう。 飛び方はウスバシロと違い俊敏。 |
日が陰ると飛ぶのをやめてしまう。 岩場を歩いていたウスバキチョウ。 |
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羽化直後は黄色が強いけど、しばらくすると 黄色さが薄くなる。これも羽化後少し時間が たった個体かな。 |
シマリスが口に木の実を一杯入れて 偉そうにしていた。 |
この雪渓の上の辺りを左から右に行くと コマクサ平方面。滑り落ちたら一巻の終わり。 |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
7/2 | コマクサ平 | ウスバキチョウ | 多数 | 撮影 | 国の天然記念物 |
アサヒヒョウモン | 少々 | 目撃 | 国の天然記念物 | ||
ダイセツタカネヒカゲ | 多数 | 撮影 | 国の天然記念物 |
6月25日(日) 昼頃から中札内のポイントへ妻と向かった。目標は特に無いが今年は蝶の時期が遅れ気味ということで、この時期でもミヤマカラスアゲハの集団吸水が見れるかと思ったのと、カラフトタカネキマダラセセリが撮影したかった。また、最初の林道の奥にある公園に咲いている花で吸蜜するミヤマカラスアゲハ、オナガアゲハを撮影したかった。 最初の目的地の林道に行く途中、前から見覚えのある車がやってきた。fieldさんだった。今年偶然会ったのは3回目!なかなか不思議な偶然である。 情報を聞くと、この先の林道では特にめぼしいものは無いという事なので、一緒に公園に行ってミヤマカラスアゲハ等の吸蜜を撮影しようという事になった。 公園に行くには一旦林道を下り、舗装道路に出てから別の道を通って行ったほうが早い。自分はfieldさんの後を走っていたが、fieldさんの車が鳥をはねた。 fieldさんは気付いていないようでそのまま行ってしまったが、気になったので私はひかれた鳥を見に行った。スズメだった。今年旭川の方でスズメが異常に少ないとニュースでやっていた。その後どうなったかは知らないが、fieldさんにひかれたスズメは即死だった。 スズメを道路脇に置き、車をまた出発させた。 目的の公園では花がたくさん咲いていて、黒いアゲハがたくさん飛んでいた。ただ、少しボロが多かったような気がする。少ないがオナガアゲハも飛んでいた。お喋りしながら撮影した。fieldさんは一眼レフカメラをファインダーを見ずに撮影していた。飛翔写真を狙っているようだったが、私も飛翔写真は上手に撮れない。このようにファインダーも見ずに適当にパシャパシャ撮影して、その中に偶然うまい具合に撮れている写真があることを狙っての撮影方法のようだ。。デジカメならではの方法である。フィルムカメラではフィルム代のことを考えるととても出来ない方法である。金持ち以外。 一通り満足し、近くの林道へ。トラフシジミなどを撮影したが、カナチョロを発見し採集!これで我が家のカナチョロは3匹になった。 カナチョロを片手に持ちながらの撮影は難しく、結局ろくな写真は撮れなかった。 fieldさんとはここで別れ、中札内の生協にホエー豚を買いに行ったが休みだった・・。 |
花の蜜を吸うミヤマカラスアゲハ♂ | 花の蜜を吸うオナガアゲハ♂ 後の羽の上に白い模様があるのが♂ |
オナガアゲハの飛んでるところ。 | ||
トラフシジミの裏面 | トラフシジミの表面 | カナチョロ発見! |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
6/25 | 中札内村 | ミヤマカラスアゲハ | 多数 | 撮影 | |
カラスアゲハ | 少々 | 目撃 | |||
オナガアゲハ | 少々 | 撮影 | |||
トラフシジミ | 少々 | 撮影 | |||
サカハチチョウ | 多数 | 目撃 |
6月24日(土) 今日は特にどこにも行く予定は無かったが、自宅前のリンゴシジミが気になったので自宅から歩いて10秒のスモモの木を見に行った。 例年なら6月の上旬には見られていたが、天候不順の影響か、まだ発生を確認できずにいた。もしかしたらいなくなってしまったのかと不安だったが、すぐにリンゴシジミを見つけることが出来た。しかもかなり綺麗な個体。やはり発生が遅れていたようだった。リンゴシジミは木の上のほうを飛んでいてなかなか撮影できなかったが、それでもなんとか届く範囲に降りてきてくれたので撮影できた。大体5頭くらいは飛んでいるようだった。今が発生の初期だと仮定すれば、例年並みの数のリンゴシジミが発生すると考えられ嬉しかった。 その後、妻の情報によりオオタカの子育てしているところがあるというので見に行った。可愛いヒナと親が見られた。他見のナンバーの車がたくさん止まっていて大砲のようなレンズでオオタカの子育てを狙っていた。自分のもって行った500mmレンズも相当だと思っていたが、鳥の撮影の人たちと比べるとかなりしょぼいのでチョット恥ずかしかった。きっ彼らのレンズは100万円以上するものだと思う。金のかけ方が違うと思った。 無事に巣立っていって欲しいと思った。 |
今年も出ました!自宅前リンゴシジミ。 | オオタカのヒナと親。ヒナは赤ちゃんのくせに 凛々しい顔をしている。 |
オオタカの親。カッコいい! |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
6/24 | 自宅前 | リンゴシジミ | 5頭位 | 撮影 |
6月18日(日) 美唄の実家に帰省中、少し時間が合ったので実家の原付を借りて裏山の林道に行って見た。林道の入り口は閉鎖されている。がけ崩れがあったためだ。でも原付なら中に入れるかと思ったが、入り口のゲートがガッチリされていて入れなかった。仕方なく歩いた。歩き始めるとエゾシロチョウが飛んでいるのに混じってヒメウスバシロチョウも飛んでいた。初めはどっちがどっちかわからなかったがしばらく観察しているうちに見分けがつくようななった。両種とも結構な数飛んでいた。 余り長居する気は無かったので引き返すと、林道入り口付近の舗装道路脇でエゾシロチョウが集団吸水していたので撮影した。 エゾシロチョウは時に大発生するが、これだけの集団吸水は初めて見たような気がする。 実家の庭にはたくさんの植物があり、それにエゾシロチョウの幼虫が付いて問題を起こしている。庭の幼虫は実家の父により踏みつけの刑にあい殺される。 可哀想だが仕方ない。せめてここのエゾシロチョウは短い命を全うして欲しいと思った。 |
このトンボ、カワトンボ系。何て名前だっけ? | ヒメウスバシロチョウがたくさん飛んでいた。 | エゾシロチョウの集団吸水。この他にもたくさん。 |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
6/18 | 美唄市 | エゾ?スジグロシロチョウ | 多数 | 目撃 | |
エゾシロチョウ | 多数 | 撮影 | |||
ヒメウスバシロチョウ | 多数 | 撮影 |
6月5日(月) 今日は仕事が休みだったので、音更町のポイントに行ってみた。それほど長居はしないつもりだったが、目的はツマキチョウだった。 ポイントについて車でウロウロしてみるがツマキチョウの姿は無い。そのかわり春に見られる蝶がけっこういて楽しかった。今日も一眼レフを使ってみたが、どうも自分の性に合わないことがはっきりわかった。今度からはいつも使っているデジカメを基本として、時々は一眼レフも使いながら撮影して行こうと思った。 |
綺麗なキアゲハ春型 | このコミスジ、羽の先が赤いんですけど。 | シロオビヒメヒカゲも出てた。 |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
6/5 | 音更町 | キアゲハ | 多数 | 撮影 | |
キマダラヒカゲ | 少々 | 撮影 | |||
ミヤマカラスアゲハ | 多数 | 撮影 | |||
コミスジ | 少々 | 撮影 | |||
ツバメシジミ | 多数 | 撮影 | |||
シロオビヒメヒカゲ | 少々 | 撮影 |
6月4日(日) 本日も快晴!中札内村のポイントに向かった。目標はミヤマカラスアゲハ。カメラは今日も一眼レフ! ポイントに着くといきなりミヤマカラスアゲハがたくさん!嬉しくてたくさん撮影した。 今年は天候が良くわからないので発生時期に影響があるかと心配していたが、例年並みに見られているようだ。 一眼レフ+500mmレンズは手持ちでの撮影は厳しい。ぶれるから。そこで一脚というものを使うわけだが、これは三脚のようなもので、脚が1本というもの。三脚より機動性には優れていると思うが、やはり今までのカメラと撮影方法が違うのでもどかしい。シャッタースピードもどの位にすればいいのか判断できず、適当に撮影する事になってしまった。レンズの性能に左右されるシャッタースピードの設定に慣れる必要があるようだ。 たくさんミヤマカラスアゲハを撮影して満足し、休憩しているとエゾハルゼミが羽化しているのを見つけた。普通木の樹で羽化すると思っていたのだか、こいつは落ちた木の枝で羽化していた。撮影しながら羽が伸びるまで見守った。 大体満足して帰ろうと思ったら、昨日に引き続きfieldさんとばったり出くわした。 また会ったね〜!やっぱり赤い糸で結ばれてるのかも?とまたまた気持ち悪い話をしたが、自分はもう帰るところだったため、今日は挨拶だけで別れた。 |
綺麗なミヤマカラスアゲハ♂ | エゾハルゼミ、落ちた木の枝で羽化中! | セミの抜け殻を集めてみた。 |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
6/4 | 中札内村 | ミヤマカラスアゲハ | 多数 | 撮影 | |
エゾ?スジグロシロチョウ | 少々 | 目撃 | |||
アカマダラ | 多数 | 撮影 |
6月3日(土) 仕事だったが午前中で終わり、天気が良かったので帯広市郊外のポイントへ行ってみた。今シーズン、蝶の撮影のためだけに山へ足を運ぶのは初めて。ワクワクしながら車を運転した。目標はツマキチョウと、ミヤマカラスアゲハ。特にツマキチョウは昨年ようやく撮影できたので、今年はもっと良い絵をと思っていた。 職場で一眼レフカメラを購入し、現在使い方の練習中だったこともあり、今回は一眼レフカメラ+500mmレンズに一脚を持って撮影に望んだ。 ポイントに到着するとそこにいたのはなんとfieldさん。いやぁ〜また会っちゃった。ここでは数年前にも一度偶然に会っている。 赤い糸で結ばれてるね!などと気持ちの悪い話をしながらも、よく考えてみると2人だけで山を歩くのって本当に久しぶり。 ここ数年、fieldさんと山を歩くときには必ず他にも誰かがいたから。インターネットで知り合った帯広や道内の仲間だったり、本州から案内をお願いされた人だったり。 初めはいつもfieldさんと2人で山を歩いていた事を思い出し、なんか懐かしいような気持ちになった。他に誰かがいる場合と、2人だけの場合では話をする内容も少し違ってくる。気兼ねなく色々な話をしながらツマキチョウを狙った。 多くは無いがツマキチョウは出ていて、時々タンポポに止まる。そこを狙う。うまく撮れたと思うが一眼レフは目で覗くところが液晶ではなく、シャッタースピードが早いとか遅いとか、そういうことが確認できないので難しかった。結局撮影したツマキチョウは暗い写真が多く、更に勉強が必要だと感じた。このポイントは毎年この時期ブヨが多くまとわり付いてイライラする。ツマキチョウもあんまりいないし近場の別のポイントに移動。 しかしめぼしい蝶は見れなかった。かわりに子ギツネがモデルになってくれた。 ミヤマカラスアゲハは見られなかった。 今後もfieldさんとは時々でも良いから2人で山を歩きたいと感じながら帰った。 |
久々にfieldさんと2人での撮影になった。 | タンポポに止まったツマキチョウ♀ | モデルになってくれたキタキツネ。 |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
6/3 | 帯広市 | ツマキチョウ | 多数 | 撮影 | |
エゾ?スジグロシロチョウ | 多数 | 撮影 | |||
オオモンシロチョウ | 多数 | 目撃 | |||
ミヤマセセリ | 少々 | 目撃 | |||
クジャクチョウ | 少々 | 撮影 | 越冬 | ||
キマダラヒカゲ | 少々 | 撮影 |
6月1日(木) 仕事で浦幌に出張、ちょっと時間が早かったので林道に入ってみたりした。 ここでも特にめぼしい蝶はおらずイマイチだったが、ミヤマセセリの綺麗な写真が撮影できた。 十勝川温泉を通過中にオジロワシを発見し、びっくりした。 ほんのちょっとの時間だったが楽しかった。 |
季節はずれのオジロワシ。 きっとここに居ついてしまったのかな。 |
真っ黒い顔の鳥。 | ミヤマセセリの綺麗な写真を撮れた。 |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
6/1 | 浦幌町 | エゾ?スジグロシロチョウ | 多数 | 撮影 | |
ミヤマカラスアゲハ | 少々 | 目撃 | |||
キマダラヒカゲ | 少々 | 撮影 | |||
ミヤマセセリ | 少々 | 撮影 |
5月21日(日) 今シーズンの蝶の撮影記録、開始が大幅に遅れてしまった。5月下旬、やっと山に足を運んだ。場所は栗沢町の美流渡。特にめぼしい蝶がいたわけでは無かったが、やっぱり山に足を運ぶと楽しい。川のそばで水を飲むルリシジミを観察した。 わずかな時間だったが、嬉しかった。 |
春の花、ニリンソウ。 | キアゲハの春型が飛んでるところ。 | ルリシジミが飛んでるところ。 | ||
ルリシジミが手乗りになった。奥はモトクロスの バイク |
越冬のルリタテハがいた。 裏しか見えないので真っ黒け |
日付 | 場所 | 種類 | 数 | 採集・撮影・目撃 | 備考 |
5/21 | 栗沢町 | ルリシジミ | 多数 | 撮影 | |
キアゲハ | 少々 | 撮影 |