南の国から2006帰郷
キナバル空港に到着しました。ホテルからの運転手さんにお礼を言い、チップを渡し、握手をして別れました。 空港にはすでに凄い数の日本人がいました。 コタキナバルから成田へ向かう飛行機は12時半発なのですが、まだ10時40分です。こんなに早く来たのに・・。 チェックインのため並びましたが、私達の後ろには人が並びません。本当に最後に来たみたいです。 列は3列か4列くらいあって、私達は一番右側の列に並びました。 たくさん人はいたのですが、なんとなく閑散としています。もう混雑のピークは過ぎたみたいです。 妻が面白いものを発見しました。 |
書いてある文字の一番下の段をよーく見てください。 ”国際線ちえしくいそ”です・・・。 |
私達の列は何故か一向に順番が進みません。前の方でオヤジと子供がなにやらチェックインの係りの人にたてついています。 「早くしろよ!」と思ったけど、時間だけが過ぎ、私達の列に並んでいた人達も呆れて他の列に並びなおしています。 列の人たちが他の列に行けば、私達は順番が短くなるという事で、そのままの列に並んでいましたが、もう我慢の限界で私たちも列を離れ、左のカウンターに並びなおしました。もちろん最後尾です。 ちょうど並んだ列がファースト・ビジネスクラスのカウンターの横でした。私達のチケットを処理しながら係りのお姉さんはそのファーストクラス係りのおじさんに何やら言っています。何か英語で聞かれたらどうしようとドキドキしていました。 私たちがチェックインする頃にはもうほとんど人はいなくなっていました。帰りの飛行機は満員だという情報があったので、これはもしかしたら2人で並んで座れないかもしれないね。と言いあっていたのですが、いざチェックインの順番が来た時、係りのお姉さんが私達に言いました。 「アップグレード ビジネスクラース」 ん?私は最初何のことかわかりませんでしたが、妻が大喜びしだしました。 「やったー!」 これはエコノミーからビジネスクラスになったんだなとわかりました。 私はこれまでビジネスクラスに乗った事は無いので、何で妻がそんなに大喜びするのかわかりませんでした。それにしても「残り物に福」のようです。 荷物チェックとかは、すごく簡単でした。あっさりと。 待合室でしばらく待ちました。子供がギャーギャーうるさくて、カリカリきましたが、妻がそれを察知して売店を見に行こうと言ってくれたり、待合室の席を移動したりしてくれました。 売店にヤモリの絵がプリントされている子供用のTシャツが売っていて二人で見ていると店員さんが「ディスカウントしますよ」などと売り込みにやってきました。するとSENNSEは「自分にはスモールだよ」。店員さんは当たり前だ、という顔をして私達から去っていってしまいました。 飛行機に乗りました。ビジネスクラス。 最高でした!! 席が広くて、前後の空間もエコノミーより凄い。リクライニングはほとんど真横になるくらいまで動きます。私の後ろに人がいなかったこともあり、リクライニングし放題です。 飛行機が飛び立ち、少ししたらスチュワーデスさんが飲み物を運んできたり、サテを持ってきてくれたり、おかわりはいかが?と聞いてきたり、エコノミーと待遇が明らかに違いました。ジュースのグラスや、機内食の食器までエコノミーと違います。 ワゴンに乗せて熱々のサテ(やきとり)を渡してくれます。私のお皿に5本。SENNSEのお皿に4本。すかさず「ズルイッ!」1本あげました。あとで「おかわりいかがですか〜」と来てくれてSENNSEは3本追加。AM2:00の出来事です。 妻によると、値段は倍くらい違うということで、これをタダで乗れたなんて最高です!! 食事はメニュー表から選びます。 前菜はサテ。その後お寿司とそばがでました。SENNSEは数値ではそばアレルギーなのですが、我慢できず食べてしまいました。その後ビーフステーキかチキンの味噌焼きかラビオリとモッァレラを選べます。ラビオリを食べたかったのですが品切れ。ビーフを頼みました。付け合せも4種類から選べます。デザートはアップルパイ。幸せでした。 飲み物もメニューから選べて、旅行中は1滴もアルコールと飲まなかったのですが、メニューに「ブラッディマリー」(合ってる?)を見つけました。以前村上春樹のエッセイで機内ではこのカクテルがあたりハズレがなく、いつも頼んでいるというのを読んでいたので「これだ!」と思い注文しました。味は・・・濃くてなかなか進みませんでした。 |
お皿にサテが置かれています。食べ放題! パンとかもいろんな種類から選べます。 |
メインはビーフステーキ。 食後の紅茶 |
夜中の2時過ぎに機内食。食べ過ぎました。 で、食事が終わり、リクライニングを倒した後の記憶は全くありません・・・・。 ビジネスクラス最高!!! あっという間にSENNSEは眠ってしまいました。飛行機の音に負けないぐらいのイビキが・・・。途中私がトイレに立ってもまったく気付かず眠っています。ビジネスクラス最高! 気が付くともう成田に到着でした。日本に帰ってきてしまいました。 荷物やコートを受け取り、またバスで羽田空港へ。 羽田空港から千歳への時間が3時間ほどあったので、秋葉原に行ってみることにしました。 モノレールと山手線を使い行きました。 |
モノレールの最前列からの風景 首都東京、ビルがいっぱい。 |
秋葉原に行ってみた理由は、ずばり”めいどカフェ” よくテレビなどで話題になっています。メイドの格好をした女の子が「おかえりなさいませご主人様」って迎えてくれる喫茶店。妻と2人で探してみようという計画です。 あと、変におっぱいが大きな女の子のキャラクターとかの漫画が好きな、いわゆる”おたく”を生で見てみたかったのです。 なぜか走っている男の子が多いのです。どこに行くんだろう・・・。 秋葉原に到着して、街を歩いてみましたが、やはり独特の雰囲気がありました。もともと電気街ということもあり、確かに電気屋さんもあるのですが、よくいう”萌え”関連の店屋さんもたくさんありました。 でも、結局めいどカフェがどこにあるのかわからず、時間切れ。また山手線とモノレールで羽田空港まで戻りました。 |
秋葉原の駅付近。 走るオタク |
電気コードばかり売っている専門店 この人形見たとき、最初本物の人間だと思いびっくり |
羽田空港でJクラスの席を取り、いよいよ千歳に向けて出発しました。まだ帰りたくないなぁ〜と思っていました。しかも北海道に戻ったらすぐに仕事の出張です。 |
私達の前にいた飛行機。これからどこに向かって飛んで行ったんだろう? |
栃木辺り?雪の境目。雪国に戻ってきてしまった。 山形だったかな? |
見えているのは函館市 この写真のどこかに私の実家がある。 |
千歳空港が混んでいるだかと言い、噴火湾を一周してようやく飛行機が到着。北海道に戻ってきてしまいました。 空港から駐車場へ戻り、久しぶりの自家用車。 スーツケース2個、旅行バック1個、リュック1個、カメラセット入れ1個、蝶取り網の棒(ゴルフクラブ入れに入れられた)を車に積み、雪道を通って妻の実家美唄へ。 たーくさんのお土産を持って帰りました。 今回は蝶の撮影で満足できなかった。今度またボルネオ行くぞー!乾季に・・・。 -----------------------ps-------------------------- 旅費について問い合わせがありましたので、概算ですが我が家の大蔵大臣より報告します。 旅の費用 千歳⇔成田 日航成田ウインズ泊 =95,600円 飛行機:マレーシア航空ジマット21 2名=176,000円 ホテル:シャングリラ・ラサ・リア・リゾート シービュールーム朝食付き7泊 送迎 夕食2回 =180,000円 レンタカー:ホテル手配 4WDピックアップトラック 7日間 =70,000円 (同じ日程をツアーと比べて計算したところ、ツアーより2万円ほど安かったです。ホテルと飛行機代で) ※今回の旅行記に出てくる写真、特に蝶の写真に関しましては、本当はもっと大きな画像で紹介したかったのですが、容量の関係で小さくしか紹介できませんでした。そのため、ほぼ全ての写真についてトリミングして紹介していることをお知らせいたします。 |