バンコク観光
(1/14昼まで)

 いよいよバンコクも最終日。今日の夜の便で日本に帰ります。

 今回のバンコクのホテルの予約では妻が間違って朝ご飯を付け忘れていました。だけど、それならバンコクの街中で市民の人たちが食べているようなものを食べればいいということで、ホテルから徒歩数分の有名なカオマンガイ屋さんに行くことにしました。出勤前の人たちが立ち寄って食べるご飯屋さんみたいな感じらしいです。

 「ピンクのカオマンガイ」で有名なお店です。店員さんがピンクのポロシャツを着ています。いつも並んでいると聞いていたのですが、すんなり席に着けました。東京支店オープンというポスターも・・・。

 徒歩数分という事で、すぐに到着しました。人気店ということでしたが、本当に庶民的な感じの食堂でした。

カオマンガイ屋さん

 カオマンガイ以外にもメニューはあるようですが、私も妻もカオマンガイを注文しました。すぐに運ばれてきました。

カオマンガイ 40B

 ご飯に鶏の蒸したようなものが乗っていて、タレを付けて食べる感じです。ごはんも鶏の出汁で炊いている感じで、美味しかったし、スープも美味しかったです。

 タレの唐辛子がけっこう効いています。食後ホテルに戻る間、汗が引きません。朝から汗だくです。

 隣の席では女子高生みたいな人が足を組んで食べていました。なんか、日本人でもこんな感じの子がいるなぁ〜と思いながら、少しジロジロ見てしまったかもしれません。

登校前の朝ご飯?

 朝食後はいったんホテルに戻り、妻はチェックアウトのための荷造りをして、9:30頃チェックアウトしました。荷物はホテルに預かってもらったまま、観光に出かけました。また寺みたい所に行くようです。

このでっかいビルの上で昨日ディナーを食べた

 バンコクに来た日に船に乗ってナイトマーケットに行きましたが、そこと同じところからまた船に乗って寺巡りに行くらしいです。

 最初、MRTのどこだかの駅(サパーンタクシン)までトゥクトゥクで行こうと思い、交渉しました。まず最初に見つけたトゥクトゥクで「100バーツで」と言いましたが、交渉不成立でした。でも100バーツ以上払う気は無かったので、次のトゥクトゥクでまた交渉。でも「それは安すぎる!」と、またもや交渉不成立。そこで、もういいやとタクシーに乗ることにしました。

 タクシーに乗って、どこだかの駅(シーロム)まで行ってもらうつもりでしたが、そこからまたMRTに乗るのも面倒になってきて、船着き場まで行ってもらうことにしました。距離が長くなって料金も高くなるけど、日本のタクシーに比べたら激安だし、あまり歩きたくもなかったので。
 運転手の人に行き先の変更をお願いし、船着き場まで到着しました。なんと、80バーツ位でした。トゥクトゥクよりタクシーの方が安いじゃん!
 20バーツはチップとして100バーツ払いました。

 そこから船に乗ってワットポーだかという寺に向かいました。船が混んでいて座ることは出来ませんでした。

ワットポーに向かう。川の水が汚い


汚い川の水。ゴミもけっこう浮いている


船からの眺め

 ちょうど昨年、家を建てたばかりだったので、バンコクの人達の住宅事情がちょっと気になっていました。どんな家に住んでいるんだろう?と。そこで、川岸の住宅などを観察しながら撮影しました。やっぱりボロッちい家が多く、ちょっとショックでした。

ボロッちい家。拾ってきた材料で作っているのかな?


そんなにボロッちくはない家


ボロッちい家。船の波で壊れそう


立派っぽいマンション?


アパート?


これが日本にあったら廃墟と呼ばれるレベル


家はボロッちいけど衛星のアンテナとか取り付けられている

 船に乗っていた時間はそんなに長くなかったです。15分か20分か。目指す寺っぽいのが見えてきました。

寺っぽいの
ワットアルン 後で行きます。

 船は寺の対岸に到着し、ここから川を渡る船に乗り換えるらしいです。そこにもお土産屋さんみたいな露店がけっこう出ていました。

渡し船の所の露店

 すると、1頭のオナシアゲハ発見!カオラックでも一度目撃したけど撮影も採集も出来ませんでした。まさかこんな所で出会えるとは。しかも飛び方ゆっくり。なにか蜜を探しているような感じで飛んでいて、袋の所に一瞬止まりました。残念ながら小さなデジカメしか持っていなかったのでしっかり撮影できませんでしたが、なんとか姿がわかる程度に撮影することが出来ました。

オナシアゲハ

 川を渡って寺を見に行くのは後からで、まずはこっちがわにある寺を見に行きました。でっかい大仏か観音様が寝っころがっているのがある有名な寺のようです。

 ワットポーです。タイ式マッサージの総本山です。敷地内にマッサージを受けられる場所もあるのですが、今回の旅では夫はマッサージに消極的だったので見学だけにしました。
 チケットを買うと、無料のミネラルウォーターの引換券もついてきました。暑いので助かります。


 寺に入ると観光客がすごくたくさんいました。石でできたような何かの象とか、派手な観音様?とか、たくさんありました。

石像


みんなに金箔を貼られまくっている像。お祈りしている人たちもいた

 有名なでっかい寝っころがっている観音様は建物の中にありました。前身金色で髪の毛が全部とんがっています。それにしても凄いでかさでした。

とんがっている頭


ニヤッとしている

 この寝っころがっている観音様の有名なのは足の裏なんだそうですが、そこは工事中でまともに見ることが出来ませんでした。しかし、足の裏の細工を作っている人がいて、作っている所を見学することが出来ました。

足の裏の設計図みたいのを見ながら細工を作っている職人さん

 この仏像は約50メートルあります。お坊さんもスマホで写真を撮っています。
 足裏に螺鈿の画が描かれていますが、見れません。残念。

私みたいなやつ


後頭部のところ

 でかさに圧倒されました。何で寝転がっているのかとか、なんでこんなでかいのを作ったのかとか、何で金色なんだ?とか、ちょっと疑問に思いましたが、勉強してこなかったのでわかりませんでした。それにしてもタイの寺はカラフルで、像の金色だけではなく、建物自体もけっこう派手で、日本の寺のような厳かな感じというか、そういうのを感じることは出来なく、ただ暑い中派手な仏像を見て歩いているだけのようで、もうちょっと予備知識を勉強してから来ればよかったと思いました。

派手


金ぴか


金ぴかだけど、よく見たら女性の像もあるみたい


石像は迫力あるんだけど頭が大きくて何かの漫画のキャラクター的な感じにしか見えない

 入場券を買う時に、水の引換券みたいのをくれたので、水交換所みたい所で水をもらって飲みました。

水をもらう妻


貰った水

 なんでも、この辺はタイマッサージの発祥の地らしく、よくわからないけどマッサージ学校みたいのもあったりするらしいです。妻はここでマッサージをしたかったみたいで、私に「ワットポーでマッサージに行こう」と私に言っていました。「首と肩と背中だけならいいよ」と言っていたのですが、実際にマッサージをすることはありませんでした。

裸の女性がマッサージしてくれるのかな?

 この旅での目的のひとつに蝶の撮影があったのですが、実際にはたいした写真を撮る事も出来ず、ちょっと残念な気持ちがあったので、妻に「もしも時間が余るようなら、チャトゥチャック公園のバタフライガーデンに行きたいなぁ〜と言っていたのですが、妻が気を使って、私のために時間を作ってあげようと思い、マッサージを受けないと言ったのかもしれません。ちょっと申し訳ないなと思いました。

 次に船で川を渡って向かいの寺に行きました。建物が立派な寺です。


ワットアルン 暁の寺

 この寺は建物がひとつの名物なんだろうなと思ったのですが、それ以外何があるのかわかりませんでした。実際、特に何も無かったような気がします。


装飾にたくさんの陶器が埋め込まれている

 ちょっと迷子になった位でフラフラ歩きましたが、何が面白いのかよくわかりませんでした。
 高そうな外車がけっこう止まっていました。

高そうな外車

 これでここの観光は終わり。また船に乗って元来た船着き場まで戻ります。船着き場はMRTの駅のすぐ近くなので、MRTに乗ってチャトゥチャック公園のバタフライガーデンに行くことにしました。

汚れた建物


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