アンコールワットの朝・そしてベトナムに移動
2019.1.2

 今日は朝にアンコールワットに行き、午後にはベトナムに戻る予定になります。

 朝起きて、5時にトゥクトゥクの迎えを頼んでいましたが、東南アジアの適当さとか時間にルーズな感じとかで、ちゃんと時間通りに来てくれるのかどうか心配でした。

 普段日本で生活していると、時間を守るのは最低限の事であり、遅刻ってとっても信頼を失ったりすると思います。だけど東南アジアなど旅行していると、遅刻するのは当たり前的な事がけっこう他人の旅行記やガイドブックに書かれており、時間にルーズなのは当たり前って感じを受けます。
 自分はそういう文化が嫌いじゃないというか、そういうのにいちいちキリキリせずおおらかな感じが好きです。遅れてくる方も、それに寛容なほうも。日本人は寛容さが足りないと何かで言っていたのを見て、その通りだと感じています。

 でも、今日は飛行機の時間もあるし、当初の予定より1時間早く帰ってこなければならなくなったので、ちゃんと迎えに来てもらわないと困ります。

 5時少し前に準備をしてホテルの出口の所に向かうと、予約していたトゥクトゥクの運転手の人は既に来ていました。
きっちり時間を守って来てくれた事に感謝しました。

 トゥクトゥクに乗りアンコールワットに向かいました。まだ真っ暗です。東南アジアなので油断していましたが気温が低くて寒く、ブルブル震えながらアンコールワットまで行きました。

 駐車場のようなことろに来て、運転手の人にはここで待っていてもらい、自分たちは懐中電灯を持ってアンコールワットの遺跡に向かいました。

 アンコールワットの日の出を見るところに来たけど、結構な人がいました。みんな日の出を見に来た人達です。暗くてわからないけど。

アンコールワットに到着
何も見えない


少し明るくなってきた


だんだん明るくなってきた
上光っているのは月


なかなか綺麗


目の前を鳥がガーガー言いながら歩いて行きました


だいぶ明るくなってきた


日の出間近


太陽が出る方向に雲が・・・

 日の出を見ようと思ったけど、地平線付近に雲があり、日の出は見られませんでした。しかし、暗い所から明るくなってくる移り変わりが綺麗だったので、来てよかったです。
 もうちょっと待てば太陽が出て来るところも見れたかもしれないけど、飛行機の時間もあったので諦めました。


実はこんなにたくさんの人が来ていた


こんな感じ


見物客


雲の隙間から太陽が見えそう


幼い姉妹?

 遺跡から出ようと思ったところで、「お客さ〜ん」と呼ぶ声がしました。日本人もたくさんいたので自分たちの事ではないと思ったのですが、先日アンコールワット遺跡群を案内してくれたガイドの方でした。
 少しお話してお別れしましたが、奇遇だなと思いました。

 ハスの花も綺麗に咲いていました。

ハスの花


浮桟橋の所

 浮桟橋を渡り終え、この辺りから眺める遺跡も綺麗なんだよと妻が言っていたので見ていたけど、自分は逆方向に目が向きました。
 ゴミ箱をあさっている少女です。

ゴミ箱をあさる少女

 可愛らしい少女がゴミ箱に捨てられた食べ物をあさっていました。着ている服が綺麗だったので何か変な感じもしますが、ちょっと悲しくなる光景でした。こういうのを写真に撮るのはどうかと思いましたが、帰ってきてからこの旅行記で紹介しようと思い撮影しました。
 カンボジアもまだまだ貧しい人が多く、こういう生活をしている人もいるんだという事を改めて実感しました。

ゴミ箱をあさる少女

 東南アジアの国は活気があり凄く発展している最中です。都市部では凄いビルが建っていたりハイブランドの店が並んでいたりスーパーカーが走っていたりする反面、わずかなお金で暮らしている人たちがほとんどだと思います。貧富の差が日本とは比べ物にならないし、文化的な暮らしができていない人も多いと思います。こういう光景を見ると切なくなりますが、同時に自分たちがどれだけ国に守られて恵まれた生活を送れているのかとも感じます。

 トゥクトゥクに戻り、ホテルまで送ってもらいました。
 途中、ずっと並列して走るバイクがあり、お父さんと思われる人の後ろに女の子が乗っていました。
 目と目があったので手を振ったら振り返してくれました。

少女

 ホテルに戻り、トゥクトゥクの運転手の人にお礼を言いました。昨日と今日、しっかり仕事をしてくれました。時間通りに来てくれて、アンコールワットでは自分たちを待っててくれて、安全に運んでくれました。とても笑顔のいい運転手さんでした。
 アンコールワット往復10ドルと言うのが相場としたらもしかして高いのかもしれませんが、自分の感覚としては全く高く感じませんでした。
 お礼の気持ちを込めて少しチップを渡したらとても喜んでくれました。運転手さんありがとうございました。

 ホテルに戻り、荷物をまとめて朝食を食べました。

朝食


オムレツ


パスタみたいの

 ホテルの車で空港まで送ってもらいました。昨夜ピックアップの時間を急に変更してもらったのに、しっかり対応してくれました。

 ガソリンスタンドがあったので値段を見ると、多分現地の通貨(リエル)で表示されていました。
 どれがなんの種類かわからないけど、一番上がガソリンだとすると、3200リエル。80円位です。日本より少し安いですね。

ガソリンスタンド

 空港に到着し、手続きをしている時に問題が起こりました。空港の係りの人が、「ビザ、ビザ」って言うんです。
 妻は「え?ベトナムに行くのにビザなんていらないよ」と言い「ノービザ」って言いました。
 それでも空港の人は何か言っているんだけど、はっきり言って何を言ってるんだか全く分かりません。困っていると、近くにいた日本人の女性が「何かお困りですか?」って声を掛けてくれました。

 「なんかこの人、ビザビザって言ってるんだけど、ビザなんていらないですよね?」と私たちがその女性に言うと、「そうですよね。いらないですよね」って。

 結局空港の職員は何か書類を持って来て、「ここにサインして」と言われたので怪しいと思いつつ仕方なくサインしました。そしたら飛行機に乗れることになりました。

 早速これはどういう事なのかipadで調べました。
 すると、いつだかに法律が変わっただかで、ベトナムから一度出国し、1週間以内にまたベトナムに戻る場合にはビザを取得する必要があるということがわかりました。
 それで空港の係りの人は「ビザビザ」言ってたんだなと理解できました。

 ビザはベトナムの空港で取得できるそうですが、色々調べてみると、取得には2000円か3000円位かかるらしく、結構な出費です。しかも時間もかかるらしい。


 でも大丈夫!そんな時には賄賂を渡せば完璧!

 的な事が書かれていました。

 へぇ〜賄賂ね〜。そういう国だもんねー。などと思いながら飛行機に乗り込みました。

さよならカンボジア
楽しかったよ!

.
飛行機


少し狭いけど問題無し


飛び立ちました


トレンサップ湖?


ハート発見

 カンボジアからベトナムはあっという間で、1時間半位で到着しました。

ホーチミン到着


ごちゃごちゃ!


バイク多いね


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