サンホセのバタフライガーデン |
(1月12日午後) |
車で20分から30分程度でバタフライガーデンに到着しました。コスタリカには本当にバタフライガーデンが多いようで、この旅では4つ目のバタフライガーデンです。北海道の蝶園では大掛かりな施設で南国の蝶を飼育しているところもありますが、コスタリカのバタフライガーデンはどこもコスタリカに生息している蝶を飼育・展示しているようで、これだけ雨にやられた私にとっては救世主でした。本当は自然の中で見たかったけど、もしバタフライガーデンが無ければほとんど蝶を見ることなく帰国していたでしょう。 ここのバタフライガーデンはけっこう高かったです。 施設も立派で、商売のためのガーデンです。働いている人もたくさんいて、マルビンの所とはまったく違いました。二人で料金$30(2700円!!)を払うと、お姉さんが「そこにあるコーヒーを自由に飲んでもいいわよ」と言ってくれました。そこにはビスケットやブラウニーも1ドル程度で売っていたので、昼食代わりになると思いました。 ガイドの説明も受けられると言っていましたが、自由に歩く事にしました。 お金を払って中に入るといきなり足元にモルフォチョウが羽を広げていました。「いらっしゃーい!」って言われてるような気がしました。ここのガーデンも飼育しているところは網で覆われており、風がそのまま通り抜けるので止まった蝶を撮影するのは大変でした。特に植物に止まっていると風でガンガン動くので。 これまで行った4つのバタフライガーデンの中では一番蝶が多く、また、網で覆われているところ以外の場所、例えは駐車場のあたりとかでも自然の蝶を見ることが出来ました。飼育されている網の中で撮影したり、網の外に出て自然の蝶を撮影したりしました。どの写真が網の中で、どの写真が網の外の自然状態で撮影したのかは忘れてしまいました。 学習施設のようにもなっていて、パネルがたくさんある部屋やビデオ室などがあります。 ここのバタフライガーデンだけで620枚ほど撮影しました。一部を紹介しますが、撮影順ではありません。 |
入り口で羽を開いて出迎えてくれたモルフォ |
赤白黒の蝶も種類がいくつかあるみたい これらの赤白黒はドクチョウらしい (ドリスドクチョウ赤色型) |
オレンジ黒白。これもドクチョウ? |
羽化したばかりのアサギタテハ |
先ほど行った場所(川の横の林道)でも飛んでいたけど、そこでは撮影できなかった。 |
アサギタテハがバナナを吸う。 |
アカテンイチモンジ(仮) |
トアスアゲハの吸蜜 |
トアスアゲハ |
なんか蝶に見えない。 |
ムラサキミスジ(仮) |
エスパニョールの新聞のようなものに止まったムラサキミスジ(仮) |
オレンジボール(仮) |
モルフォの交尾 |
チョウチョがいっぱい! |
アカマダラに感じが似てた |
バタフライガーデンの中ではモルフォチョウがかなりの数飛んでいて、青くキラキラ光って綺麗でした。蛹もいっぱいいたけど羽化直後のものもいました。あまり素早くは無いようで手で簡単に掴めました。そういえば他のガーデンでも簡単に掴めました。 |
シロチョウの仲間 |
オオカバマダラ交尾 |
ジャナイスマネシタテハ? |
この蝶の模様はかなり複雑だ |
この蝶はアレナルのホテルに着いたときに雨の中で撮影したやつ |
ジミタテハ(仮) |
エスパニョールトラフシジミ(仮) |
上のシジミと同じかどうかかわらない |
オレンジフトイチモンジ(仮) |
ツマキイチモンジ(仮) |
ガーデンの入り口付近にいたときにブサカワ犬た寄ってきた。 なでてみたが洗ってないみたいで毛がゴワゴワ。 |
自然の蝶の撮影を諦めてバタフライガーデンに来たけど、結果的には間違ってなかったと思いました。たくさんの蝶を見ることが出来たから。時間を忘れて観察したり撮影していたらしく、妻に「もうここに来て3時間だよ」って言われました。びっくりしました。 途中喉が渇いたので、水とファンタオレンジと購入しました。日本円で350円! はじめに請求されたのは500円位で、「ホント?」って聞いた後の値段です。観光地だからなのかボラれたのか・・・。 もっとたくさん蝶の撮影をしたかったのですが、ここに3時間30分もいて妻も暇だろうから帰る事にしました。でも建物の中にはたくさんのお土産が売っていて、それを見て何か買って帰ろうという事になりました。中には標本などもあり、私はどうしても標本が欲しくなりました。けっこうな値段もしていたので諦めようと思ったのですが、妻のOKが出たので。 多分ここのガーデンで羽化させたものだろうから採集日や採集地などが入ったものでもなく、学術的な価値は全く無いんだけど、飾って楽しめそうなものです。大きさや蝶の種類など色々あって、本当は一番大きなやつが欲しかったんだけど、どう考えても持って帰れないので、持って帰れそうな最大のやつで、しかもカニョネグロで妻が発見した青くて綺麗なタテハが入っているやつがあったので、それを買う事にしました。 蝶がプリントされたグッズがたくさんあります。夫はTシャツ、お弁当用のエコバッグ、私の親には帽子とエコバッグを購入しました。夫は標本にしようか、1頭だけの標本が蓋になっている小物入れにしようか、ずっと迷っていましたが、「機内まで持ち来む!」と言って大きな標本を購入しました。この先日本まで、バスタオルに巻いて持ち歩く事になりました。 購入するときにひとつ心配がありました。こういうのってワシントン条約にひっかからないのか?と。 成田空港ではワシントン条約に引っかかって没収されたものが展示されていて、その中に蝶もあったような記憶があるので、レジのお姉さんにその事を尋ねました。 今思い起こしても、どんな英語を使って確かめたのか思い出せないのですが、お姉さんは「ノープロブレム」って言っていたので買いました。 (下の写真は帰国後寝室に飾ったものを撮影) |
このあと私たちはホテルに向けてバタフライガーデンを出発しました。 |
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