トレジャーアイランド上陸!
(トレジャーアイランド1日目 1/2)
トレジャーアイランドに向かう船にはユミコさんという、日本人ガイドが一緒に乗っていました。彼女はこの島で唯一の日本人ガイドさんで、日本人観光客のお世話をしてくれている方だ。グラスボトムボートに乗り移るまで存在に気づかなかったのですが、後に色々お世話になりました。 ユミコさんは毎日本島(ビチレブ島)から船でトレジャーアイランドに通っていると言っていました。 とても元気な女性で生き生きと仕事をしていました。ちょっとうらやましい。ユミコさんのおかげで快適に過ごせました。英語の不安な私たちには、たった一人のスタッフが頼りでした。これでSENNSEが病気になっても大丈夫! |
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サングラスの女性がユミコさん | ||||||||||||||
ユミコさんと共にトレジャーアイランドに上陸し、島の説明などを色々受けました。 この島は歩いて15分で1周出来る小さな島のせいもあり、また、完全に観光客を相手にしているだけの島です。そのため、島での食事、買い物等は全て滞在する部屋に付けられ、チェックアウトの際に、滞在中にかかった費用を支払う方式だそうです。だから島ではお金は一切使うことは無いということでした。 ユミコさんに案内され我々や同時に島に来た他の日本人客は島内の主な施設などを紹介されました。島が小さいので実際に歩いて色んな施設の説明を受けましたが、ものの数十分で説明が終わるほどの小さい島であることが実感できました。私たちの部屋は36号という部屋でコテージ風になっていました。 島を案内されながら歩いているときなど、地元の人たちとすれ違うと必ず「ブラー!」と声をかけてきてくれます。これはフィジーで「こんにちは」という意味で、みんな凄い笑顔で声をかけてきてくれるし、ここの島には車は無くて、旅行者の荷物を運んだりするのにバギーを使っているのですが、わざわざバギーを止めて挨拶して握手までしてくれます。なんて温かい人たちなんだととても嬉しく、この先の滞在がとても楽しいものになると予感できました。 島全体がホテルになっているため、とても治安が良く安心して過ごすことができました。フィジーの人の笑顔を見るとこちらまで自然と笑顔になります。SENNSEは「ブラー!」とあちこちで挨拶。機内の消極的な態度とは随分変わってきました。フロントの人が、SENNSEのアフロのイラストTシャツを見て「ナイス シャツ!」と言われ、冗談を返すほどです。 |
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これからしばらく滞在する部屋。手前にはハンモックもある。 | ||||||||||||||
部屋に入るとクーラーが効いていてとても涼しい。しかし建てつけはそれほどでもなく、隙間が多い。北海道では考えられない建物ですが、ここは雪国でも無いし問題ないのでしょう。 部屋の周りにはウズラのような飛べない鳥がたくさんいて、それほど警戒心も無いように見えます。あとでパンでもあげようかと話しながら、とりあえず島をぶらぶら歩いてみることにしました。 |
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飛べない鳥が部屋近くにたくさん! | ||||||||||||||
まず目に入ったのが地元の子供たちが海で遊ぶ姿。とても暑いのにTシャツを着て泳いでいる。とても可愛らしく早く自分も泳ぎたくなりました。 |
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ビーチでは白人の外国人(オーストラリアやニュージーランドの人が多いらしい)の親子などが遊んでいる姿が多く見受けられ、とても楽しそう。シュノーケルの道具やカヌーなど、無料で楽しめるものもたくさんあり、早く遊びたい気持ちでいっぱいになりましたが、まだ来たばかりだし慌てずゆったり島を1周してみました。暑くて汗が吹き出すが、簡単に1周してしまいました。 |
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ビーチで遊ぶ子供 | こんなヨットも無料で貸してくれる | |||||||||||||
時間もお昼時になっていたので昼食をとることにしました。部屋から島唯一のレストランまでは端と端という位置関係だけど、約350歩ほどでたどり着いてしまう距離です。 昼食の席はユミコさんが予約してくれていました。 今日の昼食はバーベキュービュッフェ(食べ放題)ということで、いろいろな食べ物がずらりと並んでいて嬉しかったです。野菜や肉、魚、果物などたくさん。 滞在中は諦めていたのですが、米やカレーまである。これは嬉しいと思いたくさん取って食べたのですが、いざ食べてみると米はパサパサ、カレーも美味しくない。肉はただ焼いただけと言う感じで、しかも硬い。パンにいたってはこれまでこんな美味しくないパンは食べたことが無いというくらいボロボロとした食感でした。決してまずくて食べられないと言うほどのものではないがお世辞にも美味しいとは言えないです。しかし、野菜や果物はとても美味しかったです。 SENNSEは日本では好き嫌いが多いのに、しっかり食べていました。私のほうが食べられない物が多かったです。 食べていると係りの人が「ブラー!」とやってきて、「飲み物はいかがですか?」というような事を英語で言ってきました。 メニューリストを見せてもらったのですが、英語で何だかよくわからない。コーラかなにかを注文しましたが、こうやって外国の人(ここでは自分たちが外人だが)と交流するのが楽しくて仕方なくなってきました。 しかし、自分ではほとんど英語を話せないし、妻の「しほわん」もほとんど英語はダメ。分からないことを言われたらどうしようという不安も大きくなりました。 まだこの時点では「言って、言って」と私に注文させていましたが、のちに変身します。 |
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おいしそうでしょ?でもうまくないのよ | ||||||||||||||
昼食の後、早速海に入ってみることにしました。私は水中眼鏡と息をするシュノーケルを持参し、妻も息をするシュノーケルは持参していましたが足ひれなどは持ってきておらず、レンタルすることにしました。 レンタルするのも英語のみで苦労しましたが、なんとか借りることが出来ました。島を離れるまでに返してくれればいいということでした。(無料) 自分たちの部屋の目の前はすぐ海なので、用意をしてすぐに海に入ってみましたが、北海道では夏でも考えられないくらいの水の温かさでびっくりしました。温かめのプールのような温度です。 私はあまり泳げないので足の立つ位置を泳ぎました。太陽の光が海底に反射してもの凄く綺麗です。大きな魚やサンゴはあまり見られませんでしたが、エイが泳いでいました。また、近くでは白人のカップルが海の中で考えられないようなイチャイチャぶりを発揮しており、近くまで行って海の中から覗いてやろうと思いましたが、海岸付近の水の透明度がそれほどでもなく覗けませんでした。 妻は今日は泳がないと言うことで私が泳いでいる近くの砂浜で私を観察して楽しんでいたようです。 エイを発見したときびっくりして妻に大声で「エイがいた〜!」と報告していたら、イチャイチャカップルが私に何か言ってきました。きっと「どうしたんだ?」と言うことを言ってきたのだと思いましたが、よくわかりませんでした。 「エイがいた」って英語でどういえばいいのか分からず、身振りでエイがいたことを伝えると「あぁ、エイね」って感じでまたチャイチャしてました。 1時間ほど海岸付近を泳いで遊びましたが、少し雲も出てきていました。海から上がると寒く感じましたが、また海に入るととても温かかったです。 海に入ると戻ってこない。浅いところを行ったり来たりしながら楽しそうに浮いています。「楽しいー!」って。でもサンゴのかけらでできた砂浜を歩くのが痛くて、まわりの人たちが裸足で歩いていることが信じられませんでした。この先ずっとSENNSEは靴下に靴で砂浜を歩く、変なオジサンになりました。 |
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海から上がり、しばらく昼寝をしました。そして夕食。夕食の写真を撮り忘れたのですが、ミールクーポンといって、一定額でメニューの中から3品(スープ、前菜、メイン、デザートの中から1品ずつ)選ぶ方式を頼みました。席はユミコさんが予約してくれていました。 何を頼んだか忘れてしまいましたが、とにかくすごい量です。前菜だけでお腹一杯になるくらいでした。この島はお金を使わないのでドリンクなどを注文すると必ずサインを書かされます。係りの人が注文したものが書かれてある紙を持ってきて「ルームナンバー?」と聞いてきます。私は「サーティーシックス」と言い、紙にサインするのです。 たくさんの外人や日本人観光客がいる中で、何故かレストランの係りの人が、私のルームナンバーを覚えてしまい、今後「はい、36号の人ね」って感じで言われるようになりました。私たちはよほど特徴的な日本人だったようです。 トレジャーアイランドの夜空はとても綺麗で、北海道でさえこれだけたくさんの星空は見られないと思うほどでした。頭上にはオリオン座が輝いていましたが、オリオン座の中にこれだけたくさんの星が見れるとは感激しました。 明日は朝6時半からグラスボトムボートに乗って糸釣りに行く予定にし、夜更かしせずに眠ることにしました。 |
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