クアラルンプール2日目（動物園など） （１/６）

朝目が覚めました。時差が１時間しかないのですが明るくなるのが遅かったので、まだ暗かったです。今日は動物園に行く予定だったのですが、まずは朝食に行きました。 　朝食会場ではまず部屋番号を聞かれたので、それを伝えると席に案内してくれます。コーヒーか紅茶か好きな方を尋ねられます。たくさんの料理を好きなだけ食べることが出来ます。

朝食

明るくなって天気を見ると、予報に反して晴れていました。嬉しかったです。 　朝食後、準備をしてホテルのロビーでタクシーをお願いしました。 　クアラルンプールでは赤と白の模様と、青紫っぽい模様のタクシーがあり、青紫の方が高いけど乗り心地がいいそうです。特に指定はしなかったけど、青紫のタクシーになりました。 　タクシーに乗り込み、動物園に行きたいと伝えました。 　青紫のタクシーは高いとはいえ、日本に比べたら格安だと思います。クアラルンプールでは移動にはモノレールかタクシーを使った方がいいと思います。 　運転手さんは、帰りの事を心配してくれました。動物園の方は少し街外れなのでタクシーがつかまりずらいかもしれないから、時間を決めてくれたら迎えに来てあげると言われました。なので、２時に来てくださいとお願いしました。これで帰りの移動手段の心配はいらなくなりました。 　ハイウェイを使い、タクシーは動物園に向かいます。

タクシーからの景色

タクシーからの景色

思ったより時間がかかりましたが、やはりその割には安かったです。無事動物園に着きました。

動物園入口

国立動物園

入場料を払います。パンダを見るかどうかで入園料が違い、パンダを見ることにしたのですが確か二人で５０００円位だったと思います。意外と高いなと感じました。

動物園の案内図

入り口のすぐ近くにバタフライガーデンがありました。この先天候が悪くなったりして蝶に会えず帰国なんてこともあり得るので、ここで撮れる分は撮ろうと思いました。自然の蝶じゃないけど。

バタフライガーデンのオオゴマダラ？

ところがまだ時間が早かったのか、草が濡れていて飛んでいる蝶の数も少なかったです。ひと回りしてみたけど、他の動物を見てからまた後で来ようと思いました。それでもいくらかの写真は撮れました。

蛹コーナーに羽化したてのマダラがいました。

マダラ

タテハ？

タテハ？

ひとまずバタフライガーデンを出て、他の動物を見に行きました。通路に普通に変な鳥たちがいて驚きました。近づいてもほとんど逃げませんでした。

妻と鳥

鳥だらけ

鳥たちと記念撮影

足に止ったバッタ

いろんな動物が展示されていましたが、サバンナコーナーみたい所が楽しかったです。何種類かの草食動物たちをひとつのエリアに入れていました。

シマウマ

バタフライガーデンではなくても歩いていると蝶の姿が見られ、何枚か自然の蝶の写真を撮影することが出来ました。

シジミ

蝶を探したり動物を見たりしながらプラプラ歩きましたが、天気も良く気温も高く、汗をかきました。寒い函館から東南アジアに来て暑くて汗をかく幸せを感じながら動物園を楽しみました。

カメラ目線のライオン

中央に蝶がいます

カメラ目線のトラ（ずっと舌を出していた）

クロマダラソテツシジミみたいの？

サバンナコーナーを少し進むと、パンダ館があります。専用の建物です。フラッシュで撮影してはいけないとか、大声を出してはいけないとか制約はありますが、ごく当たり前の誓約だと思います。静かにパンダのいるところに入りました。すると、上野動物園で見たときよりはるかにパンダを身近で見ることが出来ました。ガラス張りになっているわけでもないし、距離が遠いわけでもない。すぐ近くにパンダを見ることが出来、特に妻は大感激していました。記念撮影をしたり、ビデオで動画を撮ったりしながら、思う存分パンダを見ることが出来ました。

パンダの顔アップ。歯もよく見えます

やる気のないパンダ

パンダの動画：１８秒

やる気のないパンダと記念撮影

ダラ〜ン

やる気のないパンダ２

お客さんも少なく、パンダの前で立ち止まりずっと飽きるまで観察することが出来ました。 　パンダを堪能した後はまた違う動物を見て歩き、途中蝶が飛んでいたら撮影するという感じで楽しみました。

像

シロチョウ系

歩いていると牛がいました。角が太くて突進されたら死にそうです。だけどとても穏やかな顔をしていたので呼びかけてなでてみました。するととても気持ち良さそうにしていました。一旦なでるのをやめると、「もっと！」という感じで柵から顔を出してねだってきます。 　とても可愛くてしばらく牛の顔をなでました。 　自分は有蹄類アレルギーのようで、馬や羊などを触った後、目がかゆくなり、手で目を触ると目玉がブヨブヨになって大変なことになるので、牛を触った後はしっかり手を洗いました。

とてもかわいい牛

この動物園で一番楽しかったのはサバンナコーナーです。サバンナにいそうな動物たちが広い草むらで飼育されていて、あたかもサバンナにいるような気持ちになりました。行ったことないけど。この場所なら数時間見てられる気がしました。

ダチョウとキリンと角長い奴。（他にシマウマもいました）

飼育されていないトカゲ

これは飼育されています

タテハモドキみたいの

ぐるっと堪能し、妻は疲れたので売店みたい所で休み、自分はまたバタフライガーデンに行ったのですが、お客さんがけっこういて、子供も走り回ったりして撮影になりません。最初に来た時はまだ朝過ぎてダメだったけど、昼を過ぎても蝶の数が多くなった気もしませんでした。ここのバタフライガーデンはちょっと外れだったかも。 　撮影できる分だけ撮影してすぐ外に出てバタフライガーデン周辺の自然の蝶の撮影に切り替えました。以下はバタフライガーデンのものと自然のものが混じっている写真です。

マダラかタテハ

東南アジアによくいるやつ

翅の後ろどうした？

トラフタテハ

. マダラ

帰りに迎えに来てくれるタクシーの時間が決まってたので、それまでには戻る必要がありましたが、ずいぶん早く妻の元に戻りました。少し休んだけど自分はまだ元気があったので、今回行かなかった熊のコーナーに一人で行くことにしました。小さい熊が遠くに見えましたが、そこからまた妻の所に戻る時に迷子になり、けっきょくかなり遠回りで妻の元に戻りました。 　タクシーの時間ぎりぎりだったので、急いでタクシーと待ち合わせの場所に戻りました。ちょうどタクシーもいいタイミングで迎えに来てくれて、ホテルに戻りました。 　この国立動物園はとても楽しく、またクアラルンプールに来ることがあったら是非遊びに来たいです。おすすめの観光スポットと言えると思います。 　ホテルに戻ると高そうなベンツやフェラーリなどが増えていてびっくり。これはもうモーターショーです。写真を撮って部屋に戻りました。

ベンツ

ベンツ

フェラーリ

ポルシェ

フェラーリ

ホテルに戻り、食事に行くことにしました。付近のデパートなどを巡り、どこで食べようか考えましたが、結局そこら辺の人がたくさん食べているフードコートで地元の人が食べているようなものを食べようという事になりました。店がいくつもあって迷いましたが、たんに美味しそうに見えたお店で買うことにしました。

フードコートの様子

いろんな店の中から自分はおかずやご飯を指定すると取り分けてくれて、選んだ分でお金を払う方式の店でご飯と鶏肉のおかずを買いました。

私が選んだやつ

東南アジアは物価が安いイメージがあるから、これで３００円位かな？と思ったら７５０円でした。高っ！ 　でも味は美味しかったです。

妻が選んだやつ

妻は売っていた大きいエビみたいのが食べたいと買いに行きました。せっかくだから食べたいの食べたらいいよと思ったけど、帰ってきた妻が「１０００円位した〜！」って。びっくり！自分は食べなかったので味はわからないけど、食べるとこってお腹の部分くらいでしょ？自分も売ってるの見たとき値段わからなかったけど、高級エビですね。

高かったエビ

ジュース

食事をして美味しかったけど、何故か満足感が足りませんでした。コーヒー屋さんがあったのでコーヒーか何か注文しようとしたのですが、メニューにラーメンがあり、しかも３００円程度だったので頼んでみました。 　調理に時間がかかっていたのですが、出てきたのは完全にインスタントラーメンでした。

３００円のインスタントラーメン

ラーメンが出てきてそれを見たときはじめて「そりゃそうだよね」って思いました。味もいたって普通のインスタントラーメンでした。

生クリーム入りの甘いやつ

妻が頼んだ甘いやつ

食事の後、食品売り場に行きました。北海道フェアがやっていました。北海道のいろんな店のものが売られていたので、北海道から誰か来ているのかな？と思ったけど、実際にはマレーシアの人が北海道の商品を売っているようで、声を掛けられました。「なんだ、日本人じゃないのか」と思ったけど、「この人は俺が北海道から来ていることを知らずに北海道の商品をマレーシアで売りつけようとしているんだな」と思うと、面白かったです。

北海道フェアの看板

北海道フェアを横目に他のものを見て歩きました。珍しいものは売ってないかなと。日本で見られないようなものや、すごく高いものなど、色々売っていました。

でっかい鳥の足。何の鳥だろう？

牛肉（９０００円！）

空輸された刺身。これで３０００円！

今夜も噴水ショーがやっているようだったけど、動物園で遊んでけっこう疲れたので早めに寝ることにしました。明日はいよいよレンタカーを借りてフレーザーズヒルに向かい、旅のメインである蝶探しに出かけることになります。

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