アカエリトリバネアゲハを探す旅 1/8 |
朝目が覚めました。ジェイソンに襲われることはありませんでした。外を見るとやはり自分たちが深い森の中にいるのが良くわかります。 |
ホテルの前の道路から撮影。画面真ん中に舗装道路があるのがわかります |
蝶を探すためさっさと出発したかったのですが、朝食は8時からでした。8時少し前に朝食会場に行くとマネージャーの人が席まで案内してくれました。洋風の部屋でたくさんの食器が並べられていましたが、ちょっと薄暗くて、しかも他には誰も宿泊者がいないようなので、何でこんなにたくさん食器が準備されているのか不思議でした。 |
朝食会場 |
食事を待っている所 |
誰もいないのに準備されている食器 |
しばらくすると、朝食が運ばれてきました。当然ビュッフェではありませんでしたが、思ったよりもどれも美味しかったです。 |
果物 |
パン |
おかず |
さっさと朝食を終わらせ、すぐに下山の準備です。本格的に蝶を探して遊べるのは今日と明日の二日だけ。今日の目的はアカエリトリバネアゲハの集団吸水です。 日本にいるうちに地図で目星をつけていたのは4か所。そのうちホテルに一番近いところは昨日既に行っており、アカエリトリバネアゲハを1頭見ることが出来ましたが集団吸水は見られませんでした。 まずはとにかくレンタカーで山から下ります。昨夜は霧や雨だったので下草がまだ濡れ濡れになっていますので、下山途中の道で蝶の姿はあまり見られません。ただ、通常の昼間ならたくさんの蝶が見られそうな環境です。 クネクネの細い道を進みどんどん標高を下げ、昨日アカエリトリバネアゲハを1頭見たポイントの場所を通り過ぎました。日本で目星を付けた場所はあと3か所なので、近い順に行ってみることにしましたが、その前に車で走っている時に蝶がいそうな気がするポイントがあったので寄ってみることにしました。 大きなダムがあって、その脇のあたりです。車を停めて歩いてみました。妻は車から降りず読書です。 まだ時間が早いのか、蝶の姿は多くなかったけど、撮影できそうな分は撮影することにしました。他に人もいなかったので自由に撮影できたのは良かったです。 |
ジャノメ |
セセリ |
ジャノメ |
シロチョウ |
マダラ? |
シジミ |
イナズマ? |
ウラナミシジミ系 |
少し蝶の撮影は出来ましたが、それほど長い時間滞在する価値はなさそうだったので、車に戻り今日最初のポイントに向かうことにしました。 日本で調べたポイントはとにかく温泉が湧いていそうな場所です。地図だけだから街の中なのか、山の中なのか、森の中なのかはよくわかりませんでした。とにかく行ってみるだけです。 今日最初のポイントはちょっとした街の外れの場所で、自然もあり住宅もありという場所でした。こんな所にアカエリトリバネアゲハはいないんじゃないかなと思いました。 |
車を停めたところにトカゲがいました |
下の画像では奥の方にマンションみたいのも見えていると思います。手前にある人工の池みたいのがどうやら温泉のようです。 |
今日最初の温泉ポイント |
露天風呂になっている部分の水はとても澄んでいて綺麗でした。温度は暖かく、ちょっと入ってみたくなりましたが、入浴が目的ではないので入りませんでした。 |
温泉の部分 |
温泉が流れている部分、公衆トイレみたいな所の近くなど、一通り探してみましたが、アカエリトリバネアゲハどころかろくに蝶がいませんでした。ここの場所はハズレのようです。 |
蝶を探す私 |
いつまでも蝶を探していてもダメそうなので次のポイントに移動することにしました。 |
移動中の車から(妻撮影) |
また車でしばらく走り、次のポイントに到着しました。ここも温泉がある場所で、少し大きめの川が流れています。よくアカエリトリバネアゲハが川の淵で集団吸水している姿をインターネットや蝶の本などで見たことがあるので、もしかしてこの川の淵にアカエリトリバネアゲハがたくさんいるんじゃないかと期待しました。 車を降りて早速捜索開始です。 |
今日の2番目のポイント |
川が流れている所 |
温泉の部分 |
ここの温泉はあまり入りたいとは思えませんでした。さっきの温泉の方が綺麗そう。そして肝心のアカエリトリバネアゲハですが、見つかりません。 妻をそこらへんに放置し、自分はスタスタ歩きながらアカエリトリバネアゲハ探しをしました。川の淵もたくさん探しましたが見つかりません。水量が多く温泉が湧きだしているような場所が水没しているのかな?と思いました。他の蝶はボチボチ見られるので、撮影しました。 |
シロチョウ系 |
イナズマ |
捜索範囲をけっこう広げて歩きました。 |
タテハモドキ系 |
南国によくいるアゲハ |
妻もコンデジで蝶を撮影していてくれました。「おかしのゴミの所ばかりに執着している蝶がいたよ」というので画像を見せてもらったらミカドアゲハでした。 |
ミカドアゲハ(妻撮影) |
そしてここでアクシデントが発生しました。蝶を探しながら草むらを歩き、ちょっとした木が生い茂っている所を歩いていた時、頭の方で何かモゾモゾ動いているような気がしました。虫が髪の毛に絡みついた感じだったので手でほろおうとしました。その時、左手の人差し指に激痛が走りました。 「いてっ!」 左手を見ると、人差し指にハチがくっついていて、自分をしっかり刺していました。 やられた!と思ってすぐにハチを払い、刺されたところを口で吸いました。 激痛が走った割には痛みが長続きせずすぐに収まりました。しっかり吸ったのが良かったのかな?と思いましたが、次の日以降に指が腫れて痒くなり、思いのほかダメージは大きかったです。 この場所では自分と妻で2,3頭のアカエリトリバネアゲハを見ることが出来ましたが、飛んでいたので撮影も出来ず、しかも集団吸水している様子も見られませんでした。 もっと時間をかけて探すか、それとも次のポイントに向かうか決断を迫られました。何故かと言うと、次のポイントはかなり遠いのです。 昨日も含め、アカエリトリバネアゲハがいそうな場所4か所のうち3カ所でスカ。近場で探すか第4のポイントまで遠いけど行くか。 けっこう悩みましたが第4ポイントに行くことにしました。ハイウェイを使っても車で1時間以上かかる場所です。 今振り返ってもこの時よく「遠いけど行ってみよう」と決断したなと思います。 ハイウェイに乗りました。確かハイウエイだけで距離が80km位あったような気がします。 |
ハイウエイに乗る所 |
高速に入ってすぐの所で妻が「早く行きたいのはわかるけど、トイレ休憩を取ってほしい」と言われたので、サービスエリアに入りました。 妻は「私がトイレに行っている間に水を買っておいて」と言い、いくらかお金をくれました。 飲み物屋さんがあったので、水を買おうと思ったら「水は売ってない」と言われました。どこに売ってる?と聞いたら「そっちの店」と指差されたので行ってみたら、そこでも売ってませんでした。 妻が戻ってきたので「水売ってないって」と言ったら、「それならトイレの近くに自動販売機があって水を売っていたと思うので、自動販売機で買おう」と言われました。 妻が言うように自分は早く行きたかったので、水なんて買わないでさっさと行こうよ!と言いたかったけどぐっとこらえて自動販売機に行きました。 ところがコインを入れても認識されず、お札を入れても認識されず、何度やってもダメでした。イライラが頂点に達し、「もう行こう」と言って出発しました。既に1時近かったし、まだここから1時間半位はかかる予想だったので。 遅れを取り戻すため、けっこうスピードを出して車を走らせました。 |
前は救急車 |
高速を降りるところ |
高速を降りて下の道をまたしばらく走り、最後のポイントに到着しました。さっきのポイントからちょうど1時間半位かかりました。お昼の1時間半を蝶の観察ではなく車での移動に使ったのはとても勿体ない気がしましたが、この場所が最後の望みです。 自然豊かな場所の気がしましたが、何かの公園になっているらしく、凄い安いけどお金をとられました。 さて、目的のアカエリトリバネアゲハ集団吸水は見られるでしょうか?もし見られなかったら失意の中また車を運転して帰らなければなりません。フレーザーズヒルのホテルまで約150kmです。 たのむ〜!と思いながら川の方に向かってみました。 |
川の方に歩いて行く所 |
すると自分の脇を1頭のアカエリトリバネアゲハが飛んで行きました。 「おっ!」と思って撮影してみましたが飛んでいる所なのであまりよく撮れませんでした。 |
飛んでいたアカエリトリバネアゲハ |
よく見ると、1頭だけでなく数頭飛んでいました。 これは期待できる!と思って川の所まで歩いて行ったら、モンキアゲハみたいのが見えました。一応写真に撮ったけど、今日の目的はアカエリトリバネアゲハなので、すぐに撮影をやめてアカエリトリバネアゲハを探しました。 |
モンキアゲハみたいの |
すると自分の視線の先にアカエリトリバネアゲハ数頭が吸水に来ているのが見えました。 いた〜! 妻を呼びました。 妻もすぐに気づきました。 とりあえず写真に撮ることにしました。集団吸水とは言えない2頭くらいのアカエリトリバネアゲハでしたが、今回の旅の最大の目的がアカエリトリバネアゲハだったので、凄く達成感を得られました。 マレーシアまで来て、目星をつけていた4か所のうち、ようやく最後の4カ所目でアカエリトリバネアゲハの撮影に成功しました。 |
最初に撮ったアカエリトリバネアゲハ |
すごくうれしくて興奮しましたが少し冷静になって見てみると、けっこう飛んでいました。 これは他にも集団吸水している場所があるな!と思い、あたりを見回すと、アカエリトリバネアゲハとキシタアゲハが吸水していました。 お!キシタだ!と思って数枚撮影したけど、今日はキシタ目当てではなかったのであまり真剣に撮りませんでした。また後で撮れるさと。結局その後あまり撮れませんでした。 |
アカエリトリバネアゲハとキシタアゲハ |
更に付近を探してみると、 うわっ!いた!! 10頭以上のアカエリトリバネアゲハが集団吸水していました。 心臓が止まるかと思うほど息をのみました。 そして凄く綺麗。 もう興奮してパシャパシャ写真を撮りまくりました。 これがしたかったんだ〜!と。 アカエリトリバネアゲハは地元ではラジャブルックバードウイングと呼ばれています。マレーシアの国蝶です。黒地に輝く緑色の翅、首回りには和名の由来となっている赤い模様が見えます。アゲハなので大きく迫力もありますが、集団吸水に来ているのは全てオスで、これはミヤマカラスアゲハの集団吸水と同じです。 川の淵から湧き出す温泉の成分に引き寄せられているらしいです。 地面に口吻をさし、吸ってはおしっこ、吸ってはおしっこを繰りかえりしています。 何かミネラル分を欲しているのかどうかよくわかりませんが、とにかくその場でじっとして吸っては出しを繰り返していました。 |
画面には17頭います |
遠くから望遠で撮影したり、マクロレンズに交換して近寄ったり、いろいろやりました。近寄ると逃げるのもいるけど吸うのに夢中になって全く逃げないものもいました。 |
妻は私に「好きなだけ撮影してきていいからね」と言いながら近くの座れるような場所で休んでいたりしました。お言葉に甘え、好きなだけ時間を使わせてもらうことにしました。 ここは川が流れていて、川の脇から温泉がしみ出している感じで、そこの部分は熱いです。川に吊り橋がかかっていて、その奥も気になって行ってみたり、また川の淵に戻ってアカエリトリバネアゲハを撮影したりを繰り返しました。 |
吊り橋の所 |
吊り橋から見た川の様子 |
吊り橋を渡ると少し広めの草原や草原の淵は木が生えていて、いくらか蝶の姿もありました。でもそれほどでもありませんでした。 |
イナズマ |
タテハ |
温泉だという看板? |
アゲハ |
公園になっているし、川の淵は温泉になっているので遊びに来ている人たちも少しいました。遊びに来ている人たちはアカエリトリバネアゲハの事など気にも留めていませんでした。 |
川遊びをする人と、手前にはアカエリトリバネアゲハが集団吸水しています |
アカエリトリバネアゲハに混じってアオスジアゲハも来ていました。アオスジアゲハの写真を撮ろうと思うとアカエリトリバネアゲハも入ってしまい、邪魔です。 え?アカエリトリバネアゲハが邪魔??どんな贅沢な状況だよ!と思いました。 アカエリトリバネアゲハの写真を撮ったり観察をしたくてわざわざマレーシアまで来てるのに、アオスジアゲハ撮りたいから邪魔!って・・・。 |
アオスジアゲハを取りたいけどアカエリトリバネアゲハが邪魔! |
飛んでいる所も撮りたくなりました。だけど飛んでいる所を撮るのは難しくてほとんどできません。なので、集団吸水しているアカエリトリバネアゲハを驚かして飛ばせて撮影したりしました。 |
5頭います |
飛んでいる所 |
せっかく集団吸水をしているところを驚かして飛ばせてしまっても、すぐに違う所や元の場所でまた集団吸水をはじめます。数か所で集団吸水をしています。見つけるのは超簡単です。そーっと近づけば逃げません。 |
温泉を吸う |
けっこうな密度 |
飛んでるやつが邪魔だった写真 |
そこら辺を移動しまくって、それを追いかけて写真を撮りまくっている変な日本人を地元の人はどう見ていたでしょう?でも、「あいつ、ラジャ(アカエリトリバネアゲハ)を撮影しているんだな」とすぐ気付いたようで、その人たちもアカエリトリバネアゲハ観察をし始めました。さっきまで川で楽しく遊んでいたのに。 「よく見たら綺麗じゃん!」的な感じで見ていたのかな? |
アカエリトリバネアゲハを観察する地元の人 |
女性はスマホで撮影しだしました。きっと「この蝶珍しいの?」位には思っていたんでしょうか?国蝶なんですけどね、マレーシアの。 まぁ日本の国蝶がオオムラサキだと知らない人も多いだろうから、地元の人が知らなくても当然かもしれません。 |
スマホで撮りだした地元の人 |
自分もアカエリトリバネアゲハをと記念撮影したくなって妻に撮ってもらいました。 |
記念撮影 |
逃げずに一心不乱で温泉の水を飲んでいるのですが、妻が「手乗りにしてみて」と言いました。ミヤマカラスアゲハの集団吸水では手を伸ばしても手乗りにならないので、ほとんど無理なのはわかっていたのですが、指を近づけても全く逃げませんでした。 ちょっと触れるかやってみました。 ばっちり触れました。逃げません。 ただ、やはり手乗りにはなりませんでした。 |
指で触っても逃げない |
せっかくなので妻も記念撮影しました。妻も指を伸ばします。 |
指を伸ばして触る妻 |
そうこうしているうちに妻はアカエリトリバネアゲハを手づかみしてしまいました。 温泉を吸うのに夢中で簡単に捕まえられていました。採集して持ち帰ったらワシントン条約か何かの違反になるけど、逃げす前提でちょっと掴むくらいは問題ないだろうという事で、コンデジのスーパーマクロでアップ撮影させてもらいました。 |
翅の裏側の付け根付近は綺麗な青、そして首の所だけではなく胸にも赤いラインが入っている |
すぐに逃がしました。 手づかみできる位警戒心が無くなっているという事は、コンデジで鱗粉のマクロ撮影も出来るだろうなと思い、温泉を吸っている所を上からカメラをギリギリまで近づけて撮ってみました。 全く逃げませんでした。 |
翅のアップ |
スーパーマクロ撮影です。ほぼカメラと翅がくっついています。 |
緑の鱗粉が散りばめられている感じでキラキラ綺麗。地色が黒いのも緑の輝きを際立たせている |
広角レンズに付け替えて撮影したり、マクロレンズで撮影したり、コンデジで撮影したり、色々なバージョンで撮影しました。 |
広角の接写 |
マクロ |
広角 |
広角 |
凄くたくさん撮りました。お腹いっぱいになりました。時間も午後4時半くらいになっていたのでそろそろ帰ろうかと言う感じになってきました。だけどお腹いっぱいにはなったけど、どうも満足感は今一つでした。何でだろう? ただ、今回の旅の目的であったアカエリトリバネアゲハの集団吸水を観察するという事は見事に達成することが出来ました。 あと明日1日フリーで蝶の観察をすることが出来るので、明日はフレーザーズヒルのホテル周辺で色々な蝶の観察をしようとこの時は思っていました。 そろそろ帰ろうかと妻に言うと「もういいの?」と言われました。夕方になってきているし、何より帰るのに3時間かかります。きっとホテルに着くころは真っ暗です。 車に戻ると大きめのセセリがフロントガラスに止まっていました。 |
セセリ |
目の感じが去年どっかで見た蛾にそっくりでした。 |
黄色い大きな斑点の模様があります |
このセセリはしっかり手乗りになることができました |
さて、車に乗り込んで帰ろうと思ったのですが、着ていたTシャツが汗でベチョベチョ。手で絞ったら汗ボタボタ状態でとても着たまま運転する気になりません。どうせレンタカーだからシートを汗でベチョベチョにしてもいいかと思ったけど、やっぱり気持ち悪いので裸で運転しようかと思いました。そしたら妻が、 「さっき来るときに道端でTシャツ売ってそうな店があった」というので、寄ってみました。 もう閉店準備をしている感じでしたがギリギリで間に合ってTシャツを探すことが出来ました。 たくさんあるTシャツですがMとかSばっかりで、どれも小さいです。ほんの少しだけLがあったので、ちょっと着てみることにしました。 着た瞬間「なんかオヤジくさい!」と思いました。オッサンの匂いがするのです。でもそれって自分の匂い? 他のTシャツもよく見るとしわしわっぽかったり少し汚れていたり。 店のおじさんは「セカンドユース」と言いました。あぁ、リサイクル品なのね。 試着したTシャツを「いくら?」って聞いたら3リンギットでした。90円程度。 使い捨て感覚でもいいやと思い、それを購入し、運転して帰りました。 |
3リンギットのTシャツ |
帰りは来た道を戻るだけですが、ハイウエイのサービスエリアで夕食を食べました。 |
夕食 |
なにこれ? |
ジュース |
ソフト |
帰り道の長いこと長い事。 アカエリトリバネアゲハのいた公園からハイウエイまで15分か20分位。ハイウエイが1時間半位。ハイウエイを降りてからまた1時間半位。 一般道でガソリンの給油もしました。この旅では何度も給油をしたのですが、どうもやり方がわからなくて、全部店の人に給油してもらいました。 山道の途中で本当に真っ暗になり、しかも霧が出てきて道がどうなってるか分かりにくくなったり、道自体が細くクネクネでスピードも出せないし、まぁ大変でした。 今日は最後の最後でアカエリトリバネアゲハの集団吸水を見つけることが出来、思う存分撮影もしたので明日はホテル周辺で蝶を探そうと思っていたのですが、どうもやりきった感が出てきませんでした。 多分、むやみに写真を撮っただけだったのかも。 明日もう一度行ってみようかな?どうしようかな?という気持ちがおきてきました。 ホテルは相変わらずジメジメして気持ち悪く、かび臭く、古い洋館は怖いです。 明日どうするかは明日決めることにして、気持ち悪いシャワーを浴びてさっさと寝ることにしました。 湿って重い布団でも、寝てしまえば同じでした。外国の知らない道を運転するだけで疲れるのに、相当な距離を走り、蝶の撮影でも歩き回って疲れ、一瞬で眠ることが出来ました。 |
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