チャーン島1日目夜偏(1月6日)
(ホワイトサンドビーチ)

 ホテルに戻ったのは4時過ぎでした。部屋には妻がいて、バンコクに忘れられた荷物も無事に届いたようでした。

 その後一度ホワイトサンドビーチへ二人で行きました。両替するためです。今回の旅では1万円ずつ両替しました。無くなったらまた両替という感じで。

 両替した時に、「ホワイトサンドビーチに来るだけならそれほど急な坂も無いので2人乗りで十分来れるね」という事になり、「一度ホテルに戻ってから二人乗りでまたホワイトサンドビーチに来て食事しよう」ということになりました。

 ホワイトサンドと言う位だから白い砂のビーチだと思うかもしれませんが、事前に調べた情報ではそれほど白くは無いという事でした。(他のチャーン島旅行記より)

 ホワイトサンドビーチまではバイクで10分くらいなのですが、妻を後に乗せてホワイトサンドビーチに行きました。

自分で運転するよりらくちんです。それに安全かも。夫はバイクを使いこなして調子に乗っていました。

 さっき両替をした銀行のところにバイクを止め海に30秒ほど歩くとホワイトサンドビーチです。情報通り特に白い砂ではなかったですが、粒子が細かいように感じました。

 もう日は落ちてしまい、夕日を見ることは出来ませんでしたが、なかなか綺麗な夕焼けと、こんな時間なのにまだ泳いでいる人もいたり、白人女性の綺麗な水着姿を堪能できました。

海に足をつけてみました。風は涼しくなってきていますが、水温は温水プールより暖かいです。

 妻は足だけ海に入って行き「思ったよりも暖かい、これなら今でも泳げる」と言う様な事を言っていました。自分も入ってみたくなったけど、カメラも持っているし入るのをやめて妻のシルエットを撮影しました。

夕焼けと妻のシルエット

 この砂浜にテーブルや椅子がたくさん設けられていて、そこでたくさんの店がディナーを提供しています。二人でぶらぶら歩きながら、どこかで夕食にしようと話し合いましたが、ビーチ沿いではなく道路沿いでも良い店があるかもしれないと物色しました。そしたら道路脇で焼鳥のようなものを焼いている店があって、美味しそうに見えたので、1本買ってみました。チキンだというので。

チキンとは言っていたけど、妙に丸い事が気になりました。胸肉かな?地元の人が10本とかまとめ買いをしています。よほどおいしいのかな。照り焼きっぽいし。

 
ところがこれが激マズ・・・。チキンはチキンでもレバーでした。
 「オエッ」となって妻に食べさせましたが、妻も「オエッ」となっていました。

一口でレバーだとわかりました。確かにチキンだけど・・・。

慌ててセブンイレブンに入り飲み物を購入。早く飲まないと口の中がレバーの味でゲロを吐きそうです。
 そこで見つけたのがこのオレンジジュース。何だかわけのわからないカタカナが書いてあります。

お店に行くと日本語が書かれた商品がけっこうありました。ひらがなで「おたごスープ」。「たまごスープ」って書きたかった?グリコのポッキーやプリッツ、セブンイレブンのポイント引き換え商品がドラえもんグッズだったりしています。

「おいしい緑茶」と表記してあるお茶を買って飲みました。一口飲んでビックリ!緑茶のはちみつレモン味でした。抹茶ミルクはおいしいのに、緑茶はちみつレモンはいただけないです。以前もマレーシアで緑茶を買ったら砂糖が入っていました。水以外は砂糖が入っていて当たり前のようです。
ん?ナヌテココオレンジジョース??


 何とかオレンジジョースを飲んで口をさっぱりさせました。

 やっぱり浜辺でご飯を食べようという事になり、その中のひとつの店で夕食にすることにしました。

 席に座りメニューを見て注文しました。チャーン島はリゾートなのでタイの中でも物価は1.5倍位だと言う事でしたが、どれも安い値段で提供されていました。

 まずドリンク。事前情報で美味しいと書かれていたスイカシェイクを注文。他の旅行記ではこれを飲んだら他はいらないという様なことも書かれていたので期待しました。
 グラスが女性のボディーの形になっていて、見るからに美味しそう!でも飲んだ瞬間・・・

 「あま〜っ!」

 とにかく甘すぎ!!しかもストローが詰まって全然飲めない・・・。
 スイカを搾ってそれに砂糖をぶち込んだ感じです。

 そして料理。せっかく来たからと私はステーキも注文。

かにチャーハン

焼きソバ(美味)
ちょっと甘くてピーナッツの粉末を絡めて食べる。

ビーフンサラダ

Tボーンステーキ 300g
ソース3種付き

私は焼きソバ、ちょっと辛いビーフンサラダ。
夫はカニチャーハンとTボーンステーキ。日本で食べると1万円以上はしそうなメニューです。
830バーツ(2241円)。旅行中一番高い食事でした。レンタルバイクを2日半借りることができます。
ステーキを一口食べさせてもらいましたが、「にくっ!」という感触でした。あまり好みではないかも。
この量を二人で間食しました。


 料理を堪能した頃、隣の店のショーでファイヤーダンスが始まりました。

 夕暮れ前、ビーチで火を着けずに練習していた若者もいたんだけど、このショーの練習をしていたんだなってわかりました。

 両端に火の付いた棒を持ってぐるぐる回していました。暗い夜にとても綺麗で迫力もありました。

 あと、ホワイトサンドビーチの道路沿いにある店で妻のドレス?も買いました。他の人を見るとみんな綺麗な服を着ているのに、妻だけ山に行くために蚊に刺され無い事と日焼し無い事を最優先にしたような服だったので、「せっかくだから買いな」って。一緒に私のTシャツも2枚。象の絵が描かれてチャーン島って英語で書かれた赤いTシャツ。それでも3点で確か950バーツ(2565円)を700バーツ(1890円)まで値切りました。妻のドレスは黒地にチョウチョの絵が描かれています。

 明日はこれを着てまたホワイトサンドビーチで食事をしようという事を話し合いながらホテルに戻りました。

バイクの後ろに乗っていると、市街地を通ると暖かい風が、何も無いところを通ると冷たい風を感じます。

 それから、妻に「象に乗りたい?」って聞くと、「乗ってみたいなぁ〜」と遠慮がちに言いました。どうもエレファントトレッキングに行けば、蝶の撮影や採集の時間が少なくなると遠慮していたようです。でもせっかくの機会だし、自分も象に乗ってみたかったので、明日の朝、ホテルのレセプションにエレファントトレッキングを申し込もうという事にしました。
 カブトムシを探しに行かず、寝ました。

バイクで走っていると、道端に飼い犬のように象がつながれている所を何ヶ所か通りました。動物園以外で象を見ることも無いし、人が生活している所に象がいることにちょっと感動しました。触ってみたかったのでエレファントトレッキングに行く事になりとてもうれしかったです。


前に戻る  次へ