台湾2日目夜偏 
台湾式シャンプー 士林夜市 マッサージ


 行天宮前でバスを降り、たくさんの人がいたのですぐにわかりました。信号待ちしていると、おばさんがお供え物とお線香を売り歩いています。周りの人はこのおばさんから買っていたので、観光地にいるあやしい物売りでは無いようです。

中に入ると建物の内側が大きな中庭になっていて、そこにたくさんの人が並んでいます。私達もよく判らず並ぼうとしたのですが、先頭をみると何人かのオバサンが一人ずつに線香を持ちながら頭や体を清めるようなしぐさをしていました。「やってもらいたい」と思い、よく見るとおはらいをしてもらう人はオバサンに何か囁いています。自分の体の悪い所を伝えているようで、私達は言葉がわからないので諦めました。

おはらいが終わると、果物などのお供えを机に置き、線香をもらいお経を読んでいる人たちに礼をします。ここでも若い人からお年寄りまで、礼儀正しくお参りをしています。バンコクでのことを思い出しました。


私達もお線香をもらい、見よう見まねでお参りをしてきました。

入り口の門


ここの中が中庭になっている


おはらいオバサン

この人達に向ってお参り
 
 妻はこういうのに興味があったみたいなんだけど、私は全然・・・。なんとなく見て回ったという感じで次に向おうとしました。日本人の旅行者にシャッターを押してと頼まれました。

見学を終えたあと、ここから少し歩いた場所に台湾式シャンプーだかの店があって、妻が体験してみたいというので、わたしも一緒に行く事にしました。

 地図を見ながら5分位歩いた所に台湾式シャンプー屋さんがありました。美容室みたいな感じです。二人で入って椅子に座り、シャンプーしてもらいました。私の担当になった人は高校生くらいの感じに見える女の子です。山に行ってドロドロになった私達の頭をシャンプーするんだから、さぞかし汚かっただろうなぁ〜と思いました。

 頭にシャンプーを付けてモミモミされます。かなり念入りにやってくれて、首とか肩のマッサージもしてくれてとても気持ち良いです。それまで暑くて汗をかいていましたが、シャンプーのせいで頭が涼しくなりました。

台湾式シャンプーの店内。座った席の鏡に映る店員さん。
この人は妻の担当。鏡にテレビが映っていて凄かった。
(デジタルビデオカメラより静止画を切り抜き)

 美容室でシャンプーというとシャンプー台で洗い流すイメージですが、台湾式シャンブーは普通の椅子に座り乾いた髪に直接シャンプーを付けてマッサージ&洗髪してくれます。でも顔には一切水やシャンプーは落ちてこなくてモコモコと泡立ちます。最後にシャンプー台に移動して洗い流してもらいます。お姉さんにエッセンスを勧められたので、100元追加です。ラベンダーとジャスミンとローズがあり、ローズを選びました。私も夫もバラの香りに包まれました。30〜40分かけて料金は一人300元(900円)でした。

 シャンプーで頭だけすっきりして、ホテルに帰る事にしました。妻は「タクシーで」と言いましたが、ここの場所はホテルからけっこう近かったので歩いて戻りました。

リフレッシュしたせいか、体も足も少し疲れが取れました。本当は毎日通いたかったです。

 歩いてホテルがもう少しという所で、ホテルの隣のマッサージ屋さんがビラを配っていたのでもらってみました。ホテルに帰って見てみると、日本語で書かれていましたが、やっぱり変な日本語で笑っちゃいました。正しく訂正してマッサージ屋さんに持っていこうかと思ったくらい。

 

変なところが何箇所あるか探してみてください。
 
 ホテルで少し休んで、今夜は士林夜市という食べ物屋さんでゴチャゴチャしているような所で夕食を食べることにしました。ホテルの入り口前にはタクシーが止まっていて、ホテルのタクシー係みたいな人もいます。その人に行き先を告げ(地図などを見せ)るとタクシーの運転手に言ってくれます。タクシーに乗り込み士林夜市に行きました。

夜市へ向かうところの動画(44秒)

とてもたくさんの人がいてごったがえしていました。

人気の屋台には長蛇の列。人気、不人気がはっきりしています。


動画(41秒)

動画(4分14秒)

動画(36秒)
 写真の所は屋外ですが、屋内にもこういう感じで店がたくさんあります。一通り見て歩きましたが、人が多すぎて移動するのも大変でした。そんな中で、美味しそうなものがあったので食べてみました。


動画(26秒)

 私はこれを注文。これは牛肉に何かのソースがかかっているもので、牛排というものです。確かに肉なんだけど、本当に牛肉かどうか・・・。牛肉の味はほとんどせず、ソースの味が強かったです。そして何か独特の香辛料を使っているみたいで、最初はよかったんだけど、最後の方はちょっと嫌になりました。
メニューにはサーロインと書かれていました。ホント??140元(420円)
 こっちは妻が注文した天婦羅です。さつま揚げに甘味噌がかかっているような感じ。まずまず美味しかったです。
天婦羅50元(150円)

 ちょっと喉も渇いたので、ジュース屋さんでジュースも買ってみました。妻が買ったのはマンゴージュース。でもマンゴーとパイナップルが混ざったような味がしました。

 私はイチゴミルク。その場でイチゴをミキサーにかけてグチャグチャにし、それと牛乳みたいのを混ぜて作ってくれました。まずまず美味しかったです。

 更に台湾ではじめての小籠包を食べてみました。私は小籠包という食べ物自体が初めてだったような気がします。シュウマイみたいな感じですが、包まれた中にはスープがけっこう含まれていて、これはとても美味しかったです。小籠包最高!

なんちゃって小籠包のようで何かが違います。でもレストランで食べると200元(600円)のところ50元(150円)で食べられます。中からこってりとした脂?が出てきます。夫は大満足!


動画(19秒)

 だいぶお腹いっぱいになって、もっと見学して回ってもよかったかもしれませんが、何せ人の数が凄くてもう外に出る事にしました。しかし妻が「食べてみたいものがある」と言うので探すことにしました。「さっき外にあった」って。

 しばらく歩き回ってようやく妻が食べたかったというものを探し出して購入しました。それがこれ。

 どんなんだったかよく覚えていませんが、紙の入れ物のくせにスープがかなりかかっていて心配になりました。
一口餃子の様な物です。2個といったら2パック渡されそうになり焦りました。本当は2個食べたかったのに。(50元150円)

 これを食べて満足し、またタクシーで帰ろうと思いましたが、その時ついに乞食を見てしまいました。ちょっとブルーになってしまいました。

もうクタクタになっていたので、満腹になったらホテルに帰りたくなりました。ここは食べ物だけではなく、雑貨や蝋で耳掃除をするあやしいお店などがありもっと元気だったら楽しめそうな所です。

 タクシーを拾い、ホテルに帰りました。今日は一日かなり歩いて、足の裏とかふくらはぎとかがかなり痛くなっていました。妻も痛そうでした。私はカメラやビデオもけっこう使ったので肩凝りの感じもあったし、立っている事が多かったので腰も痛くなりました。それで、さっき変な日本語のビラを配っていたホテルの隣の怪しいマッサージ屋さんに行ってみることにしました。

 そこに入ると店員さんがいて、私はチラシを見せて「全身マッサージ70分コース」をお願いしました。妻は「足裏マッサージと角質取り」をお願いしました。

 私はちょっとした部屋に連れて行かれ、お姉さんに「これに着替えて」と言われました。それは浴衣でした。サイズが合うかどうか心配でしたが、なんとかサイズは合いました。しかし、この浴衣に書かれている日本語が面白く、「ちょっと待ってて」とお姉さんを待たせ、妻に見せに行きました。

浴衣に「ゆうえんち」って・・・。

 妻も大爆笑でした。

 部屋に戻り、顔があたる部分に穴が開いているベットにうつ伏せにされました。そして肩から足までマッサージをしてもらいました。力加減がちょっと物足りなかったような気がしたけど、気持ちよかったです。寝ちゃいました。

 今度は仰向けにされ、胸を揉まれたり、足の付け根を押されたりしました。また寝ちゃいました。

 いつの間にか70分コースが終了し、「社長さん終わったよ」みたいなことを言われ起きました。
 「シャチョウサン、ネブソクネ」だって。

私は足浴している間肩もみをしてくれて、その後足裏を乳液をつけてマッサージをしましたが、激痛になる場所があり「ボウコウ、ジンゾウネ」と言われました。私の後に来た日本人も同じことを言われていたので、みんな痛い場所じゃないの、と思いました。角質取りはおじさんがナイフのようなもので削っていきます。ツルッツルになりました。
観光客だけではなく地元の人も来ていましたが、店の前を通るたびに声をかけられ「昨日来たよ」と答えていました。


 ホテルに戻り、さっさと寝ようかと思いましたが、近くの屋台に行って、またタピオカミルクティーを飲もうという事になり、買ってきました。今度は私は大きいサイズを注文。これふたつで45元(135円)。やっぱり安いです。

 タピオカミルクティーを飲んで満足して床に就きました。

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