蝶探し マーケット (1/10) |
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おとついのカオソックではそんなに蝶の採集が出来なかったので、今日も蝶探しをすることにしました。 出発前、対馬先生とグーグルマップを見ながら、「このルート沿いもいいかもね」なんて言っていたあたりを探すことにしました。 朝起きるとまだ薄暗い感じでした。 |
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今日もいい天気! |
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まずは朝ご飯です。自分はもうけっこう飽きているのであまり食べたくはありませんでした。 |
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妻の朝食 エッグベネディクトを作ってくれました。クロワッサンも焼き立てでおいしいです。 |
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だけど、ローストビーフみたいのが置いてあったので、それは食べてみることにしました。おかわりしたくはならなかったけど、まずまずでした。 |
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私の朝食 |
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あと、卵料理を作ってくれるので、それをやってもらおうと思いました。係りの人に、オムレツにしてくれと頼みました。こういう感じの時は大抵オムレツにするかスクランブルエッグにするか聞かれるので、聞かれる前に「オムレツ!」って言って、卵の中に入れる具材みたいのを指定します。そしたら係りの人が作ってくれます。 出来上がった後係りの人が何か言い出しました。何言ってるかさっぱりわからなかったので、「何?」的なジェスチャーをしたら、もう一度同じことを言われました。でもやっぱり何言ってるかわかりません。「???」と思っていると、係りの人は「しょうがねぇなぁ〜」的な顔をしてこっちの方に来ようとしました。 その瞬間にひらめきました。あ、この人は俺に皿をよこせって言ってるんだなって。 「OH!」的なジェスチャーをしてからすぐに皿を取り、係りの人に渡しました。「そうそう、皿だよ」的な事を言われたと思います。 無事にオムレツを皿に乗せてもらいました。ちょっと面白かったです。 |
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オムレツ |
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インゲン豆のスープみたいの |
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得意のラーメンみたいの(パクチーたくさんのは妻の) |
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私はパクチーなし |
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食事をしていたら、係りの人達のミーティングみたいのが始まりました。丸くなって何やら打ち合わせ。そしたらみんなで拍手していました。きっと何かいい事があったんだね。 |
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打ち合わせ |
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今日も蝶の採集なので昼食は抜きと思い、朝はパンに麺と2食分貯め食いです。 |
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スムージー? |
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朝食を終え、早速蝶の採集に出かけました。ホテルを出るとまた象が散歩していました。 昨日ダイビングショップでクリーニング屋を教えてもらい、そこに行きました。クリーニングと言っても民宿のような所で洗濯をしてくれます。毎日何度も着替えをするので、大量の洗濯物を出しました。夕方には出来上がるとか。 |
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象 |
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おとついの日にカオソック国立公園に向かった道と同じ道を進んでいきます。カオラックからは北上していく感じです。 |
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これタクシーらしい |
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カオソック国立公園に向かった時の道をそのまま進んでいましたが、ナビが違うルートを支持してきました。ちょっと近道ルートがあるようです。大きな道沿いでは蝶の姿も見られないけど、ナビが支持する近道ルートはきっと車も少ないし、マイナーなルートだろうから田舎道や山道を通って蝶がいるような場所もあるかもしれないと思い、ナビの指示通り進むことにしました。 確かにナビが指示したルートは田舎道でした。でもやっぱりヤシのプランテーションが多く、車を止めて採集したくなるような場所はなかなか見つかりませんでした。 近道ルートは確かに近道だったようで、時間と距離を少し得しました。また大きい道路に戻り、車を進めます。交差点があり、まっすぐ行けばカオソック国立公園方面、右折すれば今回私が行ってみたかった方面になります。 当然右折し車を進めます。 そろそろどっかで車を止めて採集を始めたいなと思いました。そんない良い条件の場所ではなかったのですが、一度車を降りて採集することにしました。妻は車の中で待機です。 この場所は赤土の場所でちょっと広い空間があり、その空間の脇に木々が生えている感じ。山を削って出来た空間のようです。とりあえず空間の脇を歩いてみましたが、そんなに蝶の姿は見られませんでした。マダラ類少しとどこにでもいそうなシジミ類位。それでも数匹採集しました。ただ、ここが何て言う地名なのかがよくわからず、ipadを駆使して地名を調べたりしました。採集に専念せいたのでこの場所での写真はありません。 まだ朝露が残っている状態で、また珍しく少し曇っていたので朝露の蒸発も遅く、20分か30分で車に戻り違う場所を探すことにしました。 ipadのグーグルマップで地図を確認してみると、少し高い山に伸びる道があることを見つけ、そっち方面に向かってみることにしました。少し迷子になりながら車を進めました。途中、小さな街も通りました。 |
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小さな街 |
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車をどんどん進めていき、山の方に入って行くのですが、なかなかヤシのプランテーションから抜け出せません。これはこのままヤシのプランテーションから出られないのかなと思いながらもどんどん車を進めていくと、やがて道が細くなり、砂利道になり、ヤシは多いけどちょっとした林道のような感じになってきました。林道の脇には川も流れていて、だんだん蝶がいるような感じになってきました。 車をゆっくり走らせながら蝶を探すと、やけにシロチョウが多い場所がありました。ここで車を止めて蝶の採集をすることにしました。 |
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シロチョウが多かった場所 |
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ちょうどこの場所は、この林道の行き止まりになる直前だっようです。そして行き止まりの所にはちょっとしたダムか砂防ダムみたいのがありました。ここで蝶の採集を始めました。だけど、思ったより蝶の姿は少なく、川の対岸に渡ってみたくなりましたが、渡れませんでした。しかし、少しすると、川の対岸を車が走っているのが見えました。どうにかすると対岸に行けるようです。でも橋とか分かれ道は無かったような気がします。 |
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林道の行き止まりの所 |
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こんな山奥にもダムを工事している人がいたり、近くに家があるらしく、バイクの音がしたりします。どこに行っても人がいます。 今度は逆に、車を止めた場所から少し戻るような感じで歩いてみることにしました。 歩いていると、ちょっとした分かれ道と言うか交差点と言うか、開けた場所があったので、ここで蝶を探すことにしました。すると、私の好きなトラフタテハが飛んでいるのが見えました。 「トラフタテハだ!」と追いかけました。しかしどっかに行ってしまいました。 また交差点の所に戻り蝶がいないか見ていると、またトラフタテハが飛んできました。複数いるようです。なんとか採集したいと思っていると、またトラフタテハが飛んできました。一度に2頭か3頭位のトラフタテハを目撃し、いよいよ捕獲大作戦!と思ったら、ピックアップトラックがやってきました。 「なにしてるんだ?」的な事を言われたので網を見せて「バタフライキャッチ!」と言うと通じたようです。だけど、自分はトラフタテハを採集したいので、この人たちにはさっさとどっかに行ってほしい気持ち。ところがなかなかよけてくれない。それどころか、他の車まで来て。 結局車が3台とかこの交差点の所に来てしまい。Uターンしたい車やそのまま通り過ぎたい車などでちょっとした渋滞。 よりによって何でここで車の渋滞が起こるのよ!と腹が立ってきました。そのうちトラフタテハもどっかにいってしまったし・・・。 でもこの場所はヤシが多い場所でもあったので、この場所を諦めて車に戻り、林道を戻りながらまた蝶がいそうな場所を探しました。 そしてある分かれ道っぽいところで車を止め、妻は車に残ったまんま、自分一人で林道を歩いて蝶を探すことにしました。 少し歩くとトラフタテハが飛んできました。一瞬の出来事でしたが、自分の振った網にトラフタテハが入りました。やった! トラフタテハを三角紙にしまい、更に少し歩くと池のような所がありました。池に水が流れ注いでいる所があり、ちょうど砂州のようになっていて、そこにアオスジアゲハが2頭位吸水に来ていました。なんとか砂州まで行きたいのですが、けっこう背の高い草むらを漕いで行かなければならない感じ。でも頑張って漕いで行きました。 だんだん砂州に近づきましたが網の届く距離までは接近できません。どうしようかなぁ〜と思いながらアオスジアゲハを確認すると、 ボロでした・・・。 それでも何頭か蝶を捕まえて車に戻りました。 このダム付近は地元の人達の水遊び場になっているようで、山奥にも飲み物や食べ物の移動屋台が来ていました。 日曜日だったので休日ピクニックに来る人がいるんですね。 今日も夫は汗だくで500mlで3本の緑茶を作ったのですが、またもやあっという間に無くなりました。 |
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山の中 |
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車に戻り、来た道をまた戻るように進めていきます。歩道道路に出てから、大きめのシロチョウがたくさん飛んでいる場所があったので車を止めて採集をしましたが、大きめのシロチョウはすばしっこくて採集できず、緑いろっぽいタテハもいたのですが採り逃がし、オナシアゲハもいたのですが採り逃がし・・・。と言う感じで、汗ばっかりかくだけで集中力も無くなってきました。 それにしても思い描いていたような東南アジアの蝶楽園みたいな光景には出会えません。やっぱり北海道とは明らかに違う環境にパッと来て蝶の多い場所を見つけ出すなんてのは難しいんだと思います。 ホテルに戻る道は、来た道を戻るのではなく、ホテルから出てぐるっと1周回る感じのルートで、ずっと蝶のいそうな場所を探していましたが、下の写真のようなヤシのプランテーションが多く、やっぱり難しかったです。 |
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ヤシ畑の間を走る |
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これはもう、さっさとホテルに戻り、例の象の道で採集した方がたくさん採れるんじゃないかと思いました。更に妻もビーチ沿いにあるタイマッサージに行きたいというので、ここはいったんホテルに戻り、私と妻と別行動にした方がお互いにいいのではないかという事になしました。 お昼を食べていなかったので、帰路の途中、ガソリンスタンドの敷地にセブンイレブンがあり、その横に小さなチキン屋さんでフライドチキンを買いました。パリパリして辛くてとても美味しかったです。カオラックでは揚げてあるチキンを毎日食べていました。そして帰国後3キロ太っていました。 そして一旦ホテルに帰り、私はまた車で象の道に行き採集、妻はタイマッサージという風に別行動をしました。 象の道ではマダラ系の蝶が多く飛んでいます。あとはコミスジっぽいタテハや黒と赤のアゲハ、キチョウみたいなやつなど。やっぱり今までの中ではここが一番蝶が多い感じです。けっこう採集できました。 ちょっと飽きてきたので、周辺で他にも蝶がいそうな場所がないか探検することにしました。車に戻りナビを見ながら適当にグルグルとホテルの近くを巡ってみました。すると、蝶がいそうな場所は見つけられませんでしたが、私たちが泊まったホテル以外にも結構なホテルがあることがわかりました。 |
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近くのリゾート |
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近くのリゾート |
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近くのリゾート |
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近くのビーチ |
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JWマリオット以外にもけっこうリゾートホテルがあるんだなぁ〜と初めてわかりました。あと、この辺の住宅街みたいな所も見て回りました。ここら辺に住んでいる人たちはちょっとボロい感じの家が多くて、通りを1本入るとそういうボロい感じの家が多い事も分かりました。 20年くらい前に夕張に行った時、メインストリートから1本入った所は廃屋とかボロい家がいっぱいあったのを思い出しました。だけどここでは、そういうボロい家みたいのがいっぱいあっても当時の夕張と違って活気があるような気がしました。 ちょっと迷子になったりしながらもホテルの部屋に戻ると、妻はまだ帰ってきていませんでした。 ビーチの横に、簡単な小屋がありレストラン(食堂)やマッサージ店が並んでいます。 ホテルは街から離れているので、レンタカーが無いと動きが取れない人たちを狙った店のようです。 1時間300Bでタイマッサージを受けました。オイルも塗ってくれて、足裏を踏まれた時は痛っ!っとなりましたが、仰向けになってからは、眠ってしまい記憶がありません。あっという間の1時間でした。 その後、ビーチチェアでのんびりしようと思ったら、席がいっぱいで空きがほとんどありません。夕方あんなに空いていたのに・・・。 みんなチェアに寝そべり、本を読んだり日向ぼっこをしていたり。 その姿を見て、リゾートでゆっくりしたいと思い来たはずなのに、毎日全力でお出かけして、昼食も食べずクタクタになって戻ってきている・・・。こんなはずじゃなかったのに、と、ちょっと悲しくなりました。 空いている席を見つけ、ちょっとウトウトして、暑くなったらプールで泳ぎ、部屋で寝ていた夫と合流。 これから夕食ですが、今日もまたカオラックの街に行き、この前とは違うマーケットに行ってみることにしました。でもその前に妻がお土産を買うとか言う事でカオラックのスーパーに立ち寄りました。 |
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バイク3人乗りはあたりまえ。ヘルメットを被っている人も少ない |
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街のスーパー。電線が凄い |
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街の通りの様子 |
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動画 | |
バイクに何かくっつけて屋台にしているようなのもたくさん |
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バイクをレンタルしている観光客だと思う |
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スーパーで買い物をして、前回とは違うマーケットに来ました。安いので好きなものを買って食べようという事になりました。 まずは妻が下の画像のものを購入しました。確か10バーツ。 |
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すごい愛想の悪いおばちゃんが売っていた |
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10バーツって35円とか40円とかその位なので、けっこう安いなと思ったら、中が空洞の食べ物でした。けっこう美味しかったけど。 空気がたくさん入ったドーナツ。 カオラックに来て今までいつもカンカン照りで汗だく。飲み物はいくら飲んでも足りない位。オレンジジュースみたいのを買いました。 |
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オレンジジュース |
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これ、オレンジジュースとザクザクに砕かれた氷が入っていて、最高によかったです。飲み続けて行ってもあまりオレンジジュースが薄まらないような感じで。 このマーケットは観光客用と言うのもあるけど、地元の人用にも野菜とか肉とか色々売っています。 見た事のない野菜に、豚の顔の皮、鶏肉は顔も付いて羽が無いだけで売られています。 ビニール袋にくすんだ緑や赤や茶色の得体の知れないおかずが入っていて、みんな購入しています。 きっと外国人も日本のお漬物(粕漬けなど)を見ると、同じような気持ちになるのかもしれません。 昨日の観光客向けの市場とは空気が違います。 |
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鶏の丸焼き |
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半殺しにされている魚。まだなんとか生きている |
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たこ焼きみたいのも売っていました。 |
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見た目に惹かれてこのたこ焼きみたいのを購入しました。 |
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たこ焼きっぽいの購入! シーフードたこ焼き |
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ジュース屋さんはいっぱいあるけど、どう考えても色付けすぎでしょ!というようなジュースも売っていました。買わなかったけど。 |
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舌が凄い色になりそうなジュース |
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ただ、思ったほど食べたいようなものも無く、ホテルのビーチ近くにレストランがあったので、そこで食べてみようという事になり、帰ることにしました。 帰りに洗濯物を受け取りに行きました。大きな袋2つあったので、値段が心配でしたが、210B!きれいに畳んで、ナイロン袋にきちんと入っていました。これで帰国まで大丈夫。 帰る時にちょうど夕暮れの感じになり、車をホテルに入れずビーチの所で止めました。ホテルの駐車場に止めてからビーチに行ってもいいんだけど、ちょっと足の裏が疲れていたので。ビーチの所に車を止めれば、車から降りたらそこはもうビーチ!って感じ。そしてビーチで休みながら夕日を見ました。初日の空港での歩き過ぎからまだ足の裏が回復しておらず、ちょっと歩くとすぐ足の裏が疲れます。 |
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ビーチで椅子みたいのに座りながら夕日鑑賞。そんなに真っ赤にはならなかった |
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ちらっと横を見ると、ビーチで夕食です。なんでも、ロマンチックディナーとかいうらしいです。JWマリオットの夕食をビーチでロマンチックに食べるんだって。きっとべらぼうに高いんだろうなぁ〜。 |
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ロマンチックディナー |
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夕日が沈む直前 |
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ハイ沈んだ! |
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夕日が沈んだのを見届けたところでビーチの所にあるレストランに入りました。 |
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レストラン |
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メニューを見てウォータメロンスムージーみたいのがあったので注文しました。砂糖がガンガン入れられていて、激アマでした。メニューではちゃんとグラスに入っている写真だったのに、運ばれてきたのはグラスではありませんでした。口を付けるところを見ると、何かフタを取ったようなネジのあとがあるので、元々何か入っていた容器を使いまわしていることがわかります。まぁどうでもいいけど。 |
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激アマスイカスムージー |
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ボルネオでよく食べたサテ |
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パパイヤとカシューナッツのサラダ。甘い・・・。砂糖がじゃりじゃり・・・。 マーケットで少し食べたし、そんなにお腹もすいていなかったし、ちょっとしか注文しなかったけど、この他にフライドポテト・ハンバーガーなども食べました。オカマの店員さんがいて面白かったです。 普段TVでオネエタレントを見ると「気持ち悪いっ」と言う夫が、タイに来るとオカマちゃん大好きになります。 この時もジュースをおかわりしたいのに、オカマちゃんが来るまで我慢し、やって来るとわざと小さな声で近くに顔を寄せて「マンゴージュース」とささやいています。うれしそうに。 それにしてもタイにはオカマが多いです。何でこんなに多いんだろう?自分はオカマは理解できないんだけど、いろんなところにオカマがいて、そういう人たちが受け入れられていて、普通の仕事をしているって、とてもいいことだと思いました。日本じゃオカマなんてオカマバーで働くかテレビに出てる位しか知らないから。日本でどのくらいオカマがいるのか知らないけど、普通にコンビニの店員とか、スーパーのレジとか、ごくごく一般的な仕事をしているオカマを見たことが無いので。 ビーチから駐車場に車を戻し、ホテルの部屋に戻ろうとすると、いつもカエルがいた場所には今度はカブトムシのメスみたいのと、凄い緑色のセミがいました。 |
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カブトムシのメスっぽいの |
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セミ |
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今夜はホテルでもナイトマーケットをしているようでした。でもきっとかなり高いんだろうなと思い、ちょっと見てみたい気もしたんだけど、足の裏が疲れていたのでさっさと部屋に入って寝ることにしました。 夫からはすっぱい臭いがします。 |
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ホテルのナイトマーケット(部屋のドア付近からの光景) |
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このホテルに来て2日間は部屋のお風呂にお湯を入れて入りましたが、昨日位からは日焼けがきつくてお湯がしみるのでシャワーだけに。しかもタオルとかを使ってもしみるので、体中手洗いをしています。 布団に入ると瞬間的に眠ってしまう感じ。ゆっくりバカンスに来たのに疲れまくりです・・・。 |
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