カオラックからバンコクへ
(1/12)

 いよいよカオラックからバンコクに移動する日になりました。カオラックで5泊しました。蝶の採集に2日、シュノーケリングツアーに1日、滝に行ったりもしました。
 プールはある程度で飽きるし、ビーチも1,2回入れば十分。シュノーケルに行くなら1日がかりになるし、蝶の数は多くなさそう。カオラックの街には何度も行き、ナイトマーケットで食事をしたりしたけど、日程的にはもう大体満足かなと言う位だったので、「もっといたいよ〜」って感じにはなりませんでした。

 最後の朝食です。

私の朝食
 夫は完全に食欲を無くし、とうとうかっぱ巻きとみそ汁に手を出していました。「負けたね」と言ったら、夫は「試しただけさ」だって。

   妻の朝食
カレーコーナーで何のカレーだろう、と見ていたら調理の人が「インディアンカレーといって自分のお気に入りだ」と言いました。隣で一緒にいた欧米人の女性はかっぱ巻きにカレーをかけていました。確かにかっぱ巻きはライスでできているけど、ライスとは言えない・・・。

 もう最後という事もあり、外で食べてたんだけど、近くにカブトムシのメスみたいなのが落ちてきました。とっさに拾っていました。

落ちてきた虫
 夫が喜んでいると、前に座っていた女性が虫を見たとたん、口がななめに歪みました。


 この甲虫、顔がとっても可愛くて、連れて帰りたくなりました。飛行機に乗せてバンコクまで連れて行こうかと思ったけど、何を食べるかもわからないし、結局部屋のベランダから逃がしました。

 朝食後に部屋に戻り、妻は荷物の整理、私は妻に「もう一回蝶の写真撮りに行ってきてもいいよ」って言われたけど、もう面倒になり部屋で休んでました。

 やがてチェックアウトの時間になりました。ロビーでチェックアウト。部屋代以外に使ったのはビーチでココナッツジュースを買ったのみ。朝食はタダだったけど、昼食は食べたり食べなかったり。夜は毎日カオラックの街のレストランかナイトマーケットで済ませました。そんなにお金使わなかったんじゃないかな。
 1万円と300ドルを両替してお土産も全て購入しました。

 プーケットの空港まで車で戻ります。プーケット島に入る時にはまた検問所みたいのがあり、今度こそ検問を受けるのかなと思ったら、また人形でした。

検問所みたい所

 飛行機の時間には余裕を持って行動しましたが、余裕過ぎて時間を持て余しそうになったので空港近くにあるというビーチに向かいました。ちょっとした峠を越えていくのですが、こっちのほうがヤシのプランテーションも無くて蝶がいそうな気がしました。

 ミニ峠を越え、ビーチに到着しました。多くの人が楽しんでいたけど、ここでもジェットスキーとかは無くて思ったよりのどかな感じでした。カオラックのビーチと比べると、砂の色は少し茶色っぽい印象。また砂浜の角度が急で、すぐに足が立たない水深になりそうな感じです。天気も良くて暑くて、自分も海に入りたくなったけど、これから飛行機に乗らなきゃいけないし・・・。ここで思い思いに過ごしているみんながとても羨ましくなりました。俺も海入りたい!!

プーケットのビーチ
 夫はシャツを脱ぎ、上半身裸でプチ日光浴。後で調べると、このビーチ付近は高級リゾートが多くある場所でした。
 カオラックと同じように家族連れと静かな大人しかいません。今度プーケットに来る機会があれば、このビーチでも良いな〜。


プーケットのビーチ

波に立ち向かう少年の動画

 泳ぎたかったけど泳いだらダメなので仕方なく諦め、空港に向かうことにしました。空港近くのガソリンスタンドで燃料を満タンに入れます。下の画像の95って書いてあるガソリンを入れました。23.94って書いてあるから24バーツとして、3.7位掛ければ1リットル90円弱かな?文字が読めないけど、これがレギュラーガソリンの価格としたら、日本より少し安い程度で、圧倒的に安いわけじゃないね。でも車自体の燃費は良かったと思う。(測ってないけど)

ガソリンスタンドの価格表示

 そしていよいよ本当にこの場所とお別れです。楽しかったー。ありがとうカオラック!

 レンタカーを返却し、飛行機に乗って飛び立ちました。

飛行機

 飛行機の中では大体寝ていました。1時間半程度だったけど疲れていたからすぐ眠くなるのよね〜。

 なので、バンコクにはあっという間に到着しました。荷物を受け取り、ホテルまでタクシーを使うことにしました。バンコクのタクシーには悪徳のやつもいると聞いていたので、ちょっと心配。一応、車の写真撮っておきました。

 タクシー乗り場で配車をしてくれます。

ホテルまでよろしく!

 今回宿泊するホテルは、以前チャーン島の旅の時にも使ったアマリ、ウォータゲートホテルです。有料のハイウェイを使ったりしながらも渋滞に巻き込まれ、時間がどれくらいかかったかというと、約50分でした。距離はどれくらいあったか忘れたけど、けっこうあったと思う。日本円換算で2000円もかかりませんでした。タイのタクシーは安いです!

 もう少しでホテルに着くという頃に撮影したERAWANという場所、昨年ここで爆発テロがありました。現在はそんな事があったという事さえ忘れてしまうような感じで、ごく普通の生活と言うか、みんな普通に行動していました。

昨年テロの爆発があった所

 ホテルに到着してチェックイン。またまた係りの人が何を言ってるかわからない。2泊するとか言ってるところだけわかった!

 

ウェルカムドリンク

 部屋の構造は前回泊まった時とおんなじ感じでした。

部屋

 窓からは綺麗な高層マンションなども見えます。すごく近代的に見えます。

部屋の窓から

 が、窓の下を見ると、廃墟にしか見えない建物があって、きっとここでも生活している人がいるんだろうなと思いました。

ホテルの窓から下を見たところ

 部屋に入ってすぐ、外で遊ぶ準備をして出発しました。高そうな車がたくさん走っています。

ポルシェ


ベンツ


ポルシェ


オープンになるベンツ


高そうなベンツ

 バンコク名物大渋滞!これにはまったらさぁ大変。

渋滞

 先ほどタクシーから見た、テロがあったところに来ました。頭が重そうな衣装を着た女の人たちがいました。

民族衣装?

 明日の夜に81階だかのレストランで食事をするための予約をJCBラウンジで日本人スタッフの人に予約をしてもらいました。その時に、他の日本人客もいて、「どこか面白いところは無いですか」と聞いているのを盗み聞きしました。そしたら「ナイトマーケットは?」などと店員さんが言っていたので、自分たちもそこに行ってみることにしました。行き方を尋ねると、モノレール(MRT)に乗って、無料の船に乗って行くという事を教えてもらいました。船と言っても川を通る船のようです。言われたようにモノレールに乗ってみました。以前バンコクに来た時にも乗ったので、なんとなく乗り方はわかっていました。

 バンコクの地図を見ると、ホテルからJCBもMRTもすぐ近くのはずなのに、とても遠く感じます。ビルに外気温計があり、午後3時過ぎで40度と表示されていました。暑さで歩くのがつらかったです。

乗車券を買う機械

 モノレールはすぐにやってきました。

モノレール

 なんという駅で降りたかは忘れちゃいましたが、駅から出てすぐの所に船着き場みたいのがありました。係りの人がいて、「ナイトマーケットにいく船はこっちだよ」的な事を言われて並びました。船が来るのを待っている間、どんどんマーケットに行く人たちが並んで、たくさんの人になっていました。

ナイトマーケット行きの船に並ぶ人達

 船に乗っていざナイトマーケットに出発!

ちょうど夕焼けになっている頃で綺麗だった

 ナイトマーケットに到着して船を降りました。きらびやかなネオンや観覧車などがあり、テーマパークに来たような感じで、とても賑やかで綺麗でした。チャトチャックのウイークエンドマーケット的な感じかなと思っていたので、驚きでした。

ナイトマーケット

 まず目に飛び込んできたのはいろんな食べ物屋さん。フルーツをミキサーで砕いてジュースにするのが売っていたので、どれにしようか選んで購入しました。

これを砕いてジュースにする

 フルーツと氷を砕いてジュースみたいな感じにしたのはとても美味しかったです。さわやかな感じがして、暑いバンコクにぴったりでした。

作ってもらったジュース 60B

 これを飲みながらそこら辺を歩いてどんなものが売っているのか探検しました。けっこう広くて、自分たちがどこにいるのかわからなくなります。象のオブジェみたいのがたくさんあります。象は神様なのです。

象のオブジェ

 夜ご飯を食べることにし、どこで食べようか色々探してみましたが、混んでいる店を選びました。タイ料理の店です。

夕食を食べることにした店

 初めはステーキがあるお店の前で止まってメニューを見ていたのですが、お店の人に「ニーハオ」と言われ、夫は別の店にする!と移動し、ここに決定。


 カツの乗ったラーメンみたいのが売っていたので、空芯菜などと一緒に注文したら、汁なしのラーメンっぽいものが運ばれてきました。パクチーもガンガン乗っています。自分はパクチーはあまり好きじゃないので、パクチーを外して食べましたが、日本のラーメンとは全然似ていない味付けで、ラーメンだと思って食べるとその違いにやられます。

カツの乗ったラーメンみたいの
 空芯菜の炒め物とトムヤンクン。豚肉のバジル炒めも注文しました。もう辛くて辛くて汗が止まりません。

 夕食を食べ終えたときに妻がいきなり隣の人に話しかけました。「辛いね〜」って。中国人っぽい人達でしたが、中国人かどうかはわかりません。よく話しかけるなと思いましたが、その人たちも妻に応えてくれていました。
 私たちが帰る時、さよなら〜って愛想よく手を振ってくれました。

 夕食後もプラプラ歩いていると、日本語が書いてある食べ物屋さんもけっこう発見しました。

日本語が書いてある食べ物屋さん大鉢まぐろって書いてある

 でっかい象のオブジェの鼻の所に座って記念撮影している人がいて、妻も記念撮影しました。写真は知らないおばちゃんです。

でっかい象のオブジェ

 船でここに向かっている最中から、でかい観覧車があるのを見ていました。見ているとやたらと速く回っています。せっかくだから乗ってみようかという事になりました。

でっかい観覧車

 チケット売り場に到着。いくらくらいするのかなと思ったら300バーツだって。高い!1バーツ4円計算で1200円になります。一瞬「うっ」となったけど、せっかくなので乗ってみることにしました。二人で600バーツ!

チケット売り場

 凄い速く回っているので、あっという間に一周しちゃうだろうなとわかっていました。これに300バーツかぁと思い、ゴンドラに乗り込みました。一瞬で終了しちゃうよなと思いながら。

観覧車が動き始めたところ

 観覧車の中で妻に写真を撮ってもらいました。あとで自分で見てびっくり。オレこんなに黒かったっけ?

日焼けしすぎ!カンニング竹山じゃありません

 観覧車は思った通り、あっという間に一周しちゃいました。ところが、そのまま2週目に突入。早く一周しちゃうので2週目もあるのかと思いましたが、続けて3週目にも突入!

 なるほど、1周100バーツねと思ったら、4週目に入りました。しかも4週目は途中で何回か止まりました。どうやら何回か止まっている最中にお客さんの入れ替えをしているようです。そして何回も止まりながら1周し、自分たちも下の所に来た時に降ろされました。
 回転が速い分だけ4週も楽しめました。これなら300バーツでもまぁいいかなって。高い事は高いけど。回転速度が速いと言っても、グルングルン回って酔ってしまったり、遠心力を感じるほどではありませんでした。

 観覧車から降りて少しして、また船に乗って帰ることにしました。マーケットでは特別買いたいものも見つかりませんでしたが、色んな雑貨や洋服が売っていました。

 ただ、煌びやかなマーケットでテーマパークのようでもありましたが、下水の匂いがする場所が何カ所かありました。こういう匂いは食欲も無くなるし、そういう点では外側だけ取り繕っていてもまだまだだなと思いました。

 帰りも先ほどのジュース屋さんで飲み物を買いました。今度はヤクルト+ライムに挑戦。ヤクルトの味しかしませんでした。

 ホテル最寄りのMRTの駅からは歩いてホテルまで行きました。道沿いにはたくさんの露店が並んでいます。

道沿いのたくさんの露店

 バンコクの中心部ではこんな感じでかなりたくさんの露店が出ています。偽物の時計を売っていたり、食べ物や飲み物を売っていたり、衣類を売っていたり、下着を売っている所もあったかな。こういうのは活気があるようでなんか好きです。でもゴミも多い。こういう汚いところに露店があっても自分はなかなか買う気にならないです。

散乱するゴミ

 ホテルに戻りました。明日は汽車に乗ってアユタヤ観光です。アユタヤと言っても何だかよくわかりません。ipadで検索して少し勉強して明日に備えることにしました。


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