スイティエン公園後半
2018.12.29

 ワニがたくさんいる池にはたくさんのワニがいましたが、大体大人しくしていて特に面白くも何ともないです。コスタリカのジャングルクルーズの方が野生のワニがたくさんいて面白かったです。

 でもここではワニ釣りが出来ます。

ワニ

 ワニ釣りをするには竹の丈夫な竿を借ります。それには太いナイロンの糸が付いていて、その先に肉が付けてあります。
 1本借りるのにいくらだったか忘れたけど、かなり安かった記憶があります。100円以下だったと思います。

 針とかは付いてないので、ワニに餌を食べされて、その時に竿を引っ張って重さを楽しむ感じで、エサを取られたらおしまいです。

こんな感じ

 さっそくやってみました。ワニの口元に餌を持っていくと、それにワニがかぶりつきます。

エサを口元に


かぶりついたところ

 普通の魚釣りみたく竿がビクビクしないんだけど、かなり重いです。力ずくで引っ張ってみました。

ワニが浮き上がってきた

 そうしているうちに餌が外れてワニ釣り終了です。最初つまんないなと思ったんだけど、意外と面白かったのでもう1回やってみました。

 ここのワニはあまりお腹が空いていない感じで、エサを鼻っ柱に持って行っても食べないやつもいます。エサをワニの鼻の所にペタッと置いて一人で笑っていました。

食べない・・・。

 妻もやって、けっこう楽しむことが出来ました。

 ワニ釣りをしたあと、近くの出店みたいところでコーヒーを飲んで休憩することにしました。自分はホワイトコーヒーを頼みました。

作ってくれているところ


メニュー
ホワイトコーヒーは19000ドン(95円)

 近くのベンチみたい所で飲みました。公園の従業員のお姉さんが食事をしていました。

食事をしている従業員の子

コーヒーブレイクをしてまた歩きました。ジェットコースターがあったので、それに乗ってみようと思い、そっちの方に歩いて行きました。歩いているだけでもいろんな面白いものがあります

自分みたい

 ジェットコースターに乗ろうとしたら妻は乗らないと言い出しました。一緒に乗ろうと思っていたのに。

 仕方ないので一人で乗りました。5万ドンだったかな。

 ジェットコースターの座席に座り、体を固定する太いベルトって言うか太い柔らかくて芯が硬いやつを上からおろしました。
 しかし、ジェットコースターがスタートしてもそれが一向にロックされません。どうなってんの?

この画像で説明すると、右の人の肩の後ろから体の前方に向かっている
身体を固定するやつがロックされてない

 おいおい大丈夫か!?と思っているうちにジェットコースターは勢いをつけて下りだしました。恐る恐る、ロックされたかどうか確認したけど、結局最後までロックされることは無く、手で押してみたらグラグラでした。
 だけど、これ以外にお腹か腰のあたりで固定するシートベルトみたいのがあったので自分が吹っ飛んで行く事はありませんでした。
 ジェットコースターは1回転するわけでもなく、遠心力もたいしたことなく、怖い感じはしませんでした。ロックされていなかったのは怖かったので、そういうスリルを味わえました。

ジェットコースターからの眺め


綱渡りっぽく歩いている人が見えた。
ジェットコースターよりそっちの方が怖そう。

 ジェットコースターが終り、妻の所に行って体を固定するやつがロックされてなかったというと、「だから乗りたくなかった」と言いました。

 そしてまたブラブラ歩き出しました。

 幼児用の乗り物みたい場所もありました。

なんかのキャラクターの偽物?


ドラえもんの偽物?

 ハリーポッターが絶対偽物だと思ってから、全部のキャラクターが偽物に見えました。まぁ、それが本物でも偽物でもどうでもいい気分でしたが。

園内を巡るこんな車もあった。
値段がすごく高かった。
1日貸切とかなのかな?


なんかの実


なんだかわからない


鯉?

 この鯉のモニュメントみたいのを通過した時に、ちかくの階段にいた男の人が転んで背中を打ったのか、ひっくり返ってもがいていました。

 自分は転んだところを見なかったので、この男の人はふざけているのかと思いました。
 
 だけどふざけているにしては迫真の演技で、もしかして本当に体を打ってもがいているのかと心配になりました。
 でもどうしていいかわからず、従業員の人を呼びに行こうと思ったんだけど、なんて言えばいいのかもわかりませんでした。
 大丈夫ですかと声を掛けようとも思ったけど、それも何て言っていいかわからず。ちょっとどうしようかなと思っている時に家族なのか仲間なのかわからないけど、多分知り合いの人達が集まってきたので、もう自分に出来ることは無いなと思い、歩き去りました。
 でもこういう時のために、ある程度コミュニケーションを取れる位の英語を身に付けている必要がなるなと感じました。ベトナムの場合、英語がどの位通じるかわからないんだけど。

 気を取り直して歩いていると、ソフトクリームが売ってました。8000ドン(40円)だって!安い!と思ってひとつ買ってみました。

8000ドンのソフトクリーム

 でも、もらったソフトクリームと比べてみて・・・・あれっ?写真のものと出てきたソフトクリーム、ソフトクリームの巻の数!

ちょっとしか巻かれていないソフト(40円だからまぁいっか)

 ここの公園には3Dとか8Dとか12Dと書かれたアトラクションみたいのがいくつかあって、3Dと言えば立体的に画像が見えるやつだけど、12Dって一体何なんだ!?と思って入ってみることにしました。

12Dって!?

 確か5万ドン(250円)でした。けっこう高いなぁ〜と思って中に入ると、映画館みたくなっていて、立体に見えるメガネを渡されました。ちょっとワクワク。

館内の感じ

 眼鏡をかけると、画像が立体的に見えます。ヘビとかが目の前に迫ってきている感じで少し怖かったです。

眼鏡をかけると立体的に見えるけど、
写真を撮ると、ただのブレた映像にしか見えない。


猿が目の前にいるように見える

 なんか、ボブスレーをしながら、そのボブスレーがいろんなところを巡って行くという感じで、単に3Dのやつでした。
 何が12Dなんだろう?椅子が動いたからかな?まぁ良くわかりませんでしたが、映像が立体的に見えたのは楽しかったのです。

 またブラブラ歩きました。ドラゴンの口みたいのがあったので入ってみることにしました。

ドラゴンの口


入り口の所で閻魔様に裁かれている感じの場所があり、そこを通過すると・・・

 またお化け屋敷みたいな感じでした。お化け屋敷と言うよりは地獄なのかな?



ハリーポッターよりは見えたけど、やっぱり暗くてあまり良くわかりませんでした。

 また外に出て歩きました。でっかいモニュメントがたくさんあって迫力もあったけど、それがいったい何なのかはわかりませんでした。

でかいモニュメント


金色の太った人と龍


でっかい手


チケット売り場で寝てる人

 タライに乗って水路を巡るというのがあり、乗ってみることにしました。

タライに乗っている

 原始の地球みたいな感じの場所を巡って行きます。民族が戦争をして、矢で撃たれている人がいたりしたけど、また暗くてそれほど良くわからなかったし、何のテーマなのかもわかりませんでした。

火山が噴火してるの?


よくわからない


矢で撃たれた人?

 良くわからなかったけど、タライに乗ってユラユラ揺れながら楽しかったです。

 そしてまた歩いていると、なんか劇みたいのをやっていました。

王様みたいのの前で戦っている?


空中戦


やられた!

 ただ、当然何をやっているのかさっぱりわかりません。セリフみたいののあるんだけど、当然何言ってるかさっぱりわからないし。でも地元の人は大勢集まって楽しそうに見ていました。

劇を見ている人達

 そして今度はプールに入ってみることにしました。ちゃんと水着も持って来ていました。

 着替えるところがとても着替えにくくて嫌になったけど、このためにわざわざ日本から水着も持って来ていたので。

 だけど、プールで遊んでいる人の大半は子供でした。オッサンが遊ぶ場所じゃなかったかも。
 ただ、ここにはこの公園のシンボル的なモニュメントもあります。でっかい顔です。

でっかい顔


金色のでっかい顔

 ウォータースライダーみたいのもあり、ウツボみたいのの口から飛び出てきます。

この口から飛び出てくる

 自分たちもやってみようと思い、上の画像にある大きな浮き輪みたいのを持って上に上がりました。

プール一望

 妻が前に乗り、自分が後ろに乗りウォータースライダーをやりましたが、途中クネクネ曲がった所があり、妻が思いっきりお尻をぶつけていました。
 かなりダメージをくらったみたいで、その後しばらく(数日)痛がっていました。



 やっぱり、大人が過ごす場所じゃないと思ったので、早々にプールからは撤退しました。そして帰ることにしました。

 雨が降り出していました。


 出口の所でタクシーに乗り、ホーチミン市街のほうへ行ってもらいました。雨が強くなりスコールみたいのになっていました。

土砂降り


原付の人達もカッパ


洪水みたくなっていた

 タクシーで行ったのは、バインミーが美味しいと言われる店。運転手の人に店の写真とか住所を言ったんだけど、ちょっと違う場所に降ろされました。降ろされた場所と行きたい場所がちょっと違うなぁ〜と思ったんだけど、数十メートル離れた場所に行きたい店がありました。

 ここは食べる場所は無いんだけど、たくさんの人が買いに来るバインミー屋さんだと妻が言っていました。

来たかったバインミー屋さん

 噂どおり混んでました。雨も降っていたのでちょっと大変でした。でもみんなちゃんと並んでいました。

混んでる


作ってる


作ってる

パンを作ってるのかあたためているのか

 並んだけど作る人が手際よく作ってくれたのでそんなに時間はかかりませんでした。だけど、食べる場所が無かったので、道端で食べました。

 大人気の店だったけど、この前朝食で食べたニューランのバインミーも遜色なく、とても美味しいバインミーだったけど、それほど違いが判りませんでした。もっとたくさん食べないと違いがわからないかも。

バインミー

 お昼ご飯と夜ご飯の中間的な感じでバインミーを食べたんだけど、まだ物足りないので、次に鶏のスープが美味しいフォーみたいのを食べに行きました。

この店。鶏がたくさん吊るされている


鶏の出汁


これ頼んだ

 もう味がどうだったか忘れちゃいました。忘れる位だから、そこまで美味しくもなかったのかも。

 この店で、美味しそうなお肉があったので頼んでみました。自分は肉だけを頼んだつもりだったけど、これはつけ麺でした。今朝食べたのと同じ、ブンと呼ばれるつけ麺だったみたい。

これを頼んだつもりが・・・


つけ麺だった!

 ブンというのは麺が丸いやつの呼び名だと、帰国後テレビでやっていて知りました。

 カジノの事をもう少し調べたら、スロットは2セントから出来るのがあるとわかったので、シェラトンホテルのカジノに一人で歩いて行きました。妻から10ドルと20ドルと100ドル札を何枚かもらって行きました。

 以前ホーチミンに来た時に泊まったシェラトンホテルのカジノで、来るのは2回目です。
 機械にお札を入れるとスロットをやることができます。

 日本のパチンコ屋さんにあるスロットとは全然違います。確かに最低の賭け率で1ベット2セントなんだけど、60ベットして1回スロットを回すらしく、結果1回回すのに1.2ドルかかります。

 日本円にすると130円位です。2セントで1ベットなので、10ドル入れると500クレジットになります。

 10ドル入れて500クレジットになり、1回回すのに60クレジット使います。

 最初の1回目で200クレジット位当たって、「わお!」と思ったんだけど、良く考えたら4ドル位のもんで大したことありません。

 どんどんやっていくと、あっという間にクレジットが0になります。そりゃそうです。だって10ドルで10回も回せないんだから。

 どんどんドルのお札が飲み込まれていきます。だけど、ドルのお札になじみがないから、もったいない感じがあまりしませんでした。これが1000円札とかなら勿体ないと思うのかもしれないけど、ドルのお金っておもちゃにしか思えませんでした。
 そのうち、2000クレジットの大当たりが出て、これは凄いと思ったけど、それもどんどん飲み込まれて、気づいたら手元のお札がだいぶなくなっていました。

 ちょっと待てよと思い、いくら位使ったのか冷静になって計算してみたら、日本円で2万円位使っていたことに気づき、びっくりして逃げるようにカジノからホテルに歩いて帰りました。

 でも、スロット以外のカジノ、例えばブラックジャックとかは最低のベットが20ドルだそうです。1ゲームするのに2000円以上!
 やはりこの位屁でもないという金銭感覚を持たないとカジノはダメかもしれません。

 一攫千金を狙い、大当たりしてルイビトンで妻に何か買って帰ろうと思ったけど作戦失敗でした。
 

ルイビトンで妻にお土産を買えなかった・・・。

 ベトナムにはいくらか乞食の人たちがいて、道路でお金を恵んでもらうため、通行人に手を差し出しています。それこそルイビトンとかのハイブランドの店のすぐ脇なんかにもそういう人達がいます。
 乞食になってお金を恵んでもらおうとしている理由はわかりません。働けない理由があるのかもしれませんし、単に働きたくなくて乞食になっている人もいるかもしれません。
 以前調べた時には職業乞食というのがいて、ちゃんと家とかもあるんだけど、時間になったらボロい服に着替え、タクシーに乗って乞食をする場所に行き、時間になったらタクシーで自宅に帰るとか、マフィアに上納金を納めて乞食をしているとか。
 恵んであげたお金がマフィアに流れ、それを使って覚せい剤の取引が行われたり、銃を購入するお金に使われて殺人が起きたりという事もあるかもしれないから、自分は一度もお金をあげたことはありませんが、中には本当に困って乞食をしている人もいるかもしれません。
 カジノで一瞬で2万円を負ける位なら、本当に困っている人に寄付した方が良かったなとか、カジノで賭けをして遊べる自分はどれだけ恵まれた存在なんだろうとか、そういう事を考えながらホテルに帰り、2万円負けたと言うと、妻にあきれられました。

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