ベトナムからカンボジアへ
2018.12.30

 空港に着きました。カンボジアへは1時間半か2時間くらいで到着です。今回ホーチミンからカンボジア(シェリムアップ)までの往復だけはマイルで取れなかったらしく、自腹です。もちろんエコノミー。

チケット


バスで飛行機へ向かう


バスの中


飛行機


出迎え


そんなに狭くないよ


座席の感じ


羽の真上だった


一旦さようならホーチミン


コーラ
だったような

 飛行機が飛び立つところまでは覚えてるんです。しかしその後爆睡モードに入ってしまい、気づいたらもうだいぶ高度も落ちていて着陸体制に入っていました。1時間半か2時間くらいの移動だからすぐに到着です。函館から東京みたいなもんです。

カンボジア


もうちょっと都会かなと思ってたんだけど

 到着しました。

到着


シェリムアップの空港


乗ってきた飛行機


空港

 カンボジアへの入国はビザが必要です。ビザを取得するのはそれほど難しくなく、入国審査の前にビザ取得のカウンターがあって、そこで申請します。事前にビザ取得用の写真を撮影して持って行ってあり、それを提出し、あと申請料も払います。パスポートも提出します。
 係りの人に、「何日滞在するのか?」と聞かれました。質問されたのはそれだけです。

 ところが、ここからが長かったです。
 入国審査に時間がかかりました。自分たちの前に20人か30人位並んでいたんだけど、一人を処理するのに2分位かかってるんです。
 なので、20人なら40分かかるってこと。目の前にたった20人位しかいないのに40分待つのは長かったです。何でこんなに長いのよ!と文句を言いながら待ってました。
 「入国前だが、もう2度と来ない、こんなところ!」とプンプンしてました。

 更に追い打ちをかけるように、後から来た中国人一行は、いつの間にか入国審査をスルーして、審査のゲートの向こう側を涼しそうな顔をして歩いてるんです。

 何でよ!

 とまた文句タラタラの自分。

 どうやらこれは賄賂だなと思いました。

 あと、どこの国もそうだけど、何でそんなに無愛想なんでしょう?入国審査の人は。やっぱり犯罪者を入国させないようにピリピリしているのかわからないけど、ほとんどの人は善良な観光客で、国にお金も落としていくわけだし、その国で最初に出会う人が入国審査の人なので、もう少し「ようこそ」感があってもいいんじゃないの?と思いました。

 なんとか、入国審査を終え、外に出たらもう真っ暗でした。

空港から出た所。真っ暗。

 ここからホテルまでは送迎を頼んでいました。ワゴンが迎えに来てくれていました。

ワゴンに乗ってホテルへ

 初めての国カンボジア。思っていたのは物価が安そうというのと、まだまだ発展途上という事、猫ヒロシがいる国と言うこと。
 興味津々で車の外を眺めましたが、店か何かの電飾がキラキラしているのが印象的でした。

 けっこう道路が混んでいました。

ホテルに向かう車窓

 ホテルは田舎っぽい感じの所にありましたし、そんなに立派な感じにも見えなかったのですが、なかなか素晴らしいホテルでした。

 到着すると、ウェルカムドリンクとウェルカムフルーツでおもてなししてくれました。

 チェックインで色々英語で説明を受けましたが、ほとんど何言ってるかわかりませんでした。

ウェルカムドリンクとフルーツ


ワイファイのバスワード

 あと、滞在中1回60分のマッサージが無料だとか、ディナーが無料だとか、色々サービスがあったんだけど、マッサージは自分たちがやってもらいたい時間に予約が取れなかった事と、ディナーも別に食べなくていいねということになり、そういうサービスは受けませんでした。

 明日のアンコールワットツアーを予約した会社の日本人の人が打ち合わせに来てくれて、ホテルの人に色々聞いてもらえて助かりました。

ロビーみたい所の置物

 お部屋もとっても綺麗でびっくりしました。

部屋


部屋


ベッド


花を飾ってくれている


廊下にいたヤモリ

 夕食は妻がガイドブックで見つけていた美味しそうなお肉屋さんみたい所に行こうという事になり、トゥクトゥクに乗って行くことにしました。カンボジアでの移動はトゥクトゥクがいいらしく、値段は交渉制だそうです。ガイドブックには大体1ドルか2ドル位と書かれていました。基本カンボジアはドルで清算です。カンボジアの通貨はリエルと言いますが、これは細かいお釣りなどをもらう時にドルでなくてリエルでお釣りが来るってガイドブックに書いてありました。

 トゥクトゥクの運転手の人に地図を見せて、「ここに行きたい」と言うと、しばらく場所を理解してもらうのに時間がかかりましたが、OKという事になり、値段を聞いたら3ドルと言われました。ガイドブックよりちょっと高いなと思ったけど、まぁ3ドルだし、日本のタクシーに比べたら激安なので、3ドルで行ってもらうことにしました。

 ただし、後で何かのインターネットで見たのですが、日本人の1ドルの感覚はこちらの人にとっては17ドルだそうです。これはいつの話なのか分からないんですが、そうなると日本人の300円ちょっとの値段はこちらの人にとっては5000円位ということになります。
 10年とか20年前の記事を読んだのかなぁ〜・・・。

トゥクトゥクで移動

 移動の途中、ナイトマーケットみたいのがあって、かなり賑わっていて、ワクワクしてきました。帰りに寄ってみようかとか話ながら目的地へ向かいました。

なんか賑わってる!


ドリアン!


こんな屋台がいっぱいだった

 ナイトマーケットの賑わっている場所から少し離れた場所が、目的地でした。ナイトマーケットに比べて薄暗い感じで少し怖かったですが、目的のお店は大繁盛していて、並んでいました。もう入国審査でさんざん並んだので並ぶのが嫌になって、ここの店は諦めて、そこら辺の適当な店に入ってみることにしました。

目的の店、激混み

 そこで、トゥクトゥクで来た道を戻るような感じで歩いていると、店先で肉を焼いていて美味しそうな店があったので、もう入ってみることにしました。

肉を焼いている店

何書いているかよくわからないけど


うまそう!

 とりあえず席に座り、メニューを見ました。

メニュー


1ドルが4000リエルなんだね


大体15000リエルか20000リエル位なので、20000リエルでも550円程度。
ステーキとチャーハン、ビールとコーラを頼んでみた。


ステーキ


チャーハン

 ステーキは黒コショウのステーキ。痩せた牛の肉って感じがしたけど、美味しかったですし、チャーハンも確か美味しかったはず。でも一番びっくりしたのは下の画像・・。

謎の調味料

 この小皿の調味料は何かの粉に、ライムのしぼり汁が入っています。店の人に聞いたら、これをステーキに付けて食べると言うので、言われた通りにやってみたらこれが激ウマ!!

 何の調味料かわからないんだけど、どうもコショウは入っている感じ。魔法の調味料と呼びました。

 コーラは普通だったけど、ビールはなまぬるかったそうです。

食事をしている人達

 満足でした。

 大体、帰り道も分かりました。少し遠いけどゆっくり歩いて帰ったら歩けないほどでもないなと思い、先ほどのナイトマーケットを見学していくことにしました。

 賑わっていて、いろんなお店が軒を連ねていました。

 マッサージ屋さんもけっこうあったのですが、値段が激安でびっくりしました。
 大体1時間6ドルとか。最初目を疑いました。中には60分3ドルとかもあったような。
 1ドル110円として、1時間330円!?信じられません。

 日本なら10分1000円とかで、1時間6000円?とすると20分の1です。
 
 ベトナムのマッサージも安いと思ったけど、更にそれより数分の1の値段です。タダみたいなもんです。60分3ドルなら店の取り分とマッサージ師の人の取り分で2分の1にしたとしても、マッサージ師1時間1.5ドルです。時給200円にもなりません。

ナイトマーケット

 いろんな小物とかたくさん売ってたけど、Tシャツも売ってました。今回の旅では行く先々でTシャツを買おうと言っていたので、少し見ていましたが、店の女の子が、「Tシャツ1枚1ドル」と言ってきて、思わず足を止めてしまいました。

 Tシャツ1枚1ドル!?

 激安です。

 これは安いと思って、買ってもいいかなと思ったら、さすがに粗悪品と言うか、ペラペラで首の回りもちゃんと加工されていないようなものでした。それでも1枚購入してみました。

 もっと質のいいものもあると言われ、それは何ドルか聞くと4ドルと。4ドルなら安いと思ったけど、もしかして吹っかけて来てるのかなと思いました。それでも1枚買いました。

 その他に買いたいものも見つからず、とりあえず今日は下見程度の感じでいたので、今度はいろんな屋台が出ている道路沿いを歩いてみました。

 何か肉を焼いたやつとか、デザート系、果物みたいの、いろんなものがあって、全部試してみたかったけど、ロールアイスみたいのがあって、それを買ってみました。

 なんかのテレビで、オシャレなアイス的な感じで紹介されていたのを見たことがあったので。きっと日本で買ったら500円とか700円とかするんだろうなと思いながら値段を見たら、いくらだったか忘れたけど、120円とか130円程度だったような気がします。

 ストロベリーを注文してみました。

アイスの屋台


アイスの屋台


冷たい鉄板にアイスの元になるものを乗せてヘラでこねるとアイスになってくる


最後は伸ばしてヘラでクルクルとそぎ取る


完成

 そこまで甘さが強くなく、あっさりしていて食べやすいアイスでした。ストロベリーの味もしっかりしていて美味しかったです。

こういう感じの所で食べた

 アイスを食べ終わって、ホテルまで歩いて帰りましたが、ずっと店が立ち並んでいて賑やかでした。年末だからなのか、元からそういう感じなのかわかりません。賑やかだったけど、治安は悪くなさそうで安心しました。

 ホテル近くのスーパーに入って、ビールがどの位するのか調査してみました。
 安いのでは350mlひと缶0.5ドルで、高かったのはサッポロビールの1.25ドル。ただし、日本で缶ビールがどのくらいするのかわからないので、安いんだか高いんだかよくわかりませんでした。

安いビール


高いビール


スーパー


ホテルに向かって歩いているところ

 ホテルに着いたら、シャワーを浴びて寝ました。

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